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第3回あきやさん講演会に参加したよ!

初参戦

4月8日、幻冬舎大学の第3回あきやさん講演会「ファッションの<インプット><アウトプット>で自信を作る方法」に参加しました。
初めての自問自答ファッションのイベント! お顔を存じ上げているのはあきやさんご本人とインスタライブでお見掛けした方のみ! 現地チケットの応募から当日に至るまで、総じてエイヤッで辿り着いた道程で我ながらちょっとウケてしまった。

前日

講演会前夜は用意万端とはいかず、辛うじてネイルは休憩時間中に塗り直したが不安だった。自問自答ガールズが実際に存在する場に行けることはとても楽しみだったが、同時に怖かった。TLには自分らしさもセンスも品質も兼ね備えたファッションを身に纏う素敵ガールズが溢れていて、その素敵空間に自分が行くことにビビっていた。一応自分なりに定番化(制服化と言っていいのか悩みどころ)したスタイルはあるが、自分なりに気に入っているスタイルだが、これで本当にいいのか。自信がなかった。
自信。今回の講演会のテーマである。
ぐずぐず悩みながらTwitterを開いたら、あきやさんが仮面舞踏会スカーフ(勝手に呼んでます)の紹介をしていらした。何だこれかわいい。かわいい!!
肩の力が抜けた。よくよく考えてみたら、まだまだわかっていなくて学びたくて講演会に行くのだから、不完全でもいいだろう。現時点での最大出力で、自分なりの解で臨めばいいのだ。というか、やるしかない。良い意味で諦めがついた。ならば今晩やるべきはさっさと晩ご飯を食べて寝ることだ。
寝る前に靴を磨いた。先月お迎えした卑弥呼嬢、我が家のおひいさん。
講演会の日は雨予報だったので靴選びを迷っていたが、終日本降りから午後は雨と変わっていたので、撥水加工がされているおひいさんと参戦することに決めた。この子といれば背筋を伸ばせるから。

当日

めっちゃ晴れとるやんけ。
これ幸いと、ハイネックの白Tシャツ(低めで苦しくないハイネックと細いリブが気に入っている)にデニム地の黒パンツ、ショート丈の緑カーディガンに春アウターとしての羽織(そういや購入記書いてない……)を重ねて北参道へ向かった。
お昼ご飯を食いっぱぐれたので、駅から地上に出てすぐにあるスタバに寄った。道路向きの窓際の席に着いて、一服しながらささやかなピープルウォッチをした。もうここだけで既に楽しい……。
お腹が落ち着いたところでいざ会場へ。と、とんでもないことが起きた。
後ろ姿でわかる、草野さんが目の前にいらっしゃる……!
草野さんは私が自問自答ファッションを知るきっかけになった方で、Twitterもインスタも拝見させていただいてる。しかもお隣にはヤドカリさんしじみチャンスさんもいらっしゃる(皆様こっそりフォローさせていただいております🙏)。入館受付の時点で、もう衝撃と感動で飽和状態だった。初手パンチが過ぎる。
くらくらしながら入室すると既に参加者のガールズの皆様が着席、ご歓談されていた。みんな輝いて見える……! そして満を持してほんもののあきやさん、さらに輝いて見える……!! お写真や動画で拝見した時よりさらにお美しくないですか……!?
「自分に自信ってありますか?」自信とは自分を信じること、と続いて合唱曲『信じる』が脳内に流れた。(良い曲なのでぜひ聴いてね)

千と千尋の神隠しを例に楽しくわかりやすくお話しされていた中、自分のファッションを見つけることを「自分の名前を取り戻す」と喩えられていてドキッとした。自問自答をして出した仮コンセプトが「なりたい姿」ではなく「本来の姿(異世界の虎)」なので、この言い回しが個人的にとても刺さった。
質問にあった使い魔先行についても、自問自答を始める前にお迎えした虎イヤリング(これはもう制服!)が私の先行型使い魔だわ……もう出逢ってたのね……とじんわりと自覚した。ハウルかな。ジブリ内クロスオーバー始まっちゃったな。使い魔がそのままコンセプトに躍り出た、概念と具体を反復横跳びしたパターン。
アウトプット例の日記のお話では
「日記の良いところは自分の一番どろどろのところを出しやすい」
(出版前は不安でいっぱいだったけど出版後は)ハッピーで楽しくてサイコーと書いてありました」
と、日記をつけている中で身に覚えがあるのでうんうんと深く頷いた。脳内BGMはKICKBACK(ハッピーで埋め尽くして〜〜)(さっきから連想が局所的では?)。

文章が上手い人が世に溢れていて、
「私が書く意味なんてないじゃないか、私が書かなくても誰かがもう言っていることだ、っていう風に思いました」
「それでもまだアウトプットしていこうと思ったのは自分のことが知りたかったから」

目を覆いたくなった。わかりすぎて。
正直noteを始めてから書いている内容……は個人のコンセプトの話だからまあ置いておくとして、この感想の記事や、日常の中の気付きのツイートは、私が書かなくたってみんなわかっている・気付いていることだよな、と思う。思いながら、書いている。私のために。大事なことは二回以上言った方がいいってかいけつゾロリも言っていたし!!

「アウトプットとインプットを続けてきて一番良かったことは、みんなに会えたこと」ってずるくないですか? 泣いちゃいますが? (アーカイブで復習して泣いた。)
「食べ物以外は食べちゃだめ」、ガンジス川、「安西先生……」現象、魔法少女などなど、あきやさん語録がフルスロットルでとっっっっっても楽しかった。体感時間が秒で、竹村さんが時間経過のアナウンスをする度にえっもう? と新鮮に驚いた。最後まで充実しすぎた2時間だった。
サイン列に並びながらあのバッグは◯◯さん……! あの佇まいはもしやxxさん……!? と興奮冷めやらぬ中ようやく会場全体を見回した。ガールズの皆様には全くお声掛けができなかったので、次の機会に自己紹介引っ提げてご挨拶させてください……!
いざあきやさんを目の前にして、きちんとご挨拶と自問自答ファッションへの感謝をお伝えしようと思っていたのが全て吹き飛んだ。それはもう遥か彼方へ。声は裏返るし言葉は詰まるし、そのくせ余計な解説を喋ってしまった気がする……! 読みづらい字面で申し訳ないです名前は「みつた」と読みます!(土下座)
そんな緊張でがちがち、頭も口も回っていない私にあきやさんも竹村さんも朗らかに接してくださって、とても有り難かった。あきやさんのラジオやTwitterでの雰囲気と対面での空気がそのまま同じで、画面越しとリアルとで印象がブレない芯……ああ、コンセプト! その力をしっかり目の当たりにした。同時に、顧客とオンライン・オフラインとで相対するにあたって発信の仕方にも気を遣われているのだろうなと、プロのお仕事振りを思って心中唸った。

講演後

帰宅途中の乗換駅にて、 改札内のタリーズに入った。

まずはアウトプットから! ということで、居ても立っても居られなくなってnoteを書くことにした。今すぐ。だが新規で書くには時間とHPが足りなくなるのが容易に想像できたので、まずは出し切ってしまおうという次第。藤の花から始まった一つの転換期の話。

いや、これももっと短くさらっと書き終えるはずだったのだけれど。何故か想定より長くなったし、気付けば書くつもりがなかったことまで書いていた。言葉が私を追い越して行った。面白〜〜。

翌日は友人と会う約束をしていて、初めて家族と第三者(私のファッション遍歴を知らない人)以外に今の和洋折衷(羽織導入)スタイルを披露した。一応事前に「ちょっと癖がある恰好で行っても差し支えない?」と訊いて快諾してくれたので、緊張しつつそこまで心配はしていなかった。当日、引かれるどころか見て見てポイントを全て褒めてくれた上、自分では意識していなかった(というか忘れていた)アイメイクの変化にも気付いてくれた。
オタク、お互いの推しポイントをすぐ察知して軽率に褒め合うので、これだからやめられねえんだよな……。
ちなみに世界で一番有名なテーマパークのお土産で、トラのキャラクターのフィギュアをプレゼントしてもらった。コンセプトどころか自問自答ファションの話もしたことはない。昨日の今日なので内心冷や汗が止まらなかった。

後日譚

講演会中にあきやさんは「第三の表現」について言及された。歌、絵、ダンス、お料理、自分らしい表現方法を何でも。私の第三の表現は何だろう。まだぼんやりと捏ね繰り回している。
そんな中、模様替えをした。もっと部屋を居心地良くしたいと不意に気付いたから。
大きめの収納家具を移動させた。
お気に入りのクリアファイルを飾るための額縁を購入して、壁に飾った。
作業用デスクの上、ディスプレイを乗せている台(高さがちょうど良いからと、実家から持ってきた子供用の折り畳みテーブル)に綺麗なスカーフを敷いた。
少しの手間だし、特別高価なものを導入したわけではないけれど、以前より見栄えが良くなった気がする。以前よりほんの少し、私のテリトリーらしくなった気がする。
いちばんリラックスできる場所。帰りたいと思える場所。自分が手を加える、自分で部屋も家具も雑貨も選んで持ち込んで完成させる、最大限の愛情を込めて『巣』と呼ぶことにした。

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