何でも続けてみたらいいやんね。

こんばんみ。
今日は洗濯物干してるときに白いロンTを落としてしまって汚れついて萎えたまつもとです。

ただ視界に入ってきた数枚並んだ干されたパンツに、今週もちゃんと生きてたよねってことを思ったりもして、ちょっと満足でもあります。笑

私の日曜はいつも朝がはやい。

毎週朝7時には黒光のBMWが家の前にやってきてしまう。迎えにきてくれるその人は同じ会社の大先輩。なので、いつも待たせてしまわないように7時ピッタリには表通りに待っているようにしている。

エンジン音は主張が強く、マンションを出てから表までの道を歩いてるときには、車が来ているかどうかがその音でわかる。音が聞こえないことで安心。ただ、まだこの季節のこの時間、外で待つのがすこしツラい。寒さが堪える。

上司だけど、車ついたら外でますねっていいたいなーと思う。けど、言えない。でも絶対これを言っても怒らない人だから、私が言わない選択してるだけなのかな。来るのを待つことで迎えにきてもらうことへの感謝の気持ちを伝えたいのかもしれない。

まあ月に1回くらいはマンションについたよ、とゆう連絡で起きて、バリバリ待たせるんですが。

そんなおじさんと向かうはゴルフ場。

有田会とゆう、有田とゆう地域にあるゴルフ場に毎週打ちっぱなしに行く会があるのだ。ゴルフ場に行くと会社の人たちが何人かもう待っていて、毎回4〜6人くらいで約100球を打って帰る。

7時には家を出て10時半頃には家に戻る。なんて健康的!

まあそもそも、ゴルフなんて自分がやるとは思わなかった。高貴な遊びだと思っていた。今でもそう思う。ただどんな流れだったかな。

新潟支店にいたときに、当時の支店長と一緒にベンツのGクラスで庶民的なゴルフショップに行き、支店長の奥さんも同じものを持っているとゆうキャロウェイの7万のハーフセットを買った。才能があるかどうかもわからないものに7万を使うことも怖かったけど、ベンツと支店長と新入社員の女の子と私とゆう、なんだか不思議な光景と支店長がたべる800円のラーメンの記憶がとても残っている。

ハーフセットを買ったのは3年前の11月。数回の打ちっぱなしを経て、初めてラウンドに出たのは雪の降る自分の誕生日だった。こんな寒いなか何に耐えて外に居続けるかもわからなかったし、ひたすらに空振るし、そんな瞬間に歳をとっている自分に虚しさをかんじ、結果7万円は玄関でただひっそりと申し訳なさそうに居座るだけになった。

福岡に異動するときに、ゴルフを練習するには最高だねって支店長に言われたけど、福岡にきてから1年以上、ゴルフクラブが自分の視界の中には入ってこなかった。ただ、かと言って売ろうとも思わなかった。ゴルフをやる理由もなければやらない理由もない。

そんなときに有田会への誘いを受けたのだ。

車を借りてまでは行かないけど、人が迎えに来るなら続けられるかな、と思った。それに日曜昼まで寝てるよりはマシ。いい意味で強制力があった方が自分にはいい気がして、なんとなく始めた。

初めて行ったのが去年の5月くらい。
できなくても私の人生にプラスもマイナスもない。そう思ってはいたが、センスがあるとも思えなかった初夏。夏の汗は裏切らない!と言われながら越えた夏。少し行けない日が続いた秋。それでも続けた冬。そしていま。

空振りばかりだった私も、いまではやっとボールの芯を捉えられてるような気持ちになれるくらいにはなった。1年近くやってこんなもんか、とも思うし、まあ形にはなってるやんとも思う。

自分でも確実に5月よりうまくなっていることがわかる。5月の私と今の私は違う。結構ちがう。ゴルフが170パーでできない私はもういない。

成長が体感できることはとても嬉しい。

そして続けられた、とゆう事実があることで、少し自分に自信が持てたような気もしている。

物事は必ずしも自分の意志で始める必要ないんだな、とも思った。相手の誘いに乗ってみる、ってのもひとつよね。

あとは、絶対月4回行くとか、これだけのスコアを出すんだ、とか目標は立てなかったことも続けられた理由なんじゃないかと思う。

打てなくてもなんでも、ちゃんと起きて、ちゃんと行く。それだけでいいじゃないの。

ただ、今も自分ひとりで打ちっぱなしにいこう、という思いは1ミリも生まれないので、ゴルフは好きではないないのかもしれない。

きっと日常からちょっと離れたゴルフ場で何も考えずにゴルフする時間を持つ、それが自分にとって心地いいのかな。

まあ嫌になるその日が来るまで、続けるとゆうことを続けたいと思う。とゆうか、きっと異動して誰も迎えにきてくれなくなったら自然消滅すんのかな。

ねえねえ、今年度も最終週ですって。感慨深い。ほんとに。私の福岡生活も恐らく後1年。全てに最後って文字がついてくるな。
今ある全てに今週も感謝して、がんばろー。


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