IDOLY PRIDE TIF2021出演日によせて

いよいよこの日を迎えることになりました。
TIF2021 3日目を明日に控えた夜です。

高尾奏音さんは、自分にとって一番の声優であると同時に、アース・スター ドリームの昔から、自分にとって誰にも負けない一番のアイドルでもありました。
しかしながら、ESD解散後はそのアイドルとしての側面を見ることは叶わなくなっていました。それはそれで真っ当に生業である声優としての道でいい時間を過ごしていたということで歓迎すべきことなのですが。
それが一変したのが、2019年暮れのIDOLY PRIDEのプロジェクト発表でした。
また、かつてのような歌って踊る姿を見ることができるということにとても喜び、同時に発表された「Shine Purity~輝きの純度~」が示唆する物語の奥深さに胸踊らせたのはよく覚えています。
果たして、その期待の通り今日に至るまでIDOLY PRIDEの世界は広がりを見せてきました。
アニメは弊ブログが火を吹くほどに読み応え十分で、おかげさまで人生で一番向き合えたアニメ作品になりました。
ここまで手応えのある作品、今後果たして出会えるのか?というくらい、考察に満ちた日々を過ごすことができました。
そしてその流れを引き継ぐアプリも、群雄割拠のアプリゲーム界の中で決して引けを取らない良作へと仕上がっています。この度の麻奈登場でセルランもベスト10入りをするなど、内容に対して結果も伴ってきたのは非常に喜ばしいことです。

そして明日は、その勢いのままに星見プロ、サニーピース&月のテンペストが世界最大のアイドルの祭典とされるTIFの舞台に立ちます。
TIF。
知り合いがこぞって出向いており楽しそうだな、と思いつつもこれまでは他人事として毎年の様子を流し見していた場に、自分ごととして乗り込める日がやってきました。
流し見していただけあって、出たいと望んでも並大抵ではたどり着けない場所であることくらいは理解しています。
他の出演者も、それこそのんのん自身がファンだと公言しているグループも名前を並べているほど、豪華な顔ぶれ。
そこに、自分の中でずっと輝き続けているNo.1アイドルが立つのです。

「アイドルに必要なのは物語だ。それは、輝かしいステージの上でしか語ることはできない。」とは、IDOLY PRIDE第10話でのバンプロ朝倉社長の談。

このセリフ、なんだかずっと心に残っているんですよね。
なんだか、のんのんの歩んできた軌跡が思い浮かばれるので。

小学生のうちからピアノで世界に飛び出したかと思えば、一方で声優としてアース・スター ドリームの一員となり、早くからアニメへの出演、ライブでのパフォーマンスを重ね。
自分がその過程を見始めるようになったのはESD2周年ライブからでしたが、そこからも各地のツアーや新曲、ひかのんとしての活動、生誕祭に\( 'ω')/ヘーイの誕生と定着、迎えた3周年記念ライブとそこでの史上最大の\( 'ω')/ヘーイ、そしてESD、次いでひかのんの活動休止ライブ………
そこからリンク・プランへ移籍し、数々のアニメ出演を積み重ねつつ、時には台湾へ訪れたり、武道館でイベントに出たり、アニメで主演を張ったり…
出会いと別れ、喜怒哀楽、そして躍進と実に様々なドラマを経て今日までやってきています。
今では、毎クール、毎週のようにその活躍が何らかの形で手元にまでやってくるようになりました。
昔は数千人だったTwitterのフォロワーも、気づけば4万を伺うほどにまで。密かに日本一人口の多い村である沖縄の読谷村との比較を手元でしているんですが、4万ちょっとなので高尾山のんのん村が日本一の村になるのももはや時間の問題です。

そんな、かつて「声優アイドルユニット」の一員だった彼女が、遂にアイドル最高峰の舞台に立つのです。
自分としても、ドリーマーの生き残りとして、この歩みを見守ってきたものとしての誇りを持ってその瞬間を迎えたいと思っています。

「止めどなくあふれる想いの全てをprideに変えて」、「夢の先続くことも教え」てくれるようなパフォーマンスが見られることを楽しみにしております。

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