【2024】シルクロードＳ　根岸Ｓ【予想】

相変わらず重賞予想で苦戦中。展開もさながら荒れない結果にどうも相性が悪い。先週の日曜第１Ｒなんて東西ともに不良馬場、特に京都は稀に見る程の馬場の悪さ。にもかかわらず小倉を含めた開催３場ともいきなり上位人気決着で納まり『なんだこれは？』と違和感を抱いたくらいだ。３場開催全３６Ｒで勝負レースがあれば厚めに張ることもあるが一応は全レースを対象に馬券勝負しているのだ。回収率注視で今週の２重賞の買い目を捻り出していく。荒れた時こそ『とれた！』と叫びたいものよ。

シルクロードステークスの本命はルガル、ここはトップハンデ５７．５ｋｇを見込まれてしまったが、このレースで軽ハンデが快走したという感覚はあまりない。よってハンデ上等、唯一半端な斤量ということで本命を打てる。前走は出遅れが全ての２着惜敗。古馬相手に１番人気でよく盛り返したと思える。２走前の１４００ｍではラストに止まってしまった。結果的に１２００ｍが適性距離であり鞍上の西村がスタートで同じミスをしなければ確勝級。以下、買い目の３頭。まずはオタルエバー、しょっちゅう騎手が乗り替わっているので松山のテン乗りも気にすることないだろう。特筆すべきは斤量５８を背負った２走前の条件戦、重馬場を内から外に動いて馬群を割って差し切った末脚である。見るからに前に壁を作ってさえいれば最後は勝負になる馬である。今回の８枠をプラスに活かし、道中は中段に上手く潜り込めば勝機アリか。次にサンライズロナウド、安田隆厩舎の２頭どちらにも乗れたのにこちらをチョイスした横山典に賭けたい。このところ引退調教師を絡めた御祝儀レースが目に付いた。安田隆厩舎もラストが近い。付け加えてヤネ横山典が先週重賞を勝つなど珍しく本気モード。前走１４００ｍからのこのレースでの勝ちは厳しい条件だとは思うが５８ｋｇを背負って上り最速は見事。ここは２着食い込みを狙う。最後にバースクライ、これはもう小倉、阪神、中山と１２００ｍ３連勝の勢いを買う。京都の平坦な馬場ならなんなくクリア可能と見るね。これだけ１２００ｍで安定しているなら逆に押さえないわけにいかないだろう。４歳牝馬として軽視されればかなり面白い馬。以上、４頭の馬連ＢＯＸ買いで。

根岸ステークスの本命はタガノビューティー、とにかく東京で強いし距離適性もある。ラストで外に出せばよく伸びる馬、この枠なら外目を走り最後にポジションが取れること必至。マイナス面が見当たらず必然的に本命視。以下、買い目の３頭。まずはアームズレイン、この馬は逃げちゃダメで控えて差す競馬なら強い。今回大外枠を引いたが末脚を活かす競馬なら、なんなく取れる番手から押し切ることも可能と見る。距離延長の対応がカギとなるが左回りでよく勝っているのでここでも勝負になると見解。次にシャマル、川須が中間から付きっ切りで調教に乗っている。その川須は今週は関西の重賞でも乗れる馬があったのにわざわざこちらを選んできたのは注視したい。前走除外と２走前の競争中止からのレース間の見極めが難しいが鉄砲は利く馬なので押さえる目としては悪くない。人気を落とすようなら面白い。最後にアルファマム、間違いなく１４００ｍなら勝負できる馬。同条件の前走東京１４００ｍで上り最速を叩き出して快勝した内容は上出来。その時より斤量減で乗れるここは期待値大だ。牝馬で買えるのはこちらだろう。直線ラスト２００ｍは刮目。以上、４頭の馬連ＢＯＸ買いで勝負。