子供でいられる時間を味わう
実家帰省も6日目。
今日は、父と一緒に母の入院を見届けてから、久しぶりに我が家に帰る。
今回の帰省は、病気の母と介護している父のためだった。
子ども達を連れてこなかったので、私自身が両親の娘としていられる貴重な時間でもあった。
こんなに長い時間を親子3人で暮すことは、もしかしたらもう訪れないかもしれない。
まさか!と思う突然の別れも起こりうるこの状況の中で、今の時間を味わうように意識したつもりだ。
家族であれば意識をしないとサラッと流れてしまう、日常のような非日常の時間。
私のこども達が私を「親」にしてくれたから、私が「子どもに戻る」時間をもたらしてくれたのだ、とも思う。
今こども達は、私が今回戻ることができた、そしていつか懐かしく思い出す「子どもの時間」を生きているのだ。
毎日をできる範囲で、丁寧に暮らしていきたいと思う。
こども達が大人になったときは、どんな世界が広がっているのか?
明るい未来となりますように。
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