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〖食糧を握ると、その国の国民が手に入る〗危険食品がますます日本に集まる❕

『食糧を握ると、その国の国民が手に入る
金融を握ると、国家全部が手に入る
エネルギーを握ると、世界全部が手にはいる』

byキッシンジャー

【注意】これは、私が子ども用に聞き取りメモしたものです。もし正確な表現を知りたい方は、動画のほうをご視聴ください。[22分28秒]

<注目の人 直撃インタビュー> 
農業経済学者・東大大学院教授の鈴木宣弘さん
軍事、エネルギーに並ぶ安全保障のかなめである食料は、なぜ置き去りにされるのか。「農業消滅」の著者に聞いた。

~「食の安全保障」を確立しなければ、危ない食品が日本に集まる~

コロナで「食の安全保障」がますます危ない財務省がネック。法律や制度は人々を救うためにあるのに、それをたてにとって、支援ができないと人々を苦しめる。本末転倒で、日本の政治行政の限界。岸田総理の10万トンを人道支援に回すという報道も、実質は全く違う。

一方で、安全保障という名目で、3~4兆円もする使い物にならないと言われている不良品(オスプレイなどの軍事的武器)を高く買わされている。安全保障だと言っているが、食べ物のほうが安全保障のかなめ。食べ物がなければ生きていけないわけだから。お腹すいても、オスプレイはかじれない。食糧を自前で確保することが、安全保障の常識であり、独立国の最低条件。不良品の武器ばかり買わされて、食糧を犠牲にしている。

経済産業省は、天下り先でもある自動車産業の利益を守るために、何でもやる姿勢。農水省の言うことは通らず、貿易自由化で、農業が犠牲になる。メディア戦略で、日本農家は過保護に守られているとデマを流しているが、過保護どころか、先進国に比べて、日本の農家は最もいじめられている。農家への所得に対する補助金率も30%と最も低い。

最も恐ろしいのが兵糧ひょうろう。兵糧攻めによって、その国の国民を支配できるから。だからこそ、米国は占領政策として、食に力を入れている。日本の食をズタズタにして行って、米国の農業に依存する国に作り変えれば、日本人が完全にコントロールできる。その最終仕上げの段階に来ている。

食の安全基準についても、重要なのが、量の確保と質(安全性)。質の面でも、米国の圧力により、危機にさらされている。農薬や添加物の基準を緩めなさいというようなリストが膨大にあり、日本は従順に聞いている状態。

日本の外交戦略は、米国の要求を聞くというのが大前提。その多くの要求の中から、どれから順番に従うかを決めることが日本の外交戦略。要するに、エストロゲンとか、成長ホルモン入り牛肉は、EUや米国内がNOというから、米国農家は作っているのに、行き場がない。それを日本が輸入の規制をわざとザルにして緩くしてあげている。そして、どんどん安全でないものは日本へ持っていけという話になっている。

乳製品でも同じことが起こっている。モンサントが開発した遺伝子組換えの成長ホルモンが注入されている乳製品が、行き場がなく、これも、日本は国内では認可されていないのに、輸入の規制はザルになっている。(危ないものが全部日本向けになってしまっている。)

アメリカ、オーストラリア、カナダ、全部エストロゲンが注入されている。日本人は喜んで、外国産牛肉コーナーへ群がりにぎやか。安いものには訳がある。ホルモンを使わなければ、それだけで4割も高くなる。ホルモンは簡単に牛を太らせられるわけだから。


『犯される日本食文化・食はミサイルよりも強力な武器』

がっきーさんの動画[3分58秒]で、短くキレイにまとまっています。こちらは、「食も武器であり、世界戦略だ!」とご存じない方に、ご視聴をお薦めします。


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