12.30

昼前、息子と家を出る。昭和町へタクシーで。御堂筋線、新大阪で降りる。息子はそのまま実家のある千里中央へ。弁当やら買って新幹線。実に久しぶりにひとり旅。本も持って来たがkindleで読書。東京着。丸の内出口、綺麗な風景。空もいい。タクシーに乗ったら、運転手さんは地方出身者らしいしゃべり方。東京だなと。
四谷のライブハウス。サウンドチェック。若干の何か足りなさを感じる。自分の力か、ハコの鳴りか。やっぱり今は通常ではない状況なのか。観客の制限の諸々も関係しているのかもしれない。本来の存分に楽しめる環境でないと音ももうひとつ突っ込まないのか。そんなことはないと思って、今日はやろう。
譜面台ライトが欲しくて、若い友人にイシバシ楽器での購入を頼む。こういう風に何かをお願いするパシリ的な若者に大阪には出会わない。探すか。しばし上のモリバでお茶。楽屋で弁当。歯磨き。物販、撮影隊も準備。

18時5分から開演。一年間の締め。場数の少なさをカバーするには、ただ歌うしかない。20時に終了。来てくれた友人らと軽く会話して、精算。請求書記入。タクシーで東京駅へ。店の前で送ってくれた友人らはほとんど春に品川駅のホームで見送ってくれた連中だった。ぼくは彼らに何を返していこう。21時の新幹線に乗れた。今日は往復自由席。空いてるので好きな席に座れるのでいい。23時半には新大阪。24時過ぎには昭和町。なか卯で夜食を食べてタクシーで帰宅。

日帰りの旅だったが、無理はなかった。多分。東京の空気を吸えて、東京の友人の顔を少しでも見れて良かった。でも、なんと言っても東京で今の自分のライブをやれたこと。良くても悪くてもあれが自分。ひるまずにいこう。次も。