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『レジスタンス:アヴァロン』とかいうボドゲでボコボコにされた話

皆さんこんにちは、みたらしです。

つい先日、約1年振りにRAGEに出場いたしました。1日目は2-2という何とも言えない成績で終わり、2日目は練度がヤバすぎるとチムメンに大層怒られながら死んだ顔でチーム戦に挑みました。とっても楽しかったです。小学生の絵日記みたいな感想になってしまった。

こちらに関してはまた後日noteを書こうと思います。有象無象のRAGE感想など興味はないという方も、実際会って可愛かったシャドバ女子について触れておくので、是非鼻の下を伸ばしながら読んで下さいね。


実は2日目の夜、FF内のメチャクチャお優しい方にお誘い頂いてボドゲオールに参加してきました。20名ほどという大所帯でプレーしたのは初めてです。非常に楽しい時間を過ごせましたので、今回はそちらの感想を書こうと思います。

が。

やったゲーム全部書けるはずがないくらいガチでヤバいこと起きた、無理。今まで1回くらいやったことあったけど改めてまじで向いてないゲームに出会っちまった。多分私あれ一生上手くなれねぇわ。

ということで、今回は私が最高に向いていないボドゲ『レジスタンス:アヴァロン』について書いていきます。まず簡単なルール説明、それから一体ボドゲ会でどんな悲劇が起きてしまったのかをご紹介いたしましょう。それでは早速。Go!




『レジスタンス:アヴァロン』とは

『レジスタンス:アヴァロン』​──ボドゲ界隈では有名なゲームですが、名前を聞いたことないという方も多いと思います。

簡単にご説明しますと、敵味方で分かれて自身の役職を隠匿しつつ勝利条件を達成するという、人狼ゲームの進化系のようなものです。

味方を選んでミッションに連れていき5回中3回成功させる、という味方側の勝利条件。味方だと思い込ませてしれっと紛れ込みミッションを3回失敗させる、という敵側の勝利条件。他にも役職がいろいろありましたが難しいので割愛いたします。ぶっちゃけ今眠すぎて赤ちゃんより知能下がってる。ばぶー。

ただ1つ人狼と大きく異なっているのは、敵判定を受けた者でも最後までゲームに参加することが出来るという点です。人狼はもう除外されたら暇ですからね、別の卓で別のボドゲでもやって終わりを待つしかない。敗者に無慈悲。

なお、ゲーム舞台は以下のようになっております。

​アーサーと円卓の騎士たちにより、平穏を取り戻したブリテンに再び暗雲が立ち込める…。
 ブリテンを治めるアーサー王は一縷の望みをかけ、キリストの血を受けたとされる“伝説の聖杯”を求めて騎士たちを探索に差し向けるが、すでに円卓の騎士の中にはアーサーの不義の息子であるモードレッドの息のかかった者たちが息をひそめており、王国転覆をもくろみ円卓の騎士の探索行を妨害するのだった。
 魔術師マーリンだけが裏切り者たちの名を知っているが、円卓の騎士たちの一人に化けているマーリンの正体が知れてしまえば、たちまちマーリンの命は奪われ、魔女モルガナに対抗できるものはいなくなり、王国は滅びてしまうだろう。

公式サイト様(https://hobbyjapan.co.jp/r_avalon/)より引用させていただきました。ありがとうございます。勝手に引用してしまったが大丈夫か?もしもお咎めがあればすぐに消します。



1戦目

レジアヴァ経験者とはいえ、前回プレーしたのは2年以上前のこと。最早ルールすら頭の片隅にしか残っておりません。マーリンやモードレッドという役職を眺めながらこれ何やったっけ……と思い出そうとしましたが、秒で諦めました。

経験豊富な皆さんにルールを説明して頂き、ようやくゲームスタート。さて、私は何の役職を引いたでしょうか。伏せていた札をこっそりと裏返して見てみます。

マーリン……?

既にこの世の終わりのような顔です。ルールすらあやふやだった素人にいきなり重要な役が回ってきてしまいました。

マーリンという役職は、敵役が誰かなのというのを知っているチート野郎です。しかし、モードレッドという敵の親玉みたいなやつの正体のみ分かりません。

また、ミッションをクリアしても最後に暗殺者という役職に誰がマーリンであるか正体を当てられてしまっても敗北してしまいます。チート過ぎないためゲームバランスが良いですね。FGOの人とは大違いです。

さて、初めて体験するマーリンという役職。敵陣営の存在はモードレッド以外把握しましたが、最初からパニックです。ワイ、何したらええねん。

当然誰もマーリンのコツなんて教えてくれませんでした。急いでググろうかとも思いましたが、このタイミングで冷や汗をかきながらスマホを爆速操作し出す者がいるならばさすがに誰もが怪しむに決まっています。所謂詰み状態。終わったな。

小さく天井を仰ぎ、碇ゲンドウのようなポーズで考え込みます。皆が議論する中1人蚊帳の外。耳に入る言葉が右から左へと流れていきます。わからん、何もわからん。マーリンは何をすればええんや。

思考回路がショートした私は、とりあえずモードレッドっぽいやつでも探そ〜っと、なんて悠長なことを考えながら辺りを見渡しますが、挙動のおかしい人物は特にいません。

ところで、急に話は変わりますが、実はワタクシ人狼はめちゃくちゃ得意です。何故ならば、人狼がわかるからです。

あまりにも簡潔に書きすぎてまたしても小学生が書いたような文章になってしまいました。申し訳ありません。知能指数赤ちゃん以下なうなので許して。

皆さんnoteの端々から感じているとは思いますが、私は自己顕示欲が非常に強く、他人から自分がどう思われているのかを人一倍気にするタイプの人間です。正直友達にはなりたくないタイプですね。

そして、先日のnoteにありましたが、意中の殿方を落とすために何でもする私は、相手に好意を抱かせるべく独学ではあるものの必死で心理学を勉強しました。図書館の本や先生に教えてもらったオススメの論文をウンウン唸って泣きながら読んでいたあの頃が懐かしいです。

担任の先生には「ちゃんと学校の勉強もして……」と寂しそうな顔で言われ、手作り問題集を渡されましたが、そんな話はどうでもいいので横に置いておきましょう。問題集は1問も解いていないどころか開いてすらいない。

その勢いは大学でも変わらず、必須単位とは別で心理学の講義を取っていました。何が何でも人心を掌握するぞ!という心意気。黒板やスクリーンの1文字すら見落とさぬよう常に最前列に座ります。これほどまでに真面目な生徒はいるのでしょうか。教授もまさか目の前の真面目な生徒の前学期の全単位が『可』であるとは思いもしないでしょう。

ここで何が言いたいかと言うと、人狼側の言葉や挙動を見逃さなければ大体人狼がわかるということです。まあ、Shadowverseやボドゲで訓練された皆さんならば簡単に出来ると思いますが。

実はレジアヴァの前に『ゴリラ人狼』という最初は「ウホ」しか話せないという人狼を行ったのですが、明らかに密猟者(人狼側)が何度も相手を見ていたり、急に黙り込んだりしていたのでわかりやすくてよかったです。あのゲーム、普通の人とやってたら一生当てる自信ある。

ここまで大変長い自分語りを行ってしまいましたが、これも大切な布石なのでお許し下さい。お見苦しくて申し訳ありません。

これだけいろいろ書きましたが、肝心の今の私の役職は皆さん覚えていらっしゃいますか?……そう、マーリンです。モードレッド以外の黒はわかっとるっちゅーねん!!!!!

回想に耽っている場合ではない、とにかくモードレッドを探しつつ黒への信頼を下げなければ。慌てて思い立った時には時既に遅しでした。

この時の黒の1人に、非常に理知的で言葉巧みな人物がいたのですが、まあこの方が非常に厄介。論理的に語ったりめっちゃ白みたいな挙動したりしてくる。これ相当やり慣れてんな。

誰もがその方を疑う素振りを見せず、ゲームはどんどん進行していきます。誰か!止めて!ねえ!!!そんなポンコツマーリンの心の嘆きが届くはずがありません。

このままではゲームが即終了してしまう。焦りに焦った私は、もうこれ絶対明らかにマーリンだと疑われるけど事実を言うしかない!と意を決して発言したのでした。


「そちらのお2人、先程から妙にお互いに視線を合わせたりやけに庇い合いするので怪しいんですよねぇ〜」


最低の立ち回りだよ。



2戦目

1戦目にて敗北するわ明らかにマーリンバレするわで散々な結果だった私。視線の話は本当なんだよ、信じて……。

気を取り直して2戦目です。カードを引きながら出来ることならパーシヴァル(マーリンの正体を知っている味方陣営)か雑兵になりたいと切に願っていました。運命のカードオープン。行くぞ!迅雷が如く!

……敵陣営じゃ〜ん。

あまりのショックに白目を剥きながら泡を噴いて倒れてしまうところでした。オレ、コッチ、ニガテ。

敵陣営でありながら信頼を勝ち取り白のような顔をするには理屈を通していかなければならないのですが、何といってもこれはレジアヴァ。状況によっては理屈を通すための舞台に立つことすら叶いません。

というのも、レジアヴァにはミッションをクリアするために皆で話し合い3~5人ほど代表者を選んで挑戦させる、というフェイズがあるのですが、そこで選ばれなければ消去法などで必然的に己の役職が当てられてしまうからです。

何故かレジアヴァでほとんどミッションに挑戦したことのない私は、もう己の力が及ばぬことを悟っていました。まじでミッション連れて行かれないんよ。これはガチ。何でなん?

余談ですが、友人たちと人狼ゲームをするとほぼ毎回「顔が人狼」「存在が怪しい」「人狼でも何でも厄介だから消えてくれ」「性格が妖狐じゃん」と大体初日で吊るされます。納得がいかない。だったらそもそも人狼ゲームすんなよ!

というわけで、ミッションになかなか参加させてもらえない私は敵陣営が非常に苦手でした。あとはもう残りの2人に託すしかありません。みたらし選手、ゲーム開始前にまさかのリタイアです。

とにかく私に出来ることは、残りの2人が疑われないようにひっそりと日陰で生きていくくらいしかありません。もしくは、私と白とでラインが繋がっているように見せつけて撹乱するしかありません。うーん、それならまあギリギリ出来るかもしれない。

前ゲームにて視線の話をしてしまったので、念の為白陣営のある1人だけを何度も見つめながら、相変わらずミッションに選ばれず仲間2人の様子を見守ります。めっちゃ順調そうじゃん。

自身があまりにも要らなさすぎるため今日の晩ご飯何作ろうかな〜と考えたり、消去法により悲しくも黒認定されたりしつつ、気が付けばいつの間にか勝利していました。あれは一体何やったんや。ありがとう2人。

なお、勝利した大きな要因はマーリン役が眠気に負けて黒を覚えていなかったり、自身がマーリンであることを忘れていたりしてくれたおかげかもしれません。どのみち私は何の役にも立ちませんでした。対戦ありがとうございました。

またしても余談ですが、先程別界隈で姫の座に君臨するリア友にLINEでこの話をしたら「アヴァロンやったことあるけど、私のこと疑わないように囲いを躾けてあるから絶対勝ってしまう」という圧倒的強者の風格を漂わせた返信が返ってきました。軍隊かよ。




以上が私のクソザコレジアヴァのお話です。まあ、1番の原因はコミュ障陰キャオタク故に積極的に発言出来なかったことだと思います。数億年ぶりにシャドバ女子と会話出来て緊張していたので仕方がありません。なんかみんないい匂いした。

非接触型セクハラをかましてしまったところで、いい加減終わりにしたいと思います。どこに出しても恥ずかしい娘を持った両親が可哀想で涙が止まりません。

では、また。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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