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シェアビジネスを生活に取り入れてみては?

こんにちは!小野です。

コロナ過においても、シェアビジネスのサービスを目にしたり、利用することが増えてきたと感じます。
リモートワークが続く友人は、自宅近くのコワーキングスペースを利用して仕事の生産性を高めています。
私個人としても、数年前まで車を所有していましたが、今は必要なときだけカーシェアサービスを利用するようにしています。

「所有」から「共有」へ。
様々なフィールドで、こういう価値観が広がっているのでしょう。

経済産業省によると、シェアビジネスは「シェアリングエコノミー(共有経済)」と定義されています。

『場所・乗り物・モノ・人・お金などの遊休資産を、インターネット上のプラットフォームを介して
個人間で貸借や売買、交換することでシェアしていく新しい経済の動き』

そして、シェアリングエコノミーは、5つの領域に分類されます。

1、空間のシェア
2、スキルのシェア
3、お金のシェア
4、移動のシェア
5、物のシェア

シェアリングエコノミーには、どのようなメリットや効果が期待できるのでしょうか。

・経済効果
経産省の試算では、2013年に150億だった市場が、2025年には3350億ドルになるとされています。
上記の領域における遊休資産を効果的にマッチングすることで、短期間で大きな経済効果を生む可能性があります。
コロナ過の影響はあれど、拡大傾向は変わらないでしょう。

・一個人が生産者になることが可能であり、個人間の経済活動をサポートします。
フルタイム勤務以外でも働けるので、少額を稼げるマイクロアントレプレナーを輩出することもできる。

・地域社会の活性化に有効
生活習慣に根ざした小規模のものや地域で完結するケースが多いので、ローカル性が強くても不利ではない領域のサービスがある。

実際、どのようなサービスがあるのか、いくつか紹介していきます。

1、空間のシェア
ホテルや旅館のような宿泊施設では、食事やハウスキーピング等の環境が整っている反面、コストが高くなります。
そういったホスピタリティを提供しない代わりに、低価格で土地や建物を提供するサービスです。

Airbnb:空き部屋の提供
ADDress:定額の住み放題の多拠点生活プラットフォーム
akippa:契約者がいない月極の駐車場や、個人が所有する駐車場や車庫、あるいは空き地や空きスペースを駐車場として貸し出すサービス
スペースマーケット:企業のセミナースペースや飲食店、古民家などを貸し出す

2、スキルのシェア
個人のスキル・知識・経験と、それを必要とする企業をマッチングするサービスも増えています。
従来の正社員的な働き方にとらわれないワークスタイルの多様化が影響しているでしょう。

coconala:個人のスキルを売買する
Lancers:フリーランスのプラットフォーム
KIDSLINE:ベビーシッターや家事代行を依頼することができるサービス
TABICA:農家が観光案内人として農業体験を提供する


3、お金のシェア
クラウドファンディングサービスは、資金を調達したい人と、持っている資産を活用したい人をつなぐお金のシェアビジネスとも言えるでしょう。

Makuake:クラウドファンディング
CAMPFIRE:クラウドファンディング

4、移動のシェア
人口の減少によって公共交通機関の赤字が続く、地方では交通難を救う手段として、移動のシェアに取り組む自治体も増えています。

Uber:配車アプリ
Anyca:個人が所有する自動車をシェアする個人間カーシェアリング
notteco:長距離移動の目的地まで相乗りし、かかったコストをシェアする

5、物のシェア
個人間でモノを交換するプラットフォームも増えています。

メルカリ:個人が不要になったモノをインターネットを通じて、他の個人に販売することができるフリマアプリサービス
Air Closet:定額制で洋服が借り放題
LUXUS:高額のブランドバッグをシェアできる
ジモティー:地域の個人間で物の譲渡や売買を行う


気になるシェアサービスはあったでしょうか。
仕事や生活に取り入られそうなサービスが多いですね!

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