成長とは何じゃらほい。

お疲れさまです。20代にも見えるし30代にも見えるし何歳かわからんと言われ、なんとも言えない気持ちになったまつもとです。

若く見られるのが良いのかというと、それはそれで頼りなく見えていることに悲しくなるし、年上に見られるのも、老けてるのか、態度がでかいのか、それもそれでなんだかなあ。ただ、しっかりして見えるということでもあるのか、と思うと悪いわけでもないのか?と思ったり。

この前知り合いの素敵なお姉さんに、女性の30歳、いざ目の前にすると、大人の女性にやっとなれるような気持ちになって、恥ずかしさも感じず、「30歳になるんですよねー」とすんなり言えるようになる、というか、逆に「30歳になったんで」って言いたくなったりもするよ、って話を聞いたのが頭に浮かぶ。

たしかに20代前半は、漠然と30歳を迎える恐怖を感じてたけど、20代後半の今、20代前半よりも自立できてるような気がしたり、案外自分も悪くないじゃん、って思えていて、30歳への不安はなくなった。ってのはちょっと嘘だけど。

年を取ることや年齢に関して、割とどうでもよく思えるようになったな。

あ、今気づいた。こう思えるのは、年齢と中身は比例しない、ということを知ったからかな。薄っぺらい人間になりませんように。

黙っていても歳はとるし、環境も変わるし、自分の想いも変わる。先月末に取りに行くはずのクリーニングにだした服はまだ取りに行けていないのに10月中旬だし、冷蔵庫の中のわらび餅は賞味期限が切れた。そして去年は好きだったであろうあの人の誕生日は、思い出す間もなく過ぎていた。

側に居て祝いたいと思った去年の私も本当だけど、彼への想いがなくなってしまった今の私もここに居る。変わっていくのは当たり前だし、変わらないなんて無理なんだろうな。

大人になると、5段階なり10段階の成績表はもらえないしね。去年と比較して今の自分がどうなのかもわかんないけど。変わっていくことと成長することはまた違うしな。成長してんのかな、私。
20センチしかない足はずっと変わらないままだなあ。正直、仕事や人としてもあんまり成長できている実感はないし、むしろポンコツだなって思うことの方が多くて自信が持てずに不安になることも多い。

けど、最近、大学生時代や前任地でお世話になった人やら、数年前からの知り合いに会う機会があって、そもそもその人との出会いがあったことも事実だよなあとか、あの時こんなことをやったのも事実だよなあとか、自分が今まで歩いてきたであろう道に気づいたりもして。
そう、日々変わるんだけど、多かれ少なかれ、積み重ねてきた何かはあるんだよなあ。

私のことなんて知らないと思っていた会社の先輩が、前任地の事例を見て私のことを知ってくれていたとかもあるしね。
今年の春に来た上司は知らないかもしれないけど、大丈夫。見てくれてる人はちゃんと居るし、私がやってきたことや築いてきたことは嘘じゃない。うん。

そして、春から来た上司とも悩みながら今を築いていくんだ。一緒に。

と思うと、結局今を頑張る、精一杯やれる限り全力でやるってことを続けていくしかないんだよなあ、というシンプルな結論に至るという。そして、出会った人をできる限り大事にしたいなあ。

その中で1ミリずつでも成長してればさ、まずはアリエッティくらいの大きさにはなれるんじゃない?ねえ?うん、そう思う。

あー、サラリーマン向いてないけど、明日も頑張りましょうかね。

以上、まる。

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