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12話 できあがったことに満足するな!~目的を達成したか確認する事が大事

レザー教室を体験して、首輪なら作れそうな気がしたので、まずはレザークラフトの道具セットを買いました。

もちろん、何が必要なのかもわからないので、メルカリで初心者セットを探して15,500円。

新品で揃えると30,000円超えだということですから、もう後には引けません。

いくつかの道具の使い方はレザー教室で習いましたが、ほとんどは名前も用途もわからないものばかり。

YouTubeを観ながら独学で学び、材料は全て100均で手に入れたもので、初めて首輪を作りました。

オール100均材料の処女作

今も大切に保管していますが、限られた材料で作ったので、サイズはウサギ用ぐらいです。

次に、今の麦印犬品の原点となる『丸革』の首輪を作りました。
これもYouTubeからの見よう見まねでしたから、まぁ、何回作り直したことかわかりません。

ようやく形になったので、とりあえずこれを持って鹿児島にある有名なレザークラフトショップの門を叩きました。

丸革首輪の処女作

この丸革首輪は、被毛へのストレスを軽減することを目的に、首に当たる部分を丸く仕上げているのが特徴です。

その目的を自慢げに伝えたら、首輪はDカンにリードを掛けて引くので、Dカンの真裏を丸革にしないと、引っ張った時にストレス軽減の目的を達成できないよ。と言われました。

なるほど!たしかに上の写真を見てわかるように、フックを掛けるDカンの真裏に丸革の中心がきていません。

これでは手間をかけて丸く仕上げたものが、ただの飾りになっています。

下の写真は、今むぎちゃが使っている首輪ですが、こちらはDカンの裏側が丸革の中心付近にくるように作っています。

使用中の丸革首輪

こういう所に気づくようなモノづくりをしていかないと、とても人様に使ってもらうことなどできません。

まして、犬を飼っている私が気づくべきところを、レザークラフトの職人さんはひと目見て気づくのですから感服します。

ところがどっこい!

この時はまだ、使える首輪も作れていないのに、なんとなく形になったことで調子に乗った私は、性懲りも無くハーネス作りを始めましたのです。

お調子者って怖いですね。

続きはまた明日‼︎

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