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レッドアフタヌーンティー/東京マリオットホテル(愚痴多め)

TWGの紅茶につられて行ってきました。同行者は遠方から来てくれたお友達。

同行者が生のフルーツにアレルギー(口の中がかゆくなる)を持っていたので悩んだのですが、セイボリーが豊富そうだし、生フルーツ自体は少なそうなのでここに決定。

予約時備考にアレルギーについて記入したところ、わざわざ電話をくれて詳細を確認してくれました。電話対応がとにかく良くて期待値がどんどん上がっていく。更には当日の午前中にも確認の電話をくれる徹底ぶり。相談の末、生フルーツを抜いたプレートを提供してくれることになりました。

アフタヌーンティーは2部制で、2時間制。15:30の回に伺いました。キッチリ時間制なので、早く着くとラウンジ外の椅子で待たされます。

時間ぴったりに案内され、同行者がアレルギー専用のアンケート用紙に必要事項を記入。これは事前に電話で聞いていたものなので記入のうえスタッフに渡したら、電話対応してくれた方と連携がとれておらず再度アレルギーに関する説明をさせられることに。午前中の電話でも言ったんだけど…。スタッフは完全に初耳という態度で、こちらが急に無茶振りしたみたいで気まずかったです。

お席はゆったり4人がけのソファ席。テーブルが広く、頭上にランプが付いていて特別感があります。席の間隔もゆったり。

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アフタヌーンティーのメニューはこんな感じ。これがあると口頭説明を必死に覚える必要がないので本当に助かります。ほぼ忘れるので。

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卓上に置いてあったものなんだけどヨレヨレで汚い。スリーブにしっかり入ってなくてヒラッとめくれてきたり、食べかすが付いてて慌てて払い落としたり。右下のとこ折れてるし。使い回しでもここまで劣化したら替えて欲しい。

まずはウェルカムウォーター(ドリンク?)が出てきた。メニューには記載無し。

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ウェルカムドリンクが出るとこはあまりないけど、紅茶やスイーツが出るまでの間に楽しめるから嬉しい。今までだとアマンくらいかなあ。

日本人スタッフが無言で置いてったのには少しモヤりました。隣の卓はちゃんと説明してたのに…。後で聞いてみたら、下はざくろのジュース、上はノンアルコールの赤ワインだそうです。

次に紅茶のセレクト。TWG〜!

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カラフルな紅茶缶を並べられたら反則ですよね。は〜〜すっご可愛い…。

一つひとつ缶を開けて香りを楽しめます。スタッフもいい感じで放置してくれるのでゆっくり選べる。選べる紅茶はTWGから8種類、その他に中国茶やコーヒーがあるそうですが、そちらは種類の記載なし。言えばメニューを持ってきてくれるのだろうか。

TWG大好き人間なので文句なしですが、フレンチアールグレイ以外は香りの主張が強いのでピュアティーが好きな人は悩むところですね。イングリッシュブレックファストか、TWGならブラックティーがあったら皆けっこう選びそう。

1つめはフレンチアールグレイをチョイス。

紅茶は選んだ後すぐに来ます。提供がすっごい早くて嬉しい。

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ポットもTWGのもの!かわいい〜!!!カップ&ソーサーは違うようです。茶葉入ってるので濃くなりすぎたら差し湯をもらった方がいいね。

アジア系スタッフ(名前的に中国の方かな?)に1杯目すら注いでもらえずポットだけドン!!と置かれました。この時は紅茶の確認もなかった。間違ってたら気まずいから確認してくれ〜(合ってたけど)

細かくて申し訳ないんですが茶器全体に汚れやシミが目立つ。ポットの金属のウォーマー、磨いたりしないの?紅茶が垂れた後があるし曇っていてもったいない。TWGなのに。TWGなのによ(しつこ)

ちなみにこのポット、恐ろしく内容量が大きいので4〜5杯並々に注がないと無くなりません。絶望。必死で飲まないと種類替えできません。2回以上替えたい人は気合を入れてガブ飲みしてください。できれば1つのポットを2人でシェアするとちょうどいいので、スタッフに聞いてみるといいかもですね。

セイボリーは別皿で来ます。ほんと提供早いな〜

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右上から時計回りに

・白菜のポタージュ 甘酒の香り(あったかくてうまい。甘酒は分からない)

かぶのコンポート生ハム添え(しょっぱ甘い感じで一緒に食べるととっても美味しいです)

フォアグラブリオッシュ(中にフォアグラが入ってる。美味…)

金時人参のムース(味がぼやけてるのをパプリカパウダー?チリパウダー?でなんとかしようとしており微妙でした)

パッケリとスカルモッツァのラザニア(刺さってるフォークはペラペラのお飾りで半分に切れてることもないので取り皿に一度出してわざわざ切り分ける必要があった。パッケリ(パスタ)がピンク色でかわいい。ふつうのラザニア)

セイボリーが凝っていて、お腹に溜まりすぎる事もなく満足でした。パプリカ?チリ?パウダーは適量でお願いしたいです。

ある程度食べたあたりでスイーツが登場

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普通は2段スタンドで2名ぶん来るのですが、アレルギー対応のため別皿にしてくださいました。配慮に感謝!ラザニアで取り皿が汚れてしまったので、替えてもらう手間が省けて嬉しい。

右上から時計回りで

クランベリースコーンとクランベリージャム

フランボワーズショコラ

・赤桃のタルトレット

・レッドサワーチェリーのムース

・苺のティラミス

・ローズヒップティーのジュレ

・赤すぐりとピスタチオのフィナンシェ

美味しかったのはクランベリージャム、チェリーのムース。

タルトとティラミスは普通に美味しいが果物感は感じられず。ジュレはこれでもかという程グレープフルーツが入っており、すっごくすっぱい。ローズヒップティーの面影なし。フィナンシェは美味しいんだけど抹茶の味した……(同行者も言ってた)。チョコレートは中にトロッとしたガナッシュが入ってるタイプで、ラズベリーの酸味とよく合います。

スコーンに関してはさぁこれショートブレットでしょ!?(怒)

パサッとしていて、ごくたま〜にクランベリーが申し訳なさそうに顔をのぞかせます。ジャムありきの味なのか、プレーンと何も変わらない。個人的に一番いらないかな。ジャムが美味しいのでスプーンですくって食べてました。

どっしり系のスコーンがないのでボリュームはどうかと思ってましたが、意外とお腹に溜まる。紅茶の量も相まって満腹直前。

この後スタッフの方から紅茶のおかわりを聞きに来てくれて、茶葉替え。向こうから聞いてくれるの最高。ただ、紅茶を持ってきてくれたスタッフはアジア系の例の方だったのでやはりポットは置くだけ、カップ変えるだけ。同行者の分の茶器は下げてくれましたが私の方は下げず置きっぱなしだったり、些細な(?)事がどんどん気になり始めます。2回目は提供時に種類の確認がありました。よかった。

一番びっくりしたのが、スイーツ類を食べている時、味替えのためセイボリーを取り皿に置いて取っておいたのですが、食べ残しに見えたようで例のスタッフが下げに来ました。「こちら下げてもよろしいですか?」と聞いてくれたのは良いのですが、こちら〜の時点で既に皿に手をかけ持って行こうとしている。「まだ食べてます」と静止したところ、

「あぁ…」

とだけ呟いて去って行きました。

その後、食べ終わったスイーツの皿を下げてくれたのも例の方だったんですが、先ほどの一件で思う事があったのか、

ジャムがすこしだけ残ったグラスを、まだ食べている同行者の皿の横に置き、無言で去っていきました。は?

なんで使ったジャム置いていくんだよ!スコーン無いのに!しかもよりによって同行者の方に!口つけてるのに使うわけねーだろ!(怒)いい加減にしろ………………(悲)

ジャムを置かれた瞬間は思わず笑ってしまいましたが今は思い出すだけでイラッときます。セイボリーも食べ残しだと思ったんだろうな。ジャムも底まで舐める意地汚い奴か面倒な奴だと思ったのかな…とか色々考えてしまい、テンションがだだ下がり。

その後、終わる30分前にお茶のラストオーダーがあったけど満腹で水分すら入らず。2時間キッチリで声をかけられ、ホテルを後にしました。


っていうのが昨日で、こんなネチネチしたレポ書いてどうした?って感じなのですが、1日経っても「まあいっか!」と思えないので吐き出しついでに書いてみました。

今回の残念ポイントは「対応のムラ」と「衛生面」かなと思います。

ドリンクの説明をされている卓、スタッフが紅茶を注いでいる卓とそうでない卓とで差があっちゃいけないと思う。電話対応だけ丁寧で、現地では全く伝わっていないのもおかしいし。対応しますと言ったからにはちゃんとして欲しい。

メニュー表が水濡れ後乾かしたようなヨレヨレの紙だったり、カップとポットの汚れは論外。食事を提供している場所なんだから徹底して欲しい。

ホテルのアフタヌーンティーはその空間を楽しむものでもあるので、いくら紅茶やスイーツが美味しくてもそれだけではダメで、残念な思い出として残ってしまうんだなあと再確認しました。

去年のペニンシュラもひどかったけど共通してるのは特定のスタッフがサービスの質を下げているということかなあ。

大人しく椿山荘かマンダリンあたりにでも篭ってよう。





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