とんかつ街道、そしてド桜

こんにちは。
ド桜のかつやまです。

2024年3月1日に
村田大樹さんとユニットとして活動していた
【とんかつ街道】が正式なコンビになり

コンビ名も【ド桜】に変わりました。

コンビ名はオズワルド伊藤さんにつけていただきまして、とても気に入っています。

今回は
少しばかりですが
ここ2年間の話（主にド桜の話）や
これからの思いを書きました。

途中からは僕のことを本当に応援してくれる人に向けて、絶対に表では話さないことをたくさん書きました。

気になる人だけ是非読んでみてください。
それではいきます。













前のコンビを解散してから2年が経った。

解散した時は何もその先のことは決まってなくて、本当にこれからどうしようとぼんやり考えていた。

色々先輩や同期、後輩からアドバイスをもらい、相方が見つかるまではピンでやることが決まった。
ピン名も【頑張るかつやま】というピン芸人ぽい名前に変えた。

でもコンビを解散したら、3か月間は神保町のバトルライブに参加が出来ないので、暇になる。だからそれまでは簡単なYouTubeを1人で上げることにした。

正直、YouTubeで再生数が伸びたら、とか
ピンで一発逆転のピン芸が出来たら
別にコンビでやらなくてもいいのかな？なんて解散したばかりの僕は生意気ながら少し考えていた。

しかしやはり現実は厳しく、
個人のYouTubeは飯食ったり、酒飲んだりする普通の動画で再生数もそこまで伸びない。
芸人として、こんな普通なことやってていいのかな？と考え出す日々。

初めてのピンでのバトルライブは1回戦負け。
それが4か月も続いた。
悔しくて、渋谷から歌舞伎町まで肩に痕ができるくらいの重い荷物を持って帰ったりもした。

やっぱりピン無理すぎ。
コンビで漫才がしたいなぁ。
そういう思いが増して
コンビ欲が湧いてきたが
あんまり周りで解散してる人がいなくて
探すにも探せれない日々が続いた。

解散して8か月が経ったある日。
くらげの渡辺さんから電話が来た。

『かつやまお疲れ！元モンローズの前野（現ピノッチオ）が、かつやまとお試しで漫才をやりたいって言ってるんだけどどうする？』

めっちゃ嬉しかった。

『ぜひやらさせてください！ありがとうございます！』

組むかどうかは一旦置いておいて
久しぶりに舞台で漫才が出来る！という喜びが凄かった。
ピンでこの先どうなるかわからない僕に、少し光が見えた気がした。

そんな前野さんのライブは
僕を合わせて前野さんが5人と漫才をするというライブだった。
連絡が来た時は、グリフォン國松さん、元タイークのかないさん、元アナクロニスティックのホビーさんの3人だった。
そこに遅れて追加になったのが、今の僕の相方である解散したばっかりの村田さんだった。