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キャラクター制作過程メモ 碧と茜編

おはようございます☀️、こんにちは🌞、こんばんわ🌙
∞湧きです(❁´◡`❁)

今回のオリキャラ制作過程メモは碧(あおい)と茜(あかね)についてまとめていこうと思います。
いつものことながら、この下からは「メモ」なので言い回し等がごちゃつくので、ご了承ください💦

①双子の兄妹、碧と茜

この双子は2022年6月に生まれた。
制作完了時期も全く同じ、まさに双子だ。

初めにこのキャラを作った際、特に気を付けたことは「容姿が似すぎないようにする」ことだ。
双子である限り見た目が似がちなキャラクターが多いと思うが、私はそれをしないように注意を払っていた。
それはこのキャラクターを「共依存」の「協力者」キャラクターとして確立させたかったからだ。

アニメキャラで見た目や性格を完璧に一緒の双子の場合、お互いがお互いを「理解者」として扱うことが多い。
私は彼らを「理解者」だけではなく、お互いがいないと行動を起こせないほどの重要な「協力者」としても描きたかった。

共依存と協力を同時に描くためにどうすれば良いか考えたとき、やはりお互いに何か「欠けさせる」ことが必要だと思った。

まず物理的な「欠け」として、碧は「耳が聞こえない」茜は「目が見えない」という特徴がある。
自分の感覚に加えてお互いがお互いの感覚に頼り生活するというのは、依存と協力を表現できると思いこの設定を付けた。
精神的な「欠け」は、どちらも「お互い以外信じていない」という疑心的な特性を持っているというものだ。
この欠けの共有はお互いが「理解者」であることを表現している。

性格の設定も似ていないながらも、お互いを守るような性格にしている。
碧は茜を傷つけようとするものから守るために他者に対してやや攻撃的な一面を持っている性格、茜は碧を傷つけるものから守るために他者との争いごとを起こさないように、人と共存しようとする性格をしている。

着色後はこれだ。

色の設定は、名前から決めた。
碧→青、茜→赤という単純なものだ。

②ビジュアル修正一回目

茜の修正版は2024年6月に、碧の修正は2024年7月にした。
この修正の時に気を付けたことは、「幼くなりすぎない」ということだ。
初期の設定として、彼らは11歳という設定があった。
しかし、今まで描いてきたものはせいぜい8歳9歳そこらにしか見えない。

洋服やそれらの色も見直した。初期のことは、彼らのイメージカラーをほとんど洋服に取り入れていなかったため、個性に欠けるものがあった。

碧の容姿にはほとんど変更はなかったが、茜には大きな変更があった。
それは「目の色」だ。
初期は赤と白のグラデーションの瞳をしていたが、修正でグリーンの瞳になっている。
これは、彼女が「慈愛の精神」を持っていることを表現したかったからだ。
緑には、成長や調和」、癒しを象徴する色として知られている。人を信じられないながらも、他者に寄り添おうとする優しさを持つのが茜の特徴として考えていたため、それを暗示させたかった。

③修正二回目

この修正では、茜と碧の年齢とは似つかない大人びた雰囲気を表現することを意識した。

最初に彼らは「お互いを協力者であり理解者である」ということと「他人を信じていない疑心的な心」を持っているという設定があると決めていた。
これは言い換えれば「閉鎖的なお互いの空間を共有して生きてきた」ということになると考えたのだ。
閉鎖的な空間にいた彼らは誰かを頼ることなく生きなければならなかったため、自然と精神的にも身体的にも一般的な11歳とは異なり大人びた印象を受け手に持たせるキャラクターになるのではないかと思い、修正した。

耳の聞こえない碧が目を隠しているのは、目に頼って生きてこれてしまうほどに「視力が飛びぬけて良い」ため見えすぎてしいまうから。
目の見えない茜が耳にヘッドフォンを付けているのは、耳に頼って生きていけるほどに「聴力が飛びぬけて良い」ため聞こえすぎてしまうから。
自分の感覚を制限できるほどに、相手の感覚を信頼していることの現れを表現している。