6/16の日記

う、うおお…10日くらい日記をサボっていた。

やっぱり民藝運動、知れば知るほど面白いなぁ…!いま、アウトオブ民藝っていう本を読んでいて、ひさびさに読書が愉しいです。初めて民藝って言葉を知ってからもう随分たって、民藝"的なもの"には目を配ってたつもりだったけど、運動体としての、思想としての民藝もまた、すこぶる興味深い。

わたしの関心ごとは、アウトサイダーアート(とあえて呼ぶ)、考現学、路上観察、民藝運動、、、おそらくこのあたりにある。
それらすべて、それ単体では存在しえず(何にでも言えるけど)、文脈を辿りだすとキリがない。それらをインスタントに愛でて、スキを増やしていくのもいいけど、というか時間がない今そうする他ないみたいなとこはあるけど、可能な限り知りたい、その成り立ちや系譜を。

上記の関心ごとの共通点は、芸術表現を目的としない表現がもつエネルギー、美しさ、不気味さ、あるいは歪み、みたいなところだとおもう。あとはそれらを、その時々にイイよね!どうこうだよね!などと評価・批評してきた人たちの存在。
結局はモノそのものよりも、そのモノがどうやって価値付けられるか、価値がどう変換されるか、みたいな部分に興味があるんだろうなぁ。
とはいいつつ、路上観察で"味のある物件"、民藝で"凛とした工芸品"、アウトサイダーアートで"力の宿った作品"などを前にすると、ただただ嬉しくなってしまう。自分はこの瞬間のために生きてる!と、少々大げさにもそう感じてしまう。

ほんとはもっとお金を稼いで、蒐める人に早くなりたい。心の中にいつもハーブ&ドロシーがいる。

次に読みたい本はこれです。

文化の「発見」――驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで (岩波人文書セレクション) https://www.amazon.co.jp/dp/4000286811/ref=cm_sw_r_cp_api_i_anKbDb7Y1GH9Z

なんだか今一度、しっかり勉強しなきゃいけんなと思うこの頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?