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こんな時期だからこそ、チャレンジする大切さ

MyStory『無我夢中人#007』
クルマ屋&バーガー店「Thomas」代表 遠山恭輔

今回の「無我夢中人」ゲストは、厳しいコロナ禍の中で、愛媛県伊予郡砥部町に飲食店をオープンした「トーマス」こと遠山恭輔さん。本業である「自動車トーマス」を経営する傍ら、コロナ禍で閉店に追い込まれた隣接するカフェを居抜きで購入。今年3月21日にバーガー専門店としてオープンさせた。

遠山さんに飲食店経営の経験は無く、飲食店でアルバイトすらした事もない。そんな遠山さんが、只でさえ厳しい状況が続く飲食業界に自ら身を投じた。

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ずっと、お世話になっていたカフェだったから、思い入れはある。逆に、こんな良い物件がポッと隣に空くなんて、そうそうある話ではない。これは、もう「やれ」って事ですよ。

屈託の無い笑顔で話をする遠山さん。とは言え、テラス、宴会室を含む100席規模の大型店を経営すのに勝算はあるのか?

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↑遠山さんが引き継いだカフェ

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遠山さんは、フードもドリンクもメニュー数が豊富で人気があった以前のお店のカフェスタイルとは一転、バーガー1本に絞った専門店に切り替えた。

『失う客層もあるだろうけど、食材や食器類など、出来るだけ無駄を省き効率化して少ないメニューに集中する。クオリティを向上・安定させ、人件費も抑えられる、テイクアウトも出来るバーガーは魅力的。そして、何となくん僕っぽい』

直感的なのか、戦略的なのかは分からないが、一点の曇りもない笑顔で説明されると「この人なら、何とかなるのかも」と言う不思議な安心感すら与える。

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↑「トーマスバーガー」instagramより。画像をクリックしてチェック!

広告は、一切出さずにSNSだけで告知した。オープン初日は、予想をはるかに上回るお客さんが集まり。オープン1時間あまりでパンク状態に。用意していた食材も全てなくなり、遠山さんは、お店の入り口で入れないお客様にひたすら謝り続けた。人生初の飲食店オープンの初日は、課題も満載だが、ポジティブな1日でもあった。

「将来的には、教室や、アート展示場、結婚式の2次会など、もっともっと、人が集まれる場所にしたい。そして車も売りたい。バーガーを食べながらの商談も良いし、食事している間に洗車サービスっていうのもあり」

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まだ、使用していないテラスや宴会場のことを視野に入れているのであろうが、飲食業未経験だからこその自由な発想やアイデアが次々湧いてくる。そして、何よりも「ダメなら違うことをすれば良いんですよ」という遠山さんの、常に「前向き」にチャレンジしていく姿勢こそが、今、この閉塞的な時代に求められていて、光を差し込む要因になるのかも知れない。


 My Story 〜無我夢中人〜』 
  2021.03.25&04.01/21:30-22:00 on FM愛媛
【パーソナリティ】西城戸淳平/高岡奈々葉
【ゲスト】遠山恭輔「自動車トーマス」「トーマスバーガー」代表 

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