冬リレーのまとまらなかった案集

 冬の恋バナ淫ク☆リレー企画'22に出そうと思ったものの考えがまとまらなかった案をいくつか紹介します。と云っても1年前から竹ノ花で作ることはほぼ決まっていたので、「まとめる気がなかった案集」とした方が正しいかもしれません。
 ちなみにこれらの案は全て凋叶棕の曲をテーマソングとしています。曲を知っていれば内容やオチが分かりやすくなると思います。

 とある大学の研究室で、日夜研究に勤しむ教授のSZとアシスタントのJOKER。SZ曰く「基盤だらけの人工知能は時代遅れ」であり、本物の人間の脳を再現した人工知能を研究していた。その研究内容や極端なやり方に、倫理的な疑問を呈する者も多くいた。
 それでもJOKERだけは、いつでもSZの意見を肯定してくれる。いつでもSZの努力を、その透き通った碧色の瞳で見守ってくれている。JOKERがいることこそが、SZがこの過酷な研究を続けることができるたった一つの理由だった。

カップリング・・・SZ×JOKER
テーマソング・・・[SiO2]の瞳

 小学生のMGRが、ふらっと立ち寄った町の外れに、その店はあった。平野が経営する貸本屋に、MGRはすっかり入り浸るようになる。本を借りに、ではなく、なんとなく、でもなく。いつの間にかMGRは、平野に会うために貸本屋を訪れるようになる。
 聞けば平野は若い頃に世界中を旅し、見知らぬ世界を沢山見てきたという。しかし平野はもはや見知らぬ世界を見尽くしてしまい、フィクションに縋るようにして本の世界にやってきたのだ。
 一方で高校生となったMGRは東京の大学を受験し、都会の世界へと飛び出そうとしていた。見知らぬ世界を眼差す二人の目線は、果たして交わることがあるだろうか。

カップリング・・・平野×MGR
テーマソング・・・幻想少女物語

 UDKの幼馴染RUと、UDKと中学で知り合ったHNS。仲良しの三人組は同じ高校に進学することになる。高校でも相変わらず、RUとHNSはUDKの保護者ポジションに収まっていた。

―――どうやらRUは、UDKに好意があるようだ。RUはそれを決して表に出さないようにしているが、私にはわかる。なぜなら、RUは私と似ているから。気持ちの隠し方がまるで一緒。
 でもそうだとしたら、私の気持ちも、RUにはお見通しなのだろうか。どうしてそんなところばかり似ているのだろうか。
 ……どうせなら私のこの気持ちまで、RUと似ていれば良かったのに。

カップリング・・・RU×HNS
テーマソング・・・two of a kind

 小さな村の外れにて、HNSは紙芝居を始める。題名は『仲良し村の八人の仲間たち』。一番特別な子はDIYUSIが、臆病な子はKMRが、他の子たちは野獣やYMNなどが演じている。
 紙芝居を読み終わり、不敵な笑みを浮かべるHNS。その視線の先にいる、たった一人の観客はKMRであった。

カップリング・・・HNS×KMR
テーマソング・・・アリス・ザ・エニグマティクドール

最後に

 これらは結局のところ全部自己満足のための案です。④なんか特に酷いですね。何のあらすじにもなっていません。自分でも解釈しきれてないものを動画にしようとするな。

 いずれも細かい脚本などは全く作っていませんが、いつかちゃんと動画化するかもしれません。もし欲しい方がいれば、連絡をくだされば大コインぜろこで売る……かも。

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