神保町よしもと漫才劇場

『神保町よしもと漫才劇場』


ド桜のかつやまです。

神保町よしもと漫才劇場の劇場メンバーになれました。

めちゃくちゃ嬉しい。
やっとです。

ずっとこの劇場に帰ってきたかった。


ちょうど一年前に
ピンで神保町よしもと漫才劇場に所属した。
けど、もちろんすぐ落ちた。

本当に劇場に上がれたこと自体がキセキラッキーで、ネタなんかほぼ一個しかなかった。
ピンの時のネタは
寄席は基本"名前漫談"のネタ。
この名前漫談（僕の名前に関するエピソードトーク）だけで月5本はキツかった。
たまに"プロレス技講座"のネタをやったりしたけど
このネタはファーストステージ中に
あばら骨を折ったことがある危険なネタ。
（しかも高校の同級生の女の子2人見に来ててめっちゃ恥ずかった。）
あんまりやりたくはなかった。

そして、さすがにバトルライブは
新しいことやろう！ということで
作家の方と効果音や録音などを使い
5時間かけて作った、新作コント"倒れるチャリ"という、チャリがドミノみたいに倒れる現象から、その流れで看板が倒れ、電柱が倒れ、最終的には東京都内全部爆発するというめちゃくちゃダイナミックなコントを披露したけど、めちゃくちゃスベって、劇場メンバーから脱落した。

ピンの時の出囃子は
大好きなRADWIMPSのトレモロだった。
トレモロ流して、楽屋に戻ったら芸人、社員さん皆んなから笑われた。
あんなにカッコいいと思ってたトレモロ。
生でRADWIMPS見に行って、あんなにカッコよかったトレモロ。
なんで俺の時は笑われるんだトレモロ。
まじでめちゃくちゃ恥ずかったな。


そして、この劇場所属ピン時代に
今の相方の村田さんと
一緒にやっていくことが決まり
吉本入るまではユニット名目で
1年間活動していくことが決まった。

そのユニット状態では
バトルライブに参加できず
バトルライブに参加できるのは
1年後になった。

とんかつ街道というユニット時代に
神保町の劇場に立ったことは一度もない。
芸人サイドが呼んでくれてたけど
色々な事情で
ゲストでもとんかつ街道は出れないことに。

∞、大宮、幕張などは出れるのに
なんで神保町だけが出れないんだろうと少し寂しい気持ちになったけど、ルールはルール。
神保町に出ることを１年我慢した。

１年我慢して、村田さんが吉本所属になり
Jimbochoファーストステージ、Jimbochoネクストステージ、Jimbochoサバイバルバトルと1番下からバトルした。

周りのみんなから『いけるっしょ！』とか言われてたけど、本当にそんなことは1mmも思ってなくて、ファーストは誰よりも早く入ってネタ合わせしてたし、ネクストステージもずっと左足震えながら漫才してたし、サバイバルバトルも朝起きた時からめちゃくちゃ緊張してた。

ピン時代に、
このバトルライブに参加して、何度もファーストステージで落ちたことがあるからこそ、このバトルライブに勝つことがどんなに難しいことかというのを、今の劇場メンバーの誰よりもわかっていて本当に緊張した。
劇場メンバーになるのは本当に大変なこと。


そして、今回サバイバルバトルで勝ち上がり
1年ぶり、コンビとしては2年ぶりに
神保町よしもと漫才劇場に戻ってきた。

神保町が本当に大好きなので
本当に嬉しいです。よかった。

ただいま。

早くまんてんのカレーが食べたいし
2年前まで一度も開拓してこなかった居酒屋を開拓したいなぁ。


ここ2年は神保町で行われる、お題ネタバトルや、ばちばちライブ、土日の寄席のコーナーに出てなかったのでたくさん出たいし
主催をたくさんやって、新ネタ作ったり、めちゃくちゃ汗かくコーナーライブとかもやりたい。

そして目標はJimbochoグランプリ総合優勝。
絶対この目標をいつか成し遂げたいです。

神保町所属になったことで
やっと村田さんも吉本に入った実感を得られると思う。
村田さんが神保町所属になるの違和感しかないけど、村田さんが神保町のコーナーで暴れる姿がすごく楽しみ。

１つでも多くのライブに出れるように
これからまた頑張りますので
応援宜しくお願い致します。



最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
サポートなどしていただけましたら、嬉しいです。

ド桜 かつやま