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コンパクトな部屋に憧れて8年目の到達地点

実家を出て一人暮らしを始めてから、もうずいぶんと時間が過ぎた。

仕事を始めて年が経つにつれ、住む部屋の間取りも広くなっていった。

物はますます増えてゆく。5.1chスピーカー、ソファー、こたつ、絵画、仮面、ギター…。

いつか会社の家賃補助が打ち切られることになる。そう思ったとき、広い部屋に住むような家賃がもったいなくて、コンパクトな暮らしを目指し始めた。

今なら断捨離やミニマリストなどというキーワードに馴染みがあるが、8年前はそんな考えをすることなく、いかに物を詰め込むかしか考えなかった。

狭い部屋で収納を増やす方法は一つ、縦方向に空間を使うしかない。

ベッドはロフトベッドにした。ベッドの下はソファーを置いて座れる高さにする。ソファーに触れるように、ベッドの脚より太い鉄パイプと、ベッドの脚と同じくらいの太さの木の棒で底上げした。

ベッドの下はいい収納になるが、収納に使うとくつろげる空間がベッドの上か横にしかなく、部屋が狭い。ベッドの下をくつろげる空間にすべきで、ソファーを入れ、机を置き、本棚を置き、ディスプレイ、スピーカーを置く。

ベッドの底部は網のものがよく、S字フックでなんでも引っ掛けられる。スピーカーはベッドから吊るした。ディスプレイはモニターアームで横に避けられるようにしている。

本は厳選した。

趣味のもの以外は、とにかく収納スペースを作ることが大事。ソファーの裏、ベッドと壁の間には棚を入れる。

部屋の入り口すぐにはタンス、その上にレターケースを重ね置く。レターケースは適当に分けて入れられるので便利なアイテムだと思う。

服は天井につっかえ棒を当てて引っかけられる物を使う。コートが引っ掛けられるから便利。洋服箪笥など絶対に買ってはいけない。

旅行用のスーツケースはソファーの裏かベッドと壁の隙間に入れてある。スーツケースの中は季節の服で、衣替えの時に入れ替える。

一つ忠告しておくと、ロフトベッドにする前は、こたつの足を伸ばしてローラーをつけてベッドの上にこたつが乗るようにしていたけど、休日ベッドから降りなくなるので不健康だからやめたほうがいい。

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