2024/03/21【考えていること】
暖かい日差しの午後を歩いている時、金属の柱が落下するような音がする。
途端に空が裂けて在りし日の先生や骨の欠片やモザイクのかかった人間などの魑魅魍魎が噴出して空気が紫になる。
その空気を吸うまいとして息を止め、姿勢を低くする。
私以外の人には見えるはずもない。私の記憶だから。
ゾンビが悠々とランチをとっていても無視しなくてはならない。
私にしか見えていないのだから。
そのような魑魅魍魎は、人ごとにあるはずなのにどうやって邪気払いしているのか?
軟酥の法、さっさとおうちに帰ろう。
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