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急成長する「Shopify」が日本経済に与えた影響

こんにちは!小野です。

自分の事業で採用している「Shopify(ショピファイ)」の紹介をしました。
Shopifyはカナダ発の世界最大のECサイト制作プラットフォームです。
世界175ヶ国、60万以上の店舗で利用されており、日本でもShopifyを採用する企業が増えています。

以下の企業も2020年に導入をしています。
BAKE The Online(https://bake-the-online.com/)
益子WEB陶器市(https://toukiichi.mashiko.online/password)
オリオンビール(https://shop.orionbeer.co.jp/)
タイガー魔法瓶(https://www.tigerbottles.com/)
タンスのゲン本店(https://www.tansu-gen.jp/)

実際、構築と運用をしながら感じるメリットは、以下の3点。

1、シンプルで高機能
最低限のコストと機能でオープンすることが可能です。
Shopifyの拡張機能を加えるためのアプリ(プラグイン)が2,000以上もあり、定期配送やSNS連携などお好みの機能を追加可能です。
無料で試して有料版に切り替えられるアプリもあり、カスタマイズがやり易いです。

2、越境ECであること
多言語・多通貨への対応、海外発送の手配も簡単に出来ます。
日本語対応もスタートし、管理画面なども日本語で操作出来るようになっています。

3、コストを抑えてECサイトを開設できる
Shopify最大のメリットが、ECサイト構築にかかるコストを抑えることが可能であることです。
開発費用だけでなく、エンジニアの工数や手間も、他プラットフォームに比べると削減することができます。
日本語で公式のサポートを受けることができ、メールでの質問にも速やかで丁寧な対応をしていただけました。

デメリットを挙げとしたら、英語表記のフォーマットが多いことでしょうか。
日本語に完全対応はしていないので、全ての機能が日本語になったわけではありません。
日本語表示したい場合は、翻訳する必要があり、システム上翻訳が難しい箇所もあります。
アプリケーションを提供している海外ベンダーも多いので、英語対応能力は必要になりますね。

そして、2020年のShopifyの日本市場での成長には目を見張るものがあります!

・流通総額は2019年比323%増で、他国に比べても高い成長率
・国内だけでも前年比228%増の新規出店数の伸び率

Shopifyの調査によると、日本の消費者の49%がコロナ禍の昨年9月までの6ヶ月間で、「買い物が混雑する時間を避けた」と答え、日本の消費者の42%が「2020年の年初と比較してオンラインでより頻繁に買い物するようになった」と回答しています。
消費動向がオフラインからオンラインへシフトし、eコマースの成長を加速させている傾向が伺えます。
その中で、日本の成長率と新規出店数が高いのは、政府や地方自治体などが取り組んでいる実店舗を持っているオフライン事業者のオンライン化の促進の影響もあるでしょう。
私の周りでも、政府や地方自治体の制度を活用し、オンラインへ販売チャンネルを拡げている店舗は増えています。

また、shopifyが2020年に世界経済に与えたインパクトというレポートも面白いです。

・Shopifyを通じたビジネスは、日本において、39億ドル(約4,100憶円)の経済効果に貢献
・Shopifyを通じたビジネスは、日本において、4万人以上の雇用を創出

Shopifyが、創業当初から自らの利益だけでなく、利用する事業者のサポートや利益向上に重きを置いてきたことが大きいようです。
ShopifyのCEOであるトビアス・リュトケ氏のコメントも、この数字を裏付けているように感じます。

「Shopifyでは創設当初より、『商取引(コマース)は世の中のための力であり、起業家はコミュニティを前進させ、中小企業の繁栄なくして経済は成り立たない』という仮説を立て、サービス提供において様々な試みを行ってきました。
そして長年の経験を経て、私たちはこれらの仮説が全て真実であることを証明しました。」



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