今、世の中はすべてが正しい位置に戻ろうとしている⁉️



今日までの地球世界は、宇宙神のみ心がまだ真っすぐに現わされていない時代であったので、種々の誤ったことや、悪や不幸が存在していたのであります。

そうした誤りや悪や不幸は、宇宙神のみ心が真っすぐに地球界に現われ出でるにしたがって、言い換えれば地球界が完成されるにしたがって、消え去ってゆくのであります。

今や地軸が傾きかけているのだ、と近頃よく言われていますが、実は全くこの逆で、今まで傾いていた地軸が、完全な位置になろうとして、活動し始めているのです。

そうした正常の位置に還ろうする時に、傾いたままの位置にしがみついていた、習慣性になっている想念が、崩れ去ろうとして恐怖を引き出して荒れまわるわけなのです。

業(カルマ)が消え去ろうとして、最後のあがきをつづけている姿が、今日の社会社会情勢となり、国家間の大きな争いともなっているのであります。

ですから、正しい心の人々が恐れたり慌てたりする必要はないのです。

ただ平常心そのままで、祈り心をもって神のみ心に入り込んでいればよいわけなのです。

釈尊(お釈迦様)の言葉に、転倒妄想している、というのがありますが、人類は今日まで真実を真実と思わず、誤りを真実と思っていた、つまり逆立ちをしていたのであります。

それが今まさに正常の位置に戻ろうとしているのです。

例えて言えば、人間というものは、真実は神と一つのものであり、霊性が主であって、肉体が従うものでありますのに、神と人間とを別々に考えていたり、ひどい人は、神など無いと思っていたりするのですし、この肉体の世界より神界霊界と言われる本(もと)の世界のほうが素晴らしいところなのに、肉体だけにしがみついていたりするのです。

私たちはすべて、神界や霊界に本住の地があるのでして、そこから、肉体界に心のひびきを伸ばして、言い換えれば波動を伝えてきて、現われているのであります。

それが、いつの間にか、波動の伝わってきている肉体界のほうを主にしてしまった、つまり習慣性によって、肉体界に想いが固着してしまったのです。

そこから肉体界の文明文化も切り開かれていったと同時に、本住の地の神界霊界を忘れ果ててしまった、ということになって、逆立ちして生きている状態になってしまったのです。

こうしたことも、すべて宇宙神のみ心が真っすぐ地上界に現われるまでの過程として、人類が通ってこなければならない道なのでありましょうが、今日からは、地球人類完成への道が急速調で開かれてゆくのでありまして、そのために救世の大光明のひびきが、地球人類の身近で愛の心や、知恵能力を大きく注ぎ込んできているのであります。

そして、その大光明の側面から、他の星々の完成された人類つまり宇宙人と私たちが呼んでいる人々が、宇宙子科学の力をもって、私たち地球人類の完成へ、絶大な援助の手を差し伸べてきているのであります。

『これからの文明文化』 五井昌久(著)白光出版

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