【FF14暁月台詞集】Lv81 シャーレアン【未記載あり】

本記事は、FinalFantasyXIV 暁月のフィナーレ のクエスト台詞集になります。
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◆『君が抱く歓びの色』

・暁サイド

アリゼー : あ、いたいた!
ねえ、あなたも食事まだでしょ?
アリゼー : いろいろ買ってきたから、一緒に食べない?
味は保証するわ、ラストスタンドだもの。


アルフィノ : ここに来る前に、エスティニアンのことも誘ったんだ。
アルフィノ : けれど、なんだかものすごく渋い顔をして「俺はいい」と……。
シャーレアンの料理は、口に合わなかったのだろうか……。
クルル : そうでもないと思うけれど。
ほら、疲れてるから独りになりたかったんじゃない?
アリゼー : 格好つけてるだけよ、格好つけてるだけ!
アリゼー : 次は絶対に連れ出して、
栄養の寄せ集めみたいなシャーレアン料理を、
山ほど食べさせてやるんだから。
アルフィノ : それはいい計画だ。
戦う者こそ、しっかり食事と休息をとって、
体調を整えておくべきだからね。
クルル : 大変ねぇ、エスティニアンさんも。
グ・ラハ・ティア : 体調といえば、クルルは大丈夫なのか?
ラヴィリンソスでハイデリンに身体を貸したって聞いたが……。
クルル : ええ、まったく問題ないわ。
直後に疲れを感じてた程度。
クルル : むしろ、もっと彼女と話せたらいいんだけど……。
あれ以降は、ちっとも気配を掴めないの。
アリゼー : ハイデリンからは、あの花を持っていくよう言われたのよね。
アリゼー : それは道標であり、あなたを、人を試すもの。
暗闇のうちに、歓びを探せ……だっけ。
アリゼー : どういう意味かしら。
ラザハンでニッダーナと話してたときの輝きに関係してる……?
アルフィノ : あれはまさしく、歓びを映したかのようだったね。
彼女や、安息を得たラザハンの民たちの……
あるいは、そこに立ち会えた私たちの歓びだ。
グ・ラハ・ティア : そうだな。
オレも少し元気をもらったというか、
次もまたがんばるかって、踏み出す気力が湧いた。
グ・ラハ・ティア : まだテロフォロイの企みを完全に阻止できたわけじゃないし、
哲学者議会の思惑にも、謎は多い……。
グ・ラハ・ティア : けど、ままならない状況の中にも、
小さな歓びが生まれることが確かにある。
グ・ラハ・ティア : 人は存外、それで日々を戦っていけるものだ。
昔から……何度だって……。
グ・ラハ・ティア : ああっ、オレの分……!

アリゼー : いいじゃない。
それにしてもラハ、よく浮遊魔法なんて覚えてたわね。
グ・ラハ・ティア : ……まあな。
ただ、発動まで少し時間がかかるから、
戦いの中で咄嗟に使うのは厳しそうだ。
グ・ラハ・ティア : 覚えたてだから、単に慣れてないだけかもしれないが……。
アルフィノ : もしかして、ヌーメノン大書院を探索したときに?
グ・ラハ・ティア : 正解、あそこには山ほど魔道書があるからな。
ひとりで残ったときに、その……必要があったんだ。
アリゼー : あっ、わかった。
禁書庫に忍び込むのに使ったんでしょ。
グ・ラハ・ティア : あー……いや、その……うん……
グ・ラハ・ティア : 高いんだよ……
グ・ラハ・ティア : 高すぎるんだよッ、本棚が!
侵入中じゃ魔法の足場を動かすわけにもいかないし、
仕方ないだろ!

>今日は夜更かしになりそうだ
 そろそろ片付けようか
 ところでここ、自分の部屋……

アルフィノ : 明日に支障がない範囲で切り上げるよ。
たまには時間を忘れるのもいいけれどね。



・ファダニエルサイド

ファダニエル : ここにいましたか。
生身でその格好だと冷えません?
まあどうでもいいんですけど。
ファダニエル : 大変申し訳ないことに、またもや悪いご報告が。
ファダニエル : サベネアにあった塔が、
かの英雄たちの活躍で消されちゃいました。
ファダニエル : ほかの塔は引き続きエーテルを吸っていますから、
それ自体は問題ありません。
ただ、どうしても効率は落ちる……。
ファダニエル : 連中が各地でぐずぐずしてくれていたらいいですが、
まっすぐここに攻め上ってきたら、
間に合うかどうか怪しいところですね。
ゼノス・イェー・ガルヴァス : ……ならば、奴は来る。
必ずな。
ファダニエル : 左様ですか……。
じゃあ精々、足止めの方法でも考えておくとしましょう。
ファダニエル : というかあなた、本当に、
あの人のことを話すときだけ愉しそうですねぇ。
ほかのことに興味はないんです?
ゼノス・イェー・ガルヴァス : ハ……。
そも、区別すらつかぬ。
ゼノス・イェー・ガルヴァス : みな同じように退屈で、醜悪だ。
およそこの世は、ぬるい泥土が如きもの……
目を、息を塞がれ、誰もが知らぬ間にただ死んでいく。
ゼノス・イェー・ガルヴァス : だが俺は、光を見た。
極限の中で己を駆り立てる熱を知った。
……奴との戦いは、そういうものだった。
ゼノス・イェー・ガルヴァス : 戦いを終えたとき、もはや泥土の内には戻れなかった。
ゆえに先など在るものかと、幕を引いたのだ。
ゼノス・イェー・ガルヴァス : あの言葉に偽りはない。
今も俺は、あの瞬間のためにだけ生きている。
ファダニエル : 死を経験しながら、それほどの生き甲斐を持てるとは、
大変結構なことですね。
ファダニエル : ええ、本当に……。
憎らしいやら、妬ましいやら。
ゼノス・イェー・ガルヴァス : 俺に問う以前に、お前はどうだ。
煩く騒いではいるが、何ひとつ、愉しんではいなかろう。
ファダニエル : うわ怖い……。
あれだけ無視しておきながら、そういうこと言っちゃいます?
ファダニエル : でも残念、今は少しだけ愉しいんですよ。
ファダニエル : ……私ね、人だったころ、長いこと同じ夢を見ていたんです。
ファダニエル : 途切れ途切れで、登場人物の顔なんかも欠けた、不完全な夢。
知らない場所のことでしたし、
単なる空想のひとつだと思ってました。
ファダニエル : ただ、ある日、それが真実と繋がってしまったんですよ。
ちょうど、あなたが見ていた終末の夢のように。
ファダニエル : ……あの夢が、間もなく世界にとっても真実になる。
ファダニエル : それだけは、ええ、少し愉しいかなと。



◆『シャーレアン魔法大学』

モンティシェーニュ : おほん……
ではまずエーテル学の基礎をおさらいしよう。
モンティシェーニュ : 我々のような生命が有するエーテルは、
大まかに3種類にわかれておる。
モンティシェーニュ : 魂、記憶、そして……?

>生命力!

モンティシェーニュ : お見事、正解じゃ!
モンティシェーニュ : 多くの人にとって最も身近なエーテルは、
まさにその生命力じゃろう。
モンティシェーニュ : 魔法を使うことで発散させたり、食事から摂取したりと、
日常的に消費と補給を繰り返している。
とても流動的なものじゃ。
モンティシェーニュ : 一方で魂は、そうそう変化をすることがない。
そして記憶は、魂と固く結びついているのじゃ。
モンティシェーニュ : あくまで例えじゃが、魂を「紙」、
記憶を「そこに書かれた文字」と考えると、
わかりやすいかもしれんの。
モンティシェーニュ : さて……
そこに、記憶と同質のエーテルを強く放射したらどうなる?
アリゼー : 下に書かれた文字が……記憶が、読めなくなる?
モンティシェーニュ : うむ、まさにそういった理屈で、
記憶を封じたり、それにまつわる行動を制限する術があるのじゃ。
モンティシェーニュ : 実は近年、この現象が大規模に発生した事件があった。
何かわかるかね?
アルフィノ : 第七霊災だ……。
アルフィノ : エオルゼアの人々は、ダラガブから現れた竜が、
世界を焼き尽くしたところまでは覚えているという。
アルフィノ : しかし、そのあとどう再生したのかについては、
一様に記憶が曖昧だと証言していた……!
モンティシェーニュ : 正解じゃ。
それが偶然に起きたことなのか、
誰かの意思で成されたのかは、わからんがの。
モンティシェーニュ : ……しかし、記憶に干渉する術は、
シャーレアンにおいても禁忌のものとされておる。
モンティシェーニュ : 哲学者議会にしても、
新たな議員にくだんの使命を告げたときのみ、
秘匿の術を掛けているのじゃ。
モンティシェーニュ : それを濫用して民を操るようなことは、断じてありえん。
どうかそこは信じてほしい。
クルル : ちなみに、そうして塗りつぶされた記憶が、
元に戻ることはないのですか?
モンティシェーニュ : 議員に掛けられている秘匿の術にかぎって言えば、
議会で9割以上の賛成を得れば解除でき、
黙するしかなかった真実を、自由に話せるようになる。
モンティシェーニュ : その機会を得られなければ、星海に還るまで待つしかないのぉ。
モンティシェーニュ : 星海では、すべての魂が洗われる。
まずは汚れ……すなわち魂や記憶に付加されたものが消え……
モンティシェーニュ : 次いで、記憶が溶けて消えるのじゃ。
モンティシェーニュ : ……ごくまれに、
消えない刺青のように残る記憶もあるそうじゃがの。
アリゼー : 洗われた魂は、どうなるの……?
モンティシェーニュ : ほどけて無垢のエーテルとなり、
いずれ別のエーテルと結びついて、
新たな魂を形作るとされておる。
モンティシェーニュ : 一方で、ほどけないままで物質界に流れ、
別の生命として再誕する可能性についても、
長年提唱されておる。
モンティシェーニュ : ワシ個人としては、いずれかが正しいのではなく、
どちらの場合もあり得ると考えておるがの。
モンティシェーニュ : さて、おぬしらを智の深淵に突き落としたところで、
今日の講義はここまでとしようかの!

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