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17話 モノの値段は誰が決めるのか?~お客さまを選び価値を伝える
新しいお散歩バッグの価格を考えていたら、昔見た何かの記述で、
「今の時代は物の値段をお客さまが決める」
というフレーズを思い出しました。
たしか、メルカリの販売に関する記述だったと思うのですが、今は買い手が値段を決める時代だ。と書かれていました。
価格交渉をして、お客さまが購入すると決めた金額こそがモノの価値という話。
これについてもう一度読み返したくてネットで検索したら、「マグロちゃん」ことコウフ・フィールド株式会社の社長「加治木英隆」さんのブログ『人生とは情熱と挑戦なり!』のある日の記事にたどり着きました。
以下、ブログ記事の抜粋ですが、全文読みたい方は、最後の方にブログ記事のリンクを貼っておきますので、ぜひご覧下さい。
【人生とは情熱と挑戦なり】
原価積み上げ主義なんて、所詮は売り手の論理でしかありません。
しかも、大して変わらない機能で同じような値段であれば、特別な事情でもない限り、そもそも市場で受け入れられることはありません。
同じような機能で廉価な商品、或いは同じような値段でも大幅に機能アップされた商品でなければ無理なんです。
値段を決めるのは市場であり、お客様なんです。
まだ世の中に出回っていない商品であれば、もちろん我々が値段を提案するんですが、それでも最終的にはお客様が決めるんです。
だって『お金を払うのはお客様なんですから。』
そこで決められる値段とは、その商品に対する
「お客様一人ひとりによって異なる価値』なんです。
だからこそ、大切な視点は2つです。
お客様を選ぶこと。
価値を伝えること。
これはマーケティングの本質ですよね。
一皿2,000円の極上カレーに価値を感じる人もいれば、一皿500円のランチカレーに価値を感じる人がいる。
だから、一皿2,000円の極上カレーを提供するのであれば
一皿2,000円の極上カレーに価値を感じる人を選ぶこと。
そして、一皿2,000円の極上カレーの存在を伝えること。
(2016/04/27公開記事の抜粋)
う~ん。なるほどです。
私が作っているお散歩バッグは、実際、付録で付いてくる無料のバッグでも最低限の用は足します。
そのバッグでも十分という人もいれば、何か物足りないくて、いろんなバッグを探している人もいます。
その、物足りなさを感じている人の中から私の作るお散歩バッグに「価値」を感じる人を選ぶこと。
そしてその人に、私の作るお散歩バッグの「価値」を伝えることが大事だということを学びました。
私のインスタグラム(geeeeeeeeeei_dog)のフォロワーさんならご存じと思いますが、私はオシャレ好きです。
還暦じいさんの年相応のオシャレではないかもしれませんが、若作りにならないように、サイズ感や色には気を使っています。
今では娘チワワのむぎちゃとリンクコーデを楽しみながら、「犬を連れた洒落たじいさん」が、私のライフワークになっています。
また、私が作っているハーネスは、どこのブランドよりもワンちゃんと飼い主さんのオシャレを邪魔しない、そして、使いやすいモノと自負しています。
こんな私が、むぎちゃとお散歩に持っていきたくなるバッグ
これこそ私の作るバッグの「価値」であり、一皿2,000円の極上カレーなんです。
その価値を私と共有したい人にぜひ使ってほしい。
販売価格で悩んでいましたが、その前にもう一度、作ろうとしているバッグが自分の「価値」に届いているのか確かめなくてはと思いました。
よもや、価格に合わせて『価値』を下げようとしてないか‼︎
販売時期が多少遅れても、『極上の価値』に見合うバッグができたとき、堂々と、その品物に見合う価格をつけよう。
そして、自信をもってその価値を私が伝えよう。
伝わらなければ、また作り直せばいいし。
モノづくりって、この繰り返しかもしれないです。
お散歩バッグ開発日記はこれからもまだ続きますが、モニタリングの話が飛んじゃいましたね。
次回はその話を語ります。
では、また明日‼︎
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