美少女戦士と魔女見習いに憧れて
平日の朝の6時半に、ヘリンボーンのロングコート×黒のキルティングのチェーンバッグ×ごついブーツを纏った、アッシュ系ロングストレート金髪のお姉さんを駅で見ました。
めちゃくちゃかっこよかったです。
世界観を確立させている人は美しい
やっぱりそういう人を見ると「あ、かっこいいのが好きなんだな」って思うし、色も、素材も、小物も、髪も統一感があって素敵だと思う。
冒頭の彼女はきっと、次の日も、その次の日もクールでかっこいい服装をするのだと思う。
そういう、「いつ見ても"その人!"」「"こういうのが好き"って一目で判断できる人」って、①自分の世界観があって②それをファッションやヘアメイクで表現できていて③それが似合っているって人が多くて素直にすごいと思う。
でも仮に、駅で見かけた彼女が次の日キュートでふわふわガーリーな服装をしたとしても、それが雰囲気に合っているなら素敵だと思う。"1つのテイストに縛られてなくてもいいよね"っていうか、むしろそっちに憧れている(憧れていた)節がある。
いろいろな私がいる。という考え方
冒頭のかっこいいお姉さんを見たときに私が1番に思ったことは「かっこいい。羨ましい。」でした。
クールなファッションが似合ってることが羨ましいのではなく、平日(その人にとっては休日だったかもしれませんが)に自分の好きな服装ができることが羨ましいと思いました。
私だって、勤務時にどんな服着たっていいんです。むしろ理想とする「上品で、穏やかで、柔らかい装い」なんて勤務時にばっちりです。
でも私はまだ、ほぼ「今日はこれでいいか(諦め)」の気持ちで家を出ている。
なんだかんだ自分の考え方とか求めるものが邪魔してる。
例えば、
・通勤の満員電車にお気に入りを着て乗りたくない
・でも平日5日を適当にやり過ごすのは気持ちが下がりすぎてしんどい
この時点で矛盾すぎる
・平日は、諸々諦めのつくプチプラでいい
ことを前提に、自分の気持ちが下がらないものを揃えればいいことは分かる。
自分の気持ちが下がらないもの=似合うもの、好きなもの。
では、プチプラで好きなものを揃えたとして。次は「でも今日はこれを身に付けたくないという日がある問題」が出てくる。
具体的には
・雨の日は汚れにくくて歩きやすい(最悪汚れてもいい)細身のアンクルパンツに防水シューズを履きたい。
・夏は満員電車でも肌が触れ合わないように長袖を着たい。
・冬は暖かいボアシューズを履きたい。
・職場では着替えるので、着脱しやすくて畳んでもシワにならない服と、脱ぎやすい靴がいい。
っていう条件をクリアする服を探す気力が無いんですよね、結局。
欲を言えばもっと謎の条件があって、
・通勤服と休日服は分けたい
・ご近所買い出し服はさらに別で考えたい
アイテムの量が欲しいわけじゃなくて、こう、環境によって別人になりたい欲があったのでは、自分。という分析。
仕事の日と休日でテイスト変えたいって欲はおさまったけど、同じ服は着たくないっていうのはうっすらある。
気持ちを切り替えたい
っていうのがすごく大きいんですね。
【平日の自分】A かちっと真面目な先輩風
言われがちなこと
・テキパキしてる
・ミスするところが思い浮かばない
🇫🇷流初回時に「それは普段の服が🇫🇷クラっぽいからでは」と言われたけどそうじゃないと思ってて、通勤時の服なんて職場の人に見られる機会ほぼ無いのね。(勤務時は制服)
つまり私の雰囲気や働き方が「テキパキしてる」「しっかりしてる」を感じさせるんだと思う。
実際テキパキしっかりしてるかと言えばそうでもなくて。
「とにかく定時で帰りたい」と有言実行してることが「テキパキしっかり者」に繋がってるだけだと思ってる。
そしてこの「テキパキしっかり者」として見られることは悪くないけど、そう見られたいかというとそうでもないというか。
「いつ仕事してるか分からないけど業績いい先輩」みたいになりたいんですよ。(めちゃくちゃ)
でもそれを見た目で表現したいかっていうと別にそういうわけでもないっていう…
でも抜け感は欲しい…
かと言って親しみやすく居たいとか、頼られたいとかそういうのもなくてね…
まあつまり、日々の仕事にさほど興味もなければ理想もないわけなんだなと改めて思うよね。
ただ業務をこなしてるだけっていう。
それって人生においてどうなのって思うし、できれば毎日それなりに満足して生きてみたいです。(全然関係ない話)
ただ職業柄、お堅いイメージは守るべきだと思ってた部分があったというか、目立たない服を平日用として買ってたなーと思う。
pdグレースナチュラルを意識してた部分もあるし、フリルとかレースとか女性らしいものは気恥ずかしくて特に職場に着ていく考えは全く無かった。
仕事に行く日は、それなりに真面目・直線寄りシゴデキ風に見せるべきだと思っていた気がする。
【休日の自分】B いわゆる"きれいなお姉さん"
基本的に「休日=業務から解放される日」という認識なので、平日に着れないような色、形、アクセサリー、靴(着脱めんどくさいもの)を着てもいい日という考え方をしてた。
平日に着れる無難なものを、休日でわざわざ着なくてよくない?
みたいな。
でも手持ちが少ないと
平日に着れるもの=pdグレース仕様のわりとかっちり=それ着ると仕事モードになって気分転換にならない
という悪循環
つまり平日用・休日用で分けて服を揃えようとしますよね。靴も鞄もアクセも買い足しますよね。
物が増えてイライラしますよね。笑
それでも休日、友だち以外の他人に言われがちだったことは
・大人しそう
・大声出さなそう
・真面目
🇫🇷意識しだしてやっと、
・優しそう
・全体的に穏やか
みたいなことをちらほら言ってもらえるようになってありがたい。
真面目・知的と言われることもあるけど、自分としてはそれは仕事モードに近くて、堅物・冗談通じない・融通きかないって言われてるようであんまり嬉しくなくて。
でもそれはめちゃくちゃ突き詰めると、可愛くもない自分が楽しそうにするなんて・可愛らしいものを身につけるなんてという考え方がある。
なーんかスーパー拗らせててめんどくさい自分。笑
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人見知りってわけではないけど、積極的に会話を楽しむタイプでもない。
🇫🇷2回ともそれぞれMSにナチュ入ったけど、言っても消去法やし
・特段他の印象が無い
・親しみやすい≠反論してこなそう、(言い方悪いけど)野暮ったい←私の場合ね!!他のナチュさんはほんとに親しみやすい素敵なお姉さんだと思う。
・FTソフエレ
・診断士さんにはとりあえず笑顔で対応する
・思ったことを顔にも口に出さない
らへんが関係してる気がする。
普段は美容師さんとも雑談しないし、基本真顔なのでキャッチやらなんやらにも声かけられたことほぼない。人生で数回声かけられた時には「(この真顔でおもんなさそうな私に)よく声かけたな」って自分で思ったもんね。
つまりナチュエレロマ持ちの自分は結局、目立つ特徴が似合わない・顔と体型に合わせて上品に、曲線取り入れた方がいいっていう🇫🇷以外の属性となんら変わりないということ。
それでも🇫🇷は自分的にイメージしやすく、納得できる言葉をくれるので救われたし、意識した結果、多少はなりたい自分を見つけて近づけてる感覚があるので楽しい。
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【部屋にいる自分】C 好き全開ゆるふわ女子
誰の目も気にしなくていいので、自分とは程遠い「あざとゆるふわ女子」みたいなジェラピケ着てみたり
綺麗なナチュラルヘルシーお姉さんなルームウェア着てみたり
スポーツブランドのセットアップ着てみたり
外で着れないキャラもの、プリントものTシャツもあるし
掃除するとき用のプチプラ適当服も残してる
やりたい放題。
「着たいものは着たい」
って感じ。ほんとに。
楽しいけど、クローゼットで場所取るのは不本意。テイスト絞りたいのに絞ってない矛盾。
【ご近所買い出しモードの自分】D
人に見られても恥ずかしくない
動きやすい・歩きやすい
短時間着て即洗濯が惜しくない(お気に入りは目一杯楽しみたい)
でもここに、普段しないカラーメイクだとかを重ねたくなるので本当よくないと思う。
家から出ない日にメイクを試したり、練習したりするのは気が乗らないんよね。クレンジングの一手間が面倒なのもあるし。
出かけるならメイクしないと→多少変になっても大丈夫か→普段使ってないの使おう
という思考回路。
ある日ふと「これなんか違うな、捨てよ」となる時がある。ひどい。
幼少期の影響を引きずりすぎてるんだわ!泣
今回のメインの話なんですけど(遅)、なんだかんだ幼い頃からの環境のせいにして殻を破りきれてない自分が気持ち悪くて嫌だよ&仕事が辛いよ嫌だよの話なんですけどね。
①両親共働き&不仲で実質私がしっかりしないとモードだった幼少期
→可愛げがなく、家庭に居場所が無いのでやんちゃしつつ、元々勉強はできるという大人に嫌われがちなポジション・誰かに甘えるとか無理すぎる嫌な意味での真面目ちゃん
②セーラームーンとおジャ魔女世代
→戦う時はモードチェンジ!
(働く時はモードチェンジ。PDと職業柄の影響で特にお堅い雰囲気を纏おうとする)
③仕事モードは別に好きではない
なんなら自分とは別人であることにしたい。勤務時以外に仕事を引きずりたくない。
つまり仕事に満足してない→自分の人生に満足してない→泣泣泣
④仕事で疲れすぎて休日動きたくない
結局好きな服装(🇫🇷)をする機会を作れない。それもまたストレス。
①については真面目・堅物と言われることは好きではないと気付き、最近少しずつ脱却できてきてるので○
②についても、似合う雰囲気を診断されたことで「平日と休日でテイスト変えたい欲」は治まってきた。自分をよく魅せることを優先できるようになってきたと思う。
仕事モードに変身するのも、タイムカード押してからでいいやとやっっっっと気付いた。給料が発生しない時間は自分のために生きようと思えた元社畜。若かったあの頃。かちっと見せなくていいんだよ、普段。雰囲気に合わないんだから。
③転職する勇気がないんだから、②と合わせて割り切る術を取得するしかないかな。現状。タイムカードの機械の前で切り替えましょう。
④大分手を抜けるようになったので(最低)、天気がいい3連休以上は出かけたい。外出は嫌いじゃないんだけど、準備がね🥲
ムーンプリズムパワー!メイクアップ!級じゃない服やコスメは、もったいなくてもさっと手放す(元々手を出さない)勇気が必要だわ。
いろんな自分に変身するんじゃなく(物が増えてイライラして、いろんなテイストに合わせにいくヘアメイクの技量もなくてそういうの向かないって気付いてきたし、何より似合う雰囲気に自信もてるようになってきたし)、ちゃんと自分を大事にしないとと思う今日この頃。
平日用の、綺麗なお姉さんプチプラ服を探す気力が必要だな。まあ世の中になんぼでもあるからね、そんなん。
手癖で選ぶと「上品」からかけ離れて野暮ったくなるか、かちっとシンプルなクラシックになりがちなのが今後の課題。
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