【FF14暁月台詞集】Lv87 エルピス③

本記事は、FinalFantasyXIV 暁月のフィナーレ のクエスト台詞集になります。
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『生まれ死んで答を得る』

ヴェーネス : Cilina……。
私たちが為すべきことは、ヘルメスを糾弾することでも、
エメトセルクたちに追い縋ることでもありません。
ヴェーネス : この失われた日々が、
それでも「なかった」わけではないのだと、
ふたりで証明をすること……
ヴェーネス : つまり、ここで知ったことを頼りに、
終末に抗っていくことです。
ヴェーネス : 私は、この時代で……。
あなたは、あなたの時代で……。
ヴェーネス : …………さあ、もう一度、歩み出しましょう。
プロピュライオンまで、見送りにいきますね。
クエスト『生まれ死んで答を得る』を引き受けた!

ヴェーネスに声をかければ、
この時代に別れを告げることになるだろう……。

ヴェーネス : あなたの時代に繋がる時空の門が開いているのは、
この中でよかったでしょうか……?

>ああ、ここでお別れだ
 やっぱり、この時代に残って……

ヴェーネス : ……あなたと、あなたの時代の人々が、
どうか打ち勝てますように。
ヴェーネス : あなたがここで知ったことを役立ててくれたなら、
エルピスでの日々は……エメトセルクたちの想いは、
決してなくならないわ。
ヴェーネス : メーティオンが宇宙のどこかにいる以上、
遅かれ早かれ、いつかは終末が訪れるでしょう。
ヴェーネス : それまでに、いったいどれだけのことができるのか……。
防御策の模索や、星の外をゆく方法の検討、
やるべきことは山積みです。
ヴェーネス : かといって、野放図にこの件を拡散するわけにもいきません。
多くの星が終わりを望んでいるという話を安易に振りまけば、
ますます手のつけられない事態になりかねない。
ヴェーネス : 頼れる者から伝えていって、着実に事を進めていかないと……。
ヴェーネス : 本来なら十四人委員会にも協力を仰ぎたいところですが、
ヘルメスがまっさらな状態からの裁定を望んでいた以上、
彼がこの件を知れば、次はどうなるか……。
ヴェーネス : かといって、彼と委員会を引き離せば、
終末が来たときに対策を検討し得る人材を削ぐことになる。
ヴェーネス : 難しいところですね……。
やはり、彼らは彼ら、私は私で、道を探すしかないのかしら。
ヴェーネス : いずれにせよ、事態を根本的に解決するためには、
ヘルメスの問いに、答えを示さなければなりません。
……人は、生きるに足るものだと。
ヴェーネス : 大事なのは、終末を前に……
不可避の絶望や理不尽な死を前に、何ができるか。
ヴェーネス : それらと対峙したときに立ち尽くすだけでは、
乗り越えられずに終わりを迎えた、先ゆく星々と同じです。
ヴェーネス : 終末を切り抜けることもできなければ、
彼らの巣へ辿り着けたとて、手も足も出ずに敗北するでしょう。
ヴェーネス : 絶望に抗い、踏み越える術を、
見出していかなければなりません。
私も皆も……できるだけ多くの人が。
ヴェーネス : 大勢の背中を押していくのは、重く、困難なことでしょう……。
ヴェーネス : けれど私は、人の可能性を愛した。
不可能よりもずっと。
……進む理由は、それで十分。
ヴェーネス : この先に待つのは、あなたが知るのとは別の歴史かもしれない。
あるいはエメトセルクたちが記憶を失ったことで、
繋がる見込みも生じたのかもしれませんが……
ヴェーネス : どちらにせよそれは、繋がる瞬間まで知り得ぬこと。
私はあなたから聞いたことをすべてと思わず、
最善を尽くし続けましょう。

ヴェーネス : だからあなたも、最後まで歩き続けて。
ヴェーネス : あなたが前へと足を進めているとき、私もそうしている……
同じように明日を求める者が、必ずあなたに寄り添うでしょう。

ヴェーネス : その果てで、私たちが……
人が、絶望に立ち向かえる強さを得たならば……
ヴェーネス : 終焉を謳うものに、叩きつけにいきましょう。
ヴェーネス : 人の答えを……
私たちの旅は、終わるには惜しいものなのだと。
ヴェーネス : 約束よ、遥か遠い未来の光。
さようなら、あるいはまたいつか……。


ヘルメス : ファダニエルの座を継ぐことになった
今日からよろしく――


そして私は 燃える空を見上げている
今なお この地上から

降り注ぐ星は悲しみ 海を濁らせるのは嘆き

木々を腐らせるのは諦観か

恐怖が 慣れ親しんだ技を狂わせる――

それらは先ゆく者たちの絶望

かつて善き世界を目指し 果たせなかった者たちの
終わりを謳う唄だった――

天の果てに巣くうのは
もはや使い魔などではないのだろう


終わりの理 そのものだ

人はその日 同胞の半数を贄として
ゾディアークを創り出した

厚いエーテルでアーテリスを覆い
終末を遠ざけたのだ

拭い去ることのできない悲嘆

もはや誰もが忘れていた 望まぬ死が
人を深く傷つけた

初めて知った痛みは 耐えがたく

それを知らなかったころ 輝かしき過日に
人々の心を縛り付けてしまった

奮い立つ古代人 : 見るに堪えない……。
なぜ苦しまなければならないのか。
乞い願う古代人 : もとに戻すのだ、何もかも。
曇りなき世界に……楽園に帰ろう……。
ヴェーネス : ……いいえ、いけません。
私たちは今、苦しみを知り、悲しみを知り、絶望を知った。
ヴェーネス : それらは、いかなる文明も消し去れなかったもの。
生きていくことを望めば、添っていかなければならない相手。
ヴェーネス : この惨劇をなかったことにするのではなく、
胸に刻んで進みましょう。
それこそが、生きる強さを得るということ……!
奮い立つ古代人 : ありえない……これが現実であっていいはずがない……!
私たちは創れていたはずだ、何の憂いもない、善き世界を!
ヴェーネス : いいえ、いいえ!
この世界にも憂いはあった、苦難はあった。
それがたまたま人に向いていなかっただけなのです!
ヴェーネス : お願い、どうか目を開いて……!
命を捧げて命を生み、それを繰り返してもとに戻ろうだなんて、
到底、進歩とは言えません。
ヴェーネス : 楽園でしか生きられない、そんなものにならないで……!
影なき国を創り得ない以上、
いつかは決定的に破綻してしまいます!
乞い願う古代人 : ああ、ゾディアーク……我らの創りし神よ……!
どうか祈りを聞き届けたまえ。
乞い願う古代人 : 命を喰らい、命を紡げ……
そして私たちを帰しておくれ……。
乞い願う古代人 : 星と愛しあっていた、ただ幸せだった、あの日々に……!

奮い立つ古代人 : 壊そうというのか、この美しき世界を。
ヴェーネス : ……眼前に広がる地平、吸い込まれるような空。
静かだけれど力強い、自然の息遣い。
ヴェーネス : それらの合間に、人の営みが明かりを灯し、言の葉を響かせる。
そんな光景に胸があたたかくなった……。
ヴェーネス : 何より、出会う人そのものが、たまらなく好きだった……。

ヴェーネス : それでも、だからこそ、私は信じているのです。

ヴェーネス : 人の可能性を……
どんなふうにだって、生きられるということを。
ヴェーネス : 私は、あなたたちを分かつ。
よすがの神ごと、二度と戻れぬ形に変えよう。
ヴェーネス : 楽園へ至る翼、仮初の全能は失われた。
ヴェーネス : 人はここから歩き出すのだ。


――どこもかしこも激しく痛む
胸は苦しく 呼吸さえもままならない

新生した世界では すべての命が困難の中にある


瞬く間に命が流れ去り
澱むことなく まだ見ぬ方へと進んでいく

一瞬ごと 生まれ 死にながら
それぞれが答えを得ようとしている

なぜ命を与えられながら死にゆくのか
無力でも叫び問うている――


不完全なる者は それゆえに
終わらぬ探求の旅を続けるのだ


探せ――
終わりを知ってなお 立ち疎まぬ強さを


探せ――
もつれた足を 先へ進ませるものを


探せ――
暗闇のうちに 歓びを



絶望の中でも 消えぬ光を


あなたがこの言葉の意味を知るとき
過酷な試練を超える力を その旅路のうちに得ていたのなら

遠い遠い 時の彼方で交わされた約束を 果たしましょう


タタル : うぅぅ……!
こんなときに帰ってきてくださるなんて、
さすがはCilinaさんでっす……!
クルル : Cilinaさん!?
ああ、なんてタイミングなの……!
クルル : あなたが、終末のことを調べるために、
第一世界に向かったってことは、
みんなから報告で聞いているわ。
クルル : その間に、こっちでも大変なことがあったんだけど……
クルル : ひとまず、あなたが無事に帰ってきてくれてよかった。
おかえりなさい……!
クエスト『生まれ死んで答を得る』をコンプリートした!



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