【2024】サウジアラビアRC 京都大賞典 毎日王冠 凱旋門賞【的中】馬連2,290円
先週のGⅠでは完全に失敗予想となり赤面した。タラ・レバは禁句なのであえて内容を振り返りはしないがああゆう競馬をピシャリと買い目を絞って取りたいもの。事は競馬というギャンブルなので「買う」競馬はもちろんのこと「観る」競馬や、ゲーム等も含めて「遊ぶ」競馬が今の主流であろう。玄人になれば「語る」競馬も出てくるし、競馬女子なんかには多い何やらロマンを求める「夢見る」競馬も存在する。そんな中で「読む」競馬を重賞予想として配信しているのでやはり根拠があり尚且つ読んで頂けるような予想を心掛けようと、負けて兜の緒を締めたところである。今週は3重賞と海外で凱旋門賞がある。GⅡながらも注目される2つのレースを含む3つの国内レース予想と毎年恒例の凱旋門賞も見解を示す。注目の凱旋門賞の勝ち馬予想はアノ馬となった。
土曜のサウジアラビアロイヤルカップ、本命はフードマン、新馬戦でのラストは驚愕の粘り。直線で抜け出したところを差されたと思ったら差されずねばってねばってさらに着差を広げたからね、これは文句なく強く、距離1600mに延長するのもプラスに働く。たった7頭の勝負なら前走の再現は楽に可能か。対抗にマイネルチケット、こちらも前走でのラストが凄かった。内に閉じ込められもうダメかというところで外に進路を取り、追ってズブさを見せつつ最後の100mだけでギアがいきなり2つ3つ上げて差した脚は本物。マイルで勝つ脚を持っているのが分かっただけでも押さえる価値アリ。3番手評価にアルレッキーノ、馬の持つスピードがちょっと他馬より上。一定の評価はするものの東京での新馬戦で負けているのが良くない。持ちタイムと上りの速さが優秀なので一応の押さえ目。本命から2点流しで十分だがタテ目が来ると悔しいので以上、3頭の馬連BOX買いにしておく。
農林水産省典京都大賞典、誰がどう見てもグランプリ馬ブローザホーンが1頭だけ抜けた存在。週末の天候が崩れるなら尚更そう思えるだろう。少頭数でオッズが偏りそうなここはあえて外していく。実力馬を出し抜くパターンが当てはまるような馬をチョイスした結果、本命はスマートファントム、前走が天皇賞・春からの休み明けとなるが、少なくとも京都の長距離で斤量57kgで重馬場ともなれば買いの一点。折り合った時の末脚は間違いない馬。自信を持ってGⅠ春天では買い目としていたが4着止まりだった。14番人気でよくぞと思ったもの。その前走通り、インベタからラストは内を抜けてくればこのメンバーでも勝ち負け必至。弟藤岡康太の夢の続きを兄祐介がここで見せてほしいぞ。対抗にプラダリア、この馬はある程度距離がないとダメ。今年は適性より短い距離しか走ってないし、GⅠでは上手くいかないことばかりだがGⅡでは滅法強い。先行押切で本来の強さを発揮できればここも上位に来るだろう。酷い道悪にならなければ十分勝負になる。3番手評価にケイアイサンデラ、内枠に入ったら面白いなと思っていたら2番枠を引いた。これはちょっと無視できないか。当然逃げるしかない脚質なので外にいるバビットが競ってこなければかなり楽に自分のペースで行ける。展開だけが頼りの一戦となるがこういう時こそ買っておくのが馬券の妙味。スタートに注目して祈るのみ。たった11頭の出走でアレコレと買い目を増やしたくないので以上、3頭の馬連BOX買い。
毎日王冠、近年はやたら3歳馬が勝つ事が多くなった同レース。人気上位馬が順当に来る傾向もあるが普通に買っていては単なる競馬ファンになってしまう。ここはあえて古馬から妙味のある馬をチョイス。いやいや今回も古馬組はなかなかイイ馬が出てきているし、スキマ狙い、穴狙い上等で勝負に徹する。そこで本命はホウオウビスケッツ、この馬は鞍上に岩田康ありきなので今回もいつも通り買い目とするしかない。逃げてもいいし先行して番手から抜け出してもいいという競馬上手。インを付ければ必勝パターンなので内枠を引いた今回はカタイ。開幕週の府中のAコースは完全にグリーンベルト状態。ここは強い競馬を見せてくれるだろう。以下、買い目の3頭。まずはヤマニンサルバム、左回り専用で2000mがベストだが前走を見る限り200mの距離短縮は影響なさそうでもある。逃げるより差したほうが末脚が利くと前回評価したもののアッサリ逃げ切ってみせたのは案外でもあり強くもあった。ハナに拘らず自在性アリと見るべきか、今回最内枠からなのでどちらでもOKだろう。唯一の懸念は不良馬場での弱さ。そこまで馬場が悪くならないだろうし前述のメリットから差し引いてもお釣りがくる算段。新潟大賞典からはなかなか良績に繋りにくいが斤量58kgを背負って重賞勝ちしている点は素直に評価していい。次にニシノスーベニア、前走では同コースを先行して押し切る競馬で重賞2着。直線では比較的楽に進路が確保できたのもあるが後ろからの馬を抜かせなかっただけの根性は天晴れ。それでいてレース後のコメントに外枠はダメだが1800mは問題ないときた。17番枠から2着していたわけで、今回は赤帽3番を引いている。絶好の先行策がハマると思う。ここは押さえ目。最後にエルトンバローズ、GⅠの壁を超えれず前走はGⅢを1番人気で出走するも斤量59kgに泣かされ3着。タイトなローテーが影響したとも考えられ、レース間が空いた今回は見直していい。大外枠に入ってしまったが元々仕掛けが早いとダメでどんなペースになってもタメが必要な馬だしこの馬に関しては枠順は気にしなくていいだろう。先週は涙のGⅠ初優勝となった西村がひと皮むけた雄姿でお手馬に乗る。昨年の勝ち馬を侮ることなかれ。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。
いよいよ凱旋門賞、海外競馬フリークの小生としては予想が楽しい。かつてNHKの『世界の競馬』をせっせと録画し、令和の現在でもVHSのビデオテープが部屋に並ぶ。イギリスやアイルランド、フランス、イタリア、もちろんアメリカや香港の競馬も多々観戦したし、インターネットがまだ無い時代に海外競馬にどっぷりハマっていたのは個人的財産でもあるな。さて今年の同レース、地元フランスのコース経験馬は殆ど重馬場しか走ってきていないという道悪巧者揃い。狙い目は斤量有利の3歳牝馬。本命視するのはアヴァンチュール、クラシックディスタンスを得意としており前走ヴェルメイユ賞は直線で勝ち馬と併せ馬状態でゴールまでもつれ、差のない強さを見せた。ロンシャンでこれだけの走りが出来れば上出来でここでも馬券の中心でいい。以下、買い目の3頭。まずはブルーストッキング、そのヴェルメイユ賞を制したイギリスの4歳牝馬。実力は相当なもので一応斤量差からの対抗評価。陣営が様子見してから追加登録してきただけに不気味な存在。次にソジー、フランスダービーでは惜敗するもその後のロンシャンでの2戦が悪くなかった。とりわけ前走のニエル賞をきっちり勝ってのこの流れは悪くないものの、近年ではここから凱旋門賞を勝つ馬がなかなか出ていないのが不安点。とにかく常に重馬場か不良馬場でしか走っておらず適性上位として買い目とする。ファーブル厩舎で凱旋門賞とくれば当たり前に勝ってもおかしくない。最後にアルリファー、特段と目を見張る戦績ではなかったが前走のドイツでのGⅠの走りは素晴らしかった。それまでアメリカやイギリス、ドイツと海外遠征を転々としたタフさは強み。それを松島オーナーが出資して何が何でも武豊を乗せて凱旋門賞へという意気込みと武豊の執念をを買いたい。関係者サイドは1着以外は眼中にないだろうし、いい加減鞍上も凱旋門賞で勝つ乗り方をすれば少しは期待できそう。応援的馬券か。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。