姉ちゃん
昔から漫画のキャラクターや周りの人から影響を受けやすい方だった。某海賊漫画のトナカイとその恩師(?)たちをみてお医者さんになりたい時もあったし、某バレーボール漫画をみてバレーしてえ〜ってなったこともあった。
初めて見た時から「かっこいい女の人だ」と思ってた。話したこともない時から憧れてたと思う。いつも真っ黒い服を着ていて、お店の制服というか前掛け(あれなんて名前なんですかね?)との統一感があって本当に「かっこいい」が似合う人だと思った。いろんな人と話してるのを側から聞いていて、いつかお話ししてみたいなって思いながらずっと目で追ってた。
何かのきっかけで話しかけて「やったー!お話しできた!」って嬉しくなって、もっと話したいなって思ってたら僕が物凄いストレスを抱えてしまって、誰かに聞いてもらいたいけど誰に話せばいいかわからなくなったときにお店に飾ってあった賞状が目に入った。
一通り自分の話を聞いてもらったあと、アドバイスをくれた最後に「どうするかはずっきー次第だけどね」って優しく言ってくれたのを今でも覚えてる。ってかこれはずっと忘れないと思う。
いつもお店の下まで聞こえてくる大きな笑い声と、それを聞いて「お、今日もおるやん」ってなってお店まで上がってくる人がいるくらい慕われてるあの人を、心から尊敬してる。自分もいつかこの人みたいになりたいって本気で思う。笑い声で元気を与えられる人になりたいし、その笑い声を聞いて人が集まるような人になりたい。
そんな憧れの人から、煙草を吸い始めたあと初めてお店で会った時に「ずっきー煙草吸いよんやん〜!お姉ちゃん聞いてないよ〜〜!!」って言われた。嬉しかった。僕はこの人の弟なんだって思った。
先日独立のためにお店を卒業(?)した姉ちゃん。
なんかあったらなんでも言ってね。なんでも手伝うからね。あなたが弟のように可愛がってくれるから僕もあなたを姉ちゃんだと思って頼るね。
本当にお疲れ様でした。幸あれーー!!!