並行世界に嘘二つ 蛇足

こんにちは。mucellです。

補足というわけでもない自己満のなんかです。

この曲を作ろうと思った理由はシンプルに「同名キャラの異なる姿って、違う世界線みたいだよな」みたいな感じで。

テトさんはSVが出てからUTAUテトさんと一緒に姉妹的な感じで描かれているのをよく見ており、尊ェ〜^(とうとェ〜^)って思いながら脳死RTするくらいには好きです。

ただ何でもそうなんですけど、自分が作るってなるとちょっと拗らせが発生するというか、今回参加させていただいたコンピとかは「誰かしらCPみたいな感じのやつ作るやろ」と思ってたので、逆に「2人が出会うことはない」歌にしようと思って作りました。

そもそも同名異衣装の同キャラってそのキャラの別の姿みたいな感じで描かれることが多く(公式もそんな感じだし)、あまり姉妹みたいな感じで描かれるのは見たことがない(自分の観測範囲では)と思っており、その点でもそれだけUTAUとSVに何かしらの明確な差があるのかなと考えてました。

またよくある「ifの姿」という表現からも着想得て、「違う合成エンジンならそもそも住んでる星も違うんじゃないか」と考えるようになって、普通はせめて同じ地球上にいる感じだとは思うんですけど、何万光年先の宇宙では異なる自分や地球が存在しているとよく言われているように、UTAUという星、SynthesizerVという星があったら面白いなあと思いながら制作に挑みました。

そういう違う世界線だから絶対に交わることはないけど、ふと何かのきっかけで違う世界線の自分と会話できるようになったら面白いんじゃないかとも考えました。
普通で考えたら怖すぎますね、多分テトさんも怖かったと思います。
物心がつく前からそういうことがあったということで初っ端の一人称を「私」としています。

そもそも重音テトという存在自体が「二次創作的な意味で作られたキャラクター」だと思ってる部分があるので、テトさんが成長してキャラを作った結果一人称「僕」を含めたあのプロフィールにした、としたらいいなあと思ってそうしました。

曲そのものは曲を聴いていただいて考えていただけたらいいなと思うのであまり触れないのですが、最終的に「結局出会っていない」という感じで自分は考えてます。出会えてないからバッドエンドだと思うだろうし、実際それでもいいのですが、そもそもとして「歌うキャラクター」ならこういったことも考えると思うんです。

テトさんは歌えます。そんな歌える違う世界の自分とお喋りできて、テトさんはめちゃくちゃ驚き、嬉しかったと思います。
歌えるなら2人で歌い合おうということで、何かしらの形に残したかったんだと思います。
嘘を元に生まれた自分は世界で唯一の存在であり、違う世界線でも同じように生きてきたのであれば、嘘から生まれた存在はお互いに一つから二つへと認知することができると思います。

そんな摩訶不思議な出会いを歌に残すとしたら、2人はどんなタイトルをつけるでしょうか。




そういった感じの妄想です。(別に他にも嘘から生まれた存在はいるやろってツッコミは無しで…)

改めて、このコンピに誘っていただいた長谷川迷子さん、CDのやつをそのまま使ったので勝手に名前を載せたアルバムのマスタリング兼「愛してあげられなくてごめんね」(本当に良すぎるので聴け)のブブゼラさん、期間が短かったにもかかわらず描いていただいたひとさじさん、急遽時間がない中で背景を描いていただいた群青狼さん、本当にありがとうございました。

これからも、重音テトをよろしくお願いいたします。

オチ思いつかなかったのでテトさんのカス俳句置いときますね。

えっ三十路?
ありえんマジで
エロすぎる

むせる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?