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キャラクター製作過程メモ 莉亜編

お久しぶりです、∞湧きです☺
これから、ここで卒製に向けた資料をまとめようと思い戻ってきました👣
少し今から、まじめに話していこうと思います😤😤

卒製に向けて、「キャラクターのギャップ」をどのように表現するのかというテーマを設けた。
このテーマを設けた理由として、自分が好きになったキャラクターばなぜ好きになったのか考えた際、「この見た目では絶対にしない行動や発言、性格を持ち合わせていたからだ」と分かった。

ギャップ萌えが起こる原因として、自分が持っていたイメージと実物の間に差が生じたことが挙げられる。
ギャップがどういう要素を掛け合わせることで強く感じられるのか研究することで、より魅力的なキャラクター制作を行うための足掛かりを作り、人の心に残るキャラクター像を明確にすることができる。

キャラクターにギャップを持たせるには「キャラクターの本質」がどのようなもので、キャラクター自身を明確にし、受け手側は理解しなければならない。

卒業制作のイラスト集ではオリジナルキャラクターを使用する予定だ。そこで、自身のオリキャラがどのような変遷を経て現在の形になっていったのかまとめようと思う。

①「莉亜」の元となったキャラ「ニア」

最初期
第二期

この子は2021年2月に作成したキャラクターだ。
この時、設定というものはほとんど決めてはいなかったが、二枚の写真から表情があまり豊かではない「無表情キャラ」であることがわかる。
また、ニアを作る際、とにかく可愛い雰囲気を持った女の子を作りたかったため、当時流行していた「萌え袖」をイメージした服を描いた。(萌え袖は大辞泉が選ぶ新語大賞に2020年の11月に選ばれている。)

②名無しの女の子

この子は2021年3月に作成されたキャラクター。先ほどのニアよりも目つきが鋭く、より一層「クール」さがある。しかし、共通している点もあり、萌え袖は片腕ではあるが健在だ。

③「MAYU」の誕生

2021年末に生まれたMAYU。当時、SNSをしていた際の代理として使用していた。ニアの面影はほとんどなく、共通しているのはやはり「萌え袖」と「無表情」の部分。しかし、当時、この子がこんな表情したらいいだろうなーというので「マスクがないと気弱」という設定を付けていた。(現在はなし)
ビジュアルの作成において、萌え袖だけでは特徴が少ないと思い、名無しの女の子が肌につけていたリボンのパーツをそのまま衣服に転用。また、無口キャラに大量のピアスが空いていたとしたら、少なからずそのキャラクターへの意外性が生まれるのではないかと思いピアスもつけている。

④オリジナルキャラクター「莉亜」の誕生

そして、最終的に完成したのが2022年1月に「莉亜」が作成される。
設定を作る上で参考にしたのは、「私」だった。この当時、キャラクターの設定を考えるということを苦手としていたため、自分自身の性格や好き嫌いをキャラクターに落とし込んだのだ。
しかし、この莉亜の特徴である「無口」は私ではなく、彼女の特有の個性だ。彼女の仲間をこの時に作る予定で、そのキャラクターの性格を「おしゃべり」にしようと思っていたため真反対の無口を性格として付けた。
ビジュアルを作る上で気を付けたことは、歴代のキャラクターの要素を使うと言う点だ。
初代のニアは唯一パーカーを身に纏っていたキャラクターだ。2代目の名無しちゃんは大きなリボンが特徴的なキャラだった。3代目のMAYUは今の莉亜とにている部分が多い。それら全てのキャラクターの要素を一つにまとめ、一人を作ると言うことは意識した。
服装をニア時代のピンクがかった紫や赤色を使わなかった理由は、無口=クールという印象を持っていたため、暖色系よりも寒色系の方が彼女の設定に合うと思いイメージカラーを青に設定した。

結果的に莉亜は、「無口で人見知りをする18歳の女の子」という大きな特性があるキャラクターとなった。

その後、何度か絵柄を変え書き直してはいるが、キャラクターのビジュアルに変更はない。

現在は、卒製に向けて莉亜やその他のキャラ資料を作り直している最中であるが、大幅な見た目の変更や性格の変更は行わないつもりである。(後日他キャラクターとまとめて掲載)

莉亜が生まれた経緯はこんな感じ。。。
意外と長い歴史があって私もびっくりしています💦