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12話 できあがったことに満足するな!~目的を達成したか確認する事が大事
レザー教室を体験して、首輪なら作れそうな気がしたので、まずはレザークラフトの道具セットを買いました。
もちろん、何が必要なのかもわからないので、メルカリで初心者セットを探して15,500円。
新品で揃えると30,000円超えだということですから、もう後には引けません。
いくつかの道具の使い方はレザー教室で習いましたが、ほとんどは名前も用途もわからないものばかり。
YouTubeを観ながら独学で学び、材料は全て100均で手に入れたもので、初めて首輪を作りました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94806798/picture_pc_2096af9c077b87a98e71da75ae6daf0f.jpg?width=800)
今も大切に保管していますが、限られた材料で作ったので、サイズはウサギ用ぐらいです。
次に、今の麦印犬品の原点となる『丸革』の首輪を作りました。
これもYouTubeからの見よう見まねでしたから、まぁ、何回作り直したことかわかりません。
ようやく形になったので、とりあえずこれを持って鹿児島にある有名なレザークラフトショップの門を叩きました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94807858/picture_pc_4609ab9a788acb060a089d53e0fe7556.jpg?width=800)
この丸革首輪は、被毛へのストレスを軽減することを目的に、首に当たる部分を丸く仕上げているのが特徴です。
その目的を自慢げに伝えたら、首輪はDカンにリードを掛けて引くので、Dカンの真裏を丸革にしないと、引っ張った時にストレス軽減の目的を達成できないよ。と言われました。
なるほど!たしかに上の写真を見てわかるように、フックを掛けるDカンの真裏に丸革の中心がきていません。
これでは手間をかけて丸く仕上げたものが、ただの飾りになっています。
下の写真は、今むぎちゃが使っている首輪ですが、こちらはDカンの裏側が丸革の中心付近にくるように作っています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95103147/picture_pc_9c2eaf6657c8bf473877e0811f0b83a2.jpg?width=800)
こういう所に気づくようなモノづくりをしていかないと、とても人様に使ってもらうことなどできません。
まして、犬を飼っている私が気づくべきところを、レザークラフトの職人さんはひと目見て気づくのですから感服します。
ところがどっこい!
この時はまだ、使える首輪も作れていないのに、なんとなく形になったことで調子に乗った私は、性懲りも無くハーネス作りを始めましたのです。
お調子者って怖いですね。
続きはまた明日‼︎
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