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RAGEにてお土産を全然受け取ってもらえない話〜中編〜

※まず最初に、謝罪をさせていただきます。
前編にてハッピーターンを持参したと書いていましたが、実際には記憶違いでこの時はカントリーマアムを持参しており、ハッピーターンはまた別のRAGEにて用意したものでした。
皆さんに無駄な混乱を招いて申し訳ございませんでした。
まあそんなんどっちでもええわな。ちなみにハッピーターンはまだ家に残ってる。


皆さんこんばんは、みたらしです。
承認欲求の高さとブログのrt数が噛み合わず、需要曲線と供給曲線の均衡点を見つけるべく必死になっております。大学時代が懐かしい。

さて、今回は先日アップしたブログの続きということで早速本題に入ろうと思います。何故だろう、前置きで一発ボケないと不安に感じる。

※この辺りから、day1かday2かどちらの出来事なのか若干記憶が曖昧な部分があります。また、時系列などもおかしくなっているかもしれないので、もし間違いに気付いたらそっと教えるか放置するかしておいてください。申し訳ありません。




RAGE1日目 午後 衝撃その1

チムメンから衝撃の裏切りを受けてから数時間後、私はなんだかんだで有り得ない運量を見せつけて勝ち残っていました。

やはり神社への参拝が板。困った時の神頼み。ロイ対面でケルベロスのお顔が残り1点しかないまま9、10t目を凌ぎ切ったのガチで奇跡だった。俺が主人公だ。

相変わらず対戦相手には欠かさずカントリーマアムを渡していたのですが、その度にTwitterで『カントリーマアムババア』とか書かれてへんか……?と不安になり“カントリーマアム”でツイート検索していました。かろうじて無事でした。

しかし、お友達はなかなか出来ないわカントリーマアムの在庫は減らないわで、夕方頃から心身共に擦り切れそうになっていました。そのお陰で試合に緊張せずに済んだのですが。

シャドバ女子は引く手数多だからお土産などすぐに完売する、という噂は嘘だったのか。しかし、同日TLで見かけたシャドバ女子たちは午前中で在庫が捌けていたというのに。一体私と彼女たちでは何が違うんだ!

自分の人望の無さを棚に上げてぷんすこ憤りながら暇を持て余して座っていると、ふと前方に黒い人影を見つけました。

あれ……もしかしてスーツじゃない……?

見間違いかと思い数度目を擦ってから細めて見てみましたが、やはりあれはスーツ。どっからどう見てもスーツ。絶対スーツだよ!!!スーツのゲシュタルト崩壊。

RAGEにスーツで来る人物など思い当たるのは1人しかいらっしゃいません。まさかあれは。いやしかし、人違いかもしれない。でも、スーツだしなぁ……。

どうしてこれほどまでにスーツに過剰な反応を見せるのか。それは、何を隠そう私が◯ー◯◯◯・◯◯さんのファンだからです。これだけ伏字にしてあればきっと誰も人物特定出来ないでしょう。安心です。

ちなみに、プンレクもフォローしておりTwitterは通知が来るように設定してあります。もうガチじゃん。

そんな◯◯さんがまあまあ近くにいらっしゃる。例えるならば、スーパーに買い物に来ていたら甲斐田ゆきさんもしくは永井幸子さんにばったり出くわしたくらいの衝撃です。わかりにくいですか?各自脳内でお2人の部分を推しに変更しておいてください。オタクならわかるでしょう?

ただ遠目すぎて本人と決まったわけではないため、私はカントリーマアムの箱を抱えてその場で立ち尽くしていました。これは……行くか……?カントリーマアム渡しに行くか?

しかし、よく考えてみてください。知らん女から「初めまして、ファンです!カントリーマアムどうぞ!」と突然箱を差し出されるの、まあまあの恐怖ではありませんか?しかも小倉トースト味。もう普通の持っていけばよかった。

冷静に考えると今まで対戦相手に恐怖を与えてしまい申し訳なかったな、という遅すぎる後悔の念に苛まれながら結局私はカントリーマアムの押し売りをやめたのでした。あれが本人にしろ本人ではないにしろ渡しに行かなくてよかったなと思います。絶対変な印象持たれちゃう。

未だにあれが◯ー◯◯◯・◯◯さんご本人だったかどうかは定かではありません。全ては闇の中ですわ!



RAGE1日目 午後 衝撃その2

そうこうしているうちに残りの試合数もあと僅かとなった私は、それはもう意気込み激しく視界に入る者全てを射殺さんとばかりの眼光で会場を練り歩いていました。そう、お土産の在庫を捌けるために。

時刻は既に19時過ぎ。明らかに会場の人口密度も下がっています。これはあかん、渡す間も無く皆が帰ってしまう。そんな危機感に苛まれつつ一生懸命ターゲットを探し回っていました。

当時のツイートがこちら。

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19時14分のツイートです。会場入りしてから約7、8時間経過していますがこんなに残る物でしょうか。しかも、まるまる1箱と謳ってはいますが、実は見栄を張っており実際にはプラス5枚ほど上乗せ残りをしております。全然減らない。チムメンも当てにならない。

もう残りは自分で食べるしかないのか、そう絶望していた矢先になんとTLにて蜘蛛の糸が目の前に垂らされたのです。そのツイートがこちら↓

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え〜!!!まじ〜!!!!行っちゃおっかなぁ〜!!!

なんと某有名配信者の方が自分の居場所をツイートしていらっしゃったのです。まさに天啓。神が私に「そこへ向かいなさい」と告げている。乗るしかない、このビッグウェーブに!

気分はカンダタ、しかし下からよじ登る罪人もいないためこの蜘蛛の糸は独り占め。大きな荷物たちを持っていそいそとそちらに向かった私でしたが、たどり着くと同時に今度はまた別の問題に行き当たりました。

めっちゃ人気ですやん。

そう、彼の周りには人集りが出来ていたのです。実際は入れ替わり立ち替わりで常に数人の人が彼と話しているような状況でしたが、コミュ障の私にはそれはもうウォールマリアのように高くそびえ立つ障壁に見えたのです。ベルトルトになりたい。

コミュ力を爆発させる皆さんを眺め、指を咥えることしか出来ない私。せめてチムメンが1人くらいついてきてくれればよかったのですが、確か合流する前にそちらへ移動してしまったため完全に1人孤立状態だったのです。

知らない人しかいない中で子ウサギのように震える私のなんと哀れなことか。調子に乗りました。すみません。いっつもこの謝罪してない?

ところで、人間は欲求が叶わない時や受け入れ難い状況に陥った時などに、不安を軽減するために防衛機制を行いがちです。それはこの時の私も例外ではなく、無意識下でヴァイラントの4分類の中のレベル3に当てはまる「合理化」を行なっていました。

特に有象無象の私なんてどうせ話しかけてもつまらないだろうし、何より大量のカントリーマアムを持って行っても迷惑だろう。しかも小倉トースト味だし。イソップ童話『すっぱい葡萄』のキツネの如く防衛機制を取っていると、とうとう次の試合の時間が来てしまいました。

後ろ髪をダイソンで吸われているのかと錯覚するほど引かれまくっていましたが、やはり時間は時間。早く移動しなくてはここまでの勝ちが無駄になってしまう。私はしわピカ宜しく肩を落としてその場から去りました。

ここまで来て己のコミュ障に白旗を挙げざるを得なくなるとは。「しっかりしろよ、大人だろ?」と轟焦凍さんのセリフが心に刺さります。あれが刺さる大人は世の中に多すぎる。でも、お姿を拝見出来たのはよかったです。

【次回予告】
手元に残った約20枚のカントリーマアム。しかし、重度のコミュ障を拗らせ一向に減らすことが出来ない。果たして全て捌ける時は来るのか?頑張れみたらし!負けるなみたらし!day2が勝負だ!君の未来は明るいぞ!




後編と言いながら書くことが多すぎて中編になってしまいました。土産文化は業が深い。天網恢恢疎にして漏らさず、物で釣って友達を増やそうとした打算的な己を恥じ入るべきですね。

では、残りはまた次回。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

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