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23話 形から入る~技術の向上は「腕を磨くか、金を出すか」

レザークラフトの道具については、また後日語りたいのいですが、今日はその前振りとして、ある方から教えられた言葉を紹介しておきます。

技術は「腕を磨くか、金を出すか」他に手段はないよ。


つまり、技術が足りないのであれば、それを補ってくれる工具や人に金をかけろ。という意味です。

これを聞いて、たしかにそうだ。と思うのですが、いかんせん、その足りない技術を補う工具の値段が高い。

いつの日か、麦印犬品の工房を持つような時がくれば、ミシン、革漉き機、箔押し機を揃えて、死ぬまでそこで、むぎちゃと一緒に犬用品を作り続けたいものです。

レザークラフト(?)も、もう一年以上やってきてますが、始める前に買った道具がこちら

初心者セット

メルカリで買った初心者セットで、総額3万円を半額の1万5千円で購入しましたが、この中で今でも使っている道具は半分もありません。

一番目の理由は、全部使う必要がない。


私の場合、レザークラフトとはいうものの、バッグや財布を作るわけでもなく、どちらかといえばベルトを作っているようなものだから、一般的に使われるレザークラフトの工具はほとんど要らないのかもしれません。

二番目の理由は、使いにくい

一年以上やってみてわかったのですが、同じ用途でも工具は何種類もあります。

どれを使っても同じ効果が得られるはずですが、使いやすいもの、仕上がりがいいもの、反対に自分には合わず使いにくいもの。

ただ、これだけは言えるのですが、ある水準(価格のこと)以上の道具を使うと、作業性も格段に上がり、結果して格段にいいモノができます。これはやってる本人が言うから間違いありません。

これまでやってきた趣味すべてに言えるのですが、初心者だから初心者用を使うのは間違っていると思います。

下手、不慣れだからこそ、より使いやすい高性能のものを使わないと、技術をカバーできないと思うのです。

「形から入る」

この意味は 「技術や内容よりも先に格好や道具を揃えたり、行動することから始めること」と言われ、昔から「形から入る」とか「道具から入る」のはあまり良い意味で使われない印象があります。

だからといって、はじめからプロ仕様を買う必要もないと思いますが、上中下のクラスがあるなら、初心者はぜひ中間を購入すべきです。

明らかに初心者用よりも使いやすいので、初めに書いたとおり、腕がないうちは道具に頼った方がマシです。

ですから何か始めるときは初心者用ではなく、少し高くつきますが、中級者用を必要なものから少しずつ揃えていきましょう。

わかっちゃいるんだけど、この趣味を続けられるかわからないし。。。と言う方へ

大丈夫!今はそれを売ってお金に換える場がありますから。笑

続きはまた後日!

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