2020.12.26

午前中、今日から冬休みの息子。学校の宿題はそこそこ出てるので、ちゃんと計画持ってやりなよ、えー、冬休みだから休みたいんだよ、などどうでもいい会話をしながら、ライブの準備、彼も宿題に一応手をつける。昼、近所の魚屋さんの日替わり弁当を買って来てもらう。午後から彼はバスケ部活へ。自分もベアーズへ。テレキャスとギブソンのアコギを持って。この間川本さんから貰ったUber Taxiのクーポンを使う。初回は2000円まで無料、三回までは半額。行きは無料で行けた。ラッキー。
店にはメンバーは先に到着していて、すぐサウンドチェック。なんとか。共演者もやってきて、スムーズに開場を迎える。

ソロ三組、バンド一組。自分が終わった時間を確認してはいなかった。1時間少しか1時間半か。お客さんは予約は少なかったけど、結果的に夏と同じくらいの人数が集まってきてくれた。スタンディングでこれ以上だと密な感じが出る。いや、密の概念もわからないけど。
レコ発なのに自分のCDは10枚くらいの売り上げで、なんとも。飯谷真帆さんが一番売ってた。若い女子には負ける。いや、彼女のソロのライブが良かったから。夏は彼女に物販の売り子をやってもらった。
世田谷ピンボンズの弾き語り、格好良かった。きちんとしたスタイル、京都にいる感じがあまりしない。半野田拓、ローテックなサンプラーを魔法のように操る。そしていつも時間きっちりに綺麗に終わる。時計なんか見てないのに。酒をやめた彼は楽屋でもほがらかだった。
His Bandの三人とのライブ、今日はカラオケからだった。まだ色々なことやれるはず。またスタジオに入ろう。
打ち上げもなく、またUberでタクシーを呼んで、帰った。なんば、大国町、新今宮から曲がり、スパワールドの前から天王寺、阿倍野へ。半額だったので1070円で。一旦荷物を置いて、コンビニへ。カップうどん、ポテトパイを買った。

昨日発売のEP、来春発売のEP、交互にずっと聴く。どちらも好きな音に仕上がった。録音とは命と肉体をハードディスクに焼き付ける行為。スタジオに注ぎ込んだお金、安いと思えた。自分は幸せものかもしれない。能天気なだけかもしれない。素敵なひとになりたいと憧れる。お金もなく、質素な暮らしだけど愛するもの、愛するひとを大切にして、時々旅してる若者が訪れてくれるような。まだまだだけど。