「ジグザグキッドの不思議な旅」を観た感想。

愉快で爽やかな作品だった。真面目な刑事の父と若くして亡くなった母。母がどのような人物だったのかは誰も語ってくれない。そんな母の真の姿を追い求めた少年の物語。少年ノノは父親に幼いころより刑事としての訓練を受けており、洞察に優れる。そんなノノが母の真実を知り、家族の愛を再認識する…そんなお話。

EU合作なのか、英語で話していたり何か他の言語で話し出すのが不思議だった。登場人物の言語を統一しないって凄いな…日本では考えられない。会話シーンで役者さんが突然中国語とかを話しだしたら混乱すると思う。

それと主人公はユダヤの男の子なのだが、ユダヤでは13歳をもって一応成人として扱われるようになるらしい。ちゃんとその年代の子たちのために成人式も行われる。大勢の親族の前で成人としての抱負をスピーチしていた。

とにかく、まとめると温かい家族もののお話。最近、ライフイズストレンジ2のゲーム実況を見ていたせいか、こういう家族の絆を題材とした作品に弱い。主人公ノノが母の面影を辿るシーンで思わず泣いてしまった。悪人が一人も登場せず、皆素敵な人ばかりなのが印象的だった。

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