【FF14暁月台詞集】Lv82 ギラバニア【未記載あり】

本記事は、FinalFantasyXIV 暁月のフィナーレ のクエスト台詞集になります。
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◆イルサバード派遣団

アルフィノ : Cilina……
私は、なんだかとても緊張しているんだ。
アルフィノ : 同じ大陸に生きる、人の同胞として、ガレマルドへ……
この「イルサバード派遣団」に、
どれだけの人が加わってくれるのだろう?
アルフィノ : 不安で……でも、胸が熱くなっているよ。
本当に、こんな日が来るだなんて……。

アイメリク : 君も来てくれたのだな。
その後、我が友は、「暁」でうまくやれているだろうか?
アイメリク : 彼は昔から、団体行動が苦手でね。
戦い以外のときは、規則で定められていないかぎり、
ゲイラキャットのごとく気まぐれに行方をくらませたものだ。
アイメリク : とはいえ、必要なときには帰ってくるから、心配はいらない。
そういうものだと思って、うまく付き合ってやってくれ。
エスティニアン : おい、アイメリクと駄弁るなよ。
必要なことを聞いたら、とっとと派遣団のところに行くぞ。

エスティニアン : ……ガイウス。
その言い草だと、お前も派遣団には同行しないようだな。
エスティニアン : いいのか?
誰よりも思うところはあるだろうに。
ガイウス : 無論……叶うのであればすぐにでも参じ、
テロフォロイを斬り伏せ、ガレマールの民を救いたい。
ガイウス : しかし、我の真意がいずこにあれど、
ガイウスの名は、派遣団と帝都の民を引き裂くであろう。
ガイウス : 我がヴァリス帝を葬ったのだと考える者にしてみれば、
派遣団と大罪人が手を組んでいることになる。
ガイウス : そうでない者にとっては、元軍団長の帰還だ。
他国の民の力を借りずとも再起できると、
派遣団の支援を跳ね除けかねない。
ガイウス : ガレアンの行く末を思えばこそ……
我が出向いてはならぬのだ。

>その想いも連れて、行ってくる
 自分だって、どう思われることか……
 代わりに、ウェルリトをしっかり護れ

ガイウス : かたじけない……。
今はただ、その言葉に感謝しよう。
ガイウス : この派遣が、かけがえなき命を救い、
実りあるものとして終わることを、我も願っている。
マキシマ : そういったわけで、今回は私が、
帝国内の案内役として同行させていただきます。
マキシマ : 亡命した身とはいえ、祖国の友のため……
そして派遣団として立ち上がってくださった皆様のため、
最善を尽くす所存です。
ラウバーン : ガイウスとの話が済んでいるのなら、
「暁」を、派遣団のもとへ案内してもらえるな?
アイメリク : そちらでは、君たちもよく知る人物が待っているだろう。
……皆に、ハルオーネの加護があらんことを。

ラウバーン : さて、ついに派遣団が動き出すとなれば、
吾輩も戦場へと戻らねばな。
ラウバーン : いくらかの手練れをそちらに送りはしたが……
なに、その分もティソーナで斬ればいいだけのこと。
「アラミゴの猛牛」たる所以、異形の蛮神どもに見せてやろう。
アイメリク : そういえば、君にひとつ報告があった。
塔から現れた異形の蛮神と戦っている最中、
飛来した竜が助太刀してくれたとの報告が上がっていてね。
アイメリク : 特徴を聞くに、ティアマット殿だろう。
彼女もどこかの空の下で、ともに戦ってくれているのだ。
アルフィノ : 彼らが背後で戦い続けてくれていること、忘れずにいよう。
……さあ、派遣団のもとへ!
アリゼー : 正しいと思うことをするのにも、しがらみはある……か。
うん、今なら少し、わかるきがするわ。
グ・ラハ・ティア : 彼が、あのガイウス……。
こうして面と向かうと、眼差しひとつでも伝わってくる。
厳しい世界に身を置いていたんだろうな。
エスティニアン : 俺もガイウスと同じで、
ヴァリス帝を殺したって疑いを掛けられているからな。
帝国民と接するときには、せいぜい気をつけておくさ。
ガイウス : 報告のとおりに帝都が崩壊しているとするなら、
派遣団の最大の敵は、寒さになるだろう。
ガレマルドは、凍れる大地にそびえる都だ……。

◆イルサバード派遣団 対面!

・ムービー

アルフィノ : これは……!
サンクレッド : お前たちも来たか。
勝手にことを進めて悪かったな。
ヤ・シュトラ : でも、なかなか壮観でしょう?
彼らが、盟主代行として今回の任務にあたる者……
ヤ・シュトラ : いえ、帝国との未来を担う者と言うべきかしら。
各国から集まった「イルサバード派遣団」の面々よ。


???? : こちらとしても、驚くばかりだ。
まさか、こういった形で、
再び貴公らと肩を並べることができようとは……。
アルフィノ : ルキア殿……!
ルキア : アイメリク様より、此度の大役を賜った。
この派遣が、多くの国に……ガレマール帝国にとっても、
よい結果を残せればいいと考えている。
ルキア : そのために、どうか力を貸してほしい。
改めて、よろしく頼む。
アルフィノ : こちらこそ、頼りにさせてもらいます。
できることならば、過去よりも未来にむけて……
ともに道を探していきましょう。
ルキア : では、顔合わせも兼ねて、派遣団の皆を紹介しよう。

ルキア : 皆、集まってくれ!
「暁」も到着した、そろそろ始めよう!
ルキア : では、そちらから頼めるだろうか?
ア・ルン・センナ : わかったよ……。
ア・ルン・センナ : 僕は、ア・ルン・センナ。
我が姉、カヌ・エ・センナの命により、
三重の幻術皇として、グリダニアからの志願者を預かってきた。
ア・ルン・センナ : ガレマルドにおいて、君たちや、
救助すべき者の命を護るのが僕たちの役目だ。
ア・ルン・センナ : だから、ギルドの長から推薦を受けた幻術士たちを連れてきた。
双蛇党から、その護衛にあたる者もね。
ア・ルン・センナ : もっとも……
君ほどの白魔道士がいるなら、心配はないだろうけど。
ラヤ・オ姉さまが、君に会ったらよろしくって言ってたよ。

シカルド : じゃあ、次はオレたちだな……。
グ・ラハ・ティア : あんた、断罪党の……!
シカルド : ああそうだよ、シカルドだよ!
この前はダセェとこ見せたな……。
シカルド : どのツラ下げてこんなところに……と思っちゃいるが、
提督から相談を受けたヒルフィルのおじきが、
お前が見てこいって言うもんだからよ……。
シカルド : そこで駄々をこねちゃ、いよいよ断罪党の恥さらしだろ。
オレは海賊だ、だからこそ乗った船に命を預けなきゃならねぇ。
シカルド : 今回は帝国から奪うのもナシにして、提督(せんちょう)の言う、
リムサ・ロミンサの新しい航海術に賭けてやるよ……!
シカルド : ってわけで、鍛冶師と甲冑師を預かってきた。
ガレマルドなら、どんな状態になってても鉄はあるだろ。
こいつらがいれば、寝る場所でもなんでも拵えられる。
シカルド : グリダニアと同じく、護衛役も連れてきてるぜ。
まあ、活きのいい工兵部隊だとでも思っといてくれや。

リセ : 意気込みはバッチリだね。
これは、アタシたちも負けてられないな。
リセ : アラミゴとウルダハからも、
ナナモ様とラウバーンの呼びかけに応じて、
人が集まってくれたんだ。
リセ : ガレマルドが崩壊してるなら、
道を拓くのにも人手がいるでしょ?
そうでなくても、テロフォロイに襲撃されるかもしれない……
リセ : そんなときに頼れる仲間たちよ。
もちろん、アタシとピピンも存分に使って!
ヤ・シュトラ : 久々に、あなたの暴れているところが見られそうね?
リセ : 今はどちらかというと、シュトラの方が大暴れなんじゃない?
魔女様は怒らせるとおっかないって、話に聞いてるよ。
リセ : ……帝国では、厳しい現実が待ってると思う。
それでも、みんなと、あなたたちと一緒に、
できるだけのことをしていきたいんだ。
リセ : 今度は、もっと多くの人に、本当の自由が訪れるように。
少しの間かもしれないけど……またよろしくね!

ルキア : イシュガルドからも、
対テロフォロイの戦力および労働力として、
私を含めた神殿騎士団が参加させてもらう。
ルキア : 帝都ガレマルドがあるのは極寒の地だ。
雪中での任務とあらば、いくらか助言できることもあるだろう。
ルキア : ……そういった理由で、
派遣団の総指揮も私が拝命することとなった。
不肖ながら、尽力させてもらおう。
ルキア : また、四大名家……とくにアインハルト家の計らいで、
機工士にも同行してもらうことになっている。
ルキア : 彼らの技術は、
魔導兵器や帝国製の機器にも通用する部分があるからな。
海都の鍛冶師や甲冑師とともに活躍してくれるだろう。
ルキア : それから、貴公らにはもうひとり紹介を……

アルフィノ : エマネラン殿!
エマネラン : よ、よう……。
フォルタン家を代表して、
エマネラン・ド・フォルタン、ここに参上したぞ。
エマネラン : 言っとくが、急に強くなってるとかないからな……!
兄貴が「和平を目指すための派遣なら、実にお前向きだ」って、
押しつけてきたんだよ。
エマネラン : そりゃ、舞踏会のひとつでもあれば、
速攻で帝国人とダチになれる自信がある。
なくても正直、戦えっていわれるよりは自信があるけどな!?

>頼もしい!
>タノモシイ……
※共通

エマネラン : へへん、さすがオレのマブダチ!
任せてくれ、涙ながらに留守番してるオノロワにも、
楽しい話を持ち帰ってやらなきゃいけないからな!
ルキア : ……以上がグランドカンパニー・エオルゼアからの参加者だ。
ルキア : あとは東方連合からも来るはずなのだが、
到着が少し遅れているらしい。
アリゼー : っていうと、ドマの忍びの人たちとか?
サンクレッド : いや、あいつらは広い東方連合を繋ぐために奔走してる。
ヒエンからの伝言によれば、
同じくらい頼もしい連中をよこしてくれるそうだが……。

???? : おいテメェ、オレの前を塞ぐなクソ男!
シリナ : 遅くなってすみません……!
東方連合より、イルサバード派遣団に加えていただくべく、
参上いたしました!
リセ : シリナ、それにみんなも!?
サドゥ : オレたちの草原には、塔とやらも出てこなかったもんでな。
いくらかはドマだの何処だのに向かわせたが、
オレもいい加減、乾き死にそうなんだよ。
サドゥ : さあ、いちばん前に出せ……!
殲滅だ……!

シリナ : サ、サドゥさん落ち着いて……。
今回は駄目です、皆殺しは控えて……。
ルキア : 噂に聞く草原のアウラ族と共闘できるとは、光栄だ。
そして、うしろにいるのはもしや……?
シリナ : はい、ダルマスカ解放を目指す「レンテの涙」のみなさんです。
それから……
サンクレッド : ボズヤ・レジスタンスの精鋭、だな。
サンクレッド : どちらも腕が立つ上に、隠密活動もお手の物だ。
彼らがいれば、俺ひとりで広い帝都を探索せずにすむだろう。

アルフィノ : ダルマスカに、ボズヤ……。
先の戦いで解放されたアラミゴもだが、
帝国によって侵略を受けた土地だ。
アルフィノ : ここに集まってくれた皆の意志を疑うわけじゃない。
それでも、今回帝都に向かうのは、
テロフォロイによって被害を受けた「同志」を助けるためだ。
アルフィノ : だとすれば、かえって苦しい思いをしてしまう者も、
いるのではないだろうか……?
リセ : ……実はね、ここに集まっているのよりも大勢の人が、
派遣団への参加を辞退してるんだ。
リセ : 多分、アラミゴだけじゃなくて、ほかの国でも。
どんな理想があったって、
帝国とはさんざん戦ってきたんだもの……仕方ないよね。
リセ : でも、帝国と相対してきたからこそ知ってることもある。
リセ : ガレマールの旗のもとにいる人も、人だった。
許せないヤツがいて、嫌な思いもいっぱいしたけど、
だけど、それだけじゃなかったんだ。
リセ : フォルドラと話せたみたいに……。
シドたちが、いつも全力で協力してくれたみたいに……。
リセ : あのガイウスが今、
ウェルリトの暫定政府に協力してるのだって……!
リセ : 派遣団に志願したのは、それを体感してきた人。
あるいは、自分の考えや信念で、割り切ることができた人。
リセ : お互いの未来を考えるには、
まず、生きててもらわなきゃいけないって……
ちゃんとみんな、わかってるんだ。

アルフィノ : すまない、余計な心配だった。
私も想いは同じ……この任務、ともに必ずやりとげよう。
ルキア : では、具体的な作戦を確認するとしよう。
ルキア : 我々が目指す帝都ガレマルドは、
北州イルサバード大陸の北方、中央山脈を越えた先にある。
ルキア : 今回は、ここアラミゴから、
ガーロンド・アイアンワークス提供の飛空艇に乗り、
山脈越えを決行する予定だ。
ルキア : ただ、テロフォロイが迎撃してくる可能性もある。
ルキア : 彼らが帝国を牛耳っている以上、飛空戦艦を使われることや、
妨害波でこちらの航行を妨げてくる事態についても、
考慮しておく必要があるだろう……。
マキシマ : そこで提案させてもらったのが、
中央山脈と帝都の間に広がる大雪原、
「マグナ・グラキエス」で飛空艇を降りるという計画です。
マキシマ : 帝都までは徒歩での雪中行軍となりますが、
かの雪原には、もともと物資輸送に用いていた設備や道がある。
マキシマ : 何より、見通しがいい。
任務中は飛空艇を防衛し続けなければならない以上、
護りやすい場所に留めるのは有効かと。
ルキア : 今も各地でテロフォロイの計略に抗っている同胞たち、
そして厳しい状況下にあると思われる帝国民のためにも、
一刻も早い行動が望まれている。
ルキア : 皆、迅速に準備を進めてほしい。
でき次第の出発としよう!


・NPC台詞

マグナイ : 覇者たるモル族に加え、ドタール族まで主力を供出するならば、
余輩は草原に残り、それを護るのが役目であると考えていた。
マグナイ : だが、兄弟たちに懇願されたのだ。
余輩の威光を、集いし異邦の者らにも示してほしいと。
それによって、新たな希望も芽吹くやもしれぬと。
マグナイ : 長兄として、その切なる願いに応じぬわけにはいくまい。
狂犬のごとき女と同行するのは遺憾だが、
十全な活躍を、お前の目にも焼きつけるがいい。

サドゥ : 帝国の連中がどうなろうが、オレの知ったことか。
ジンドウテキシエンなんてものにも、意義を感じられない。
生きられなけりゃ滅びる……それだけだ。
サドゥ : だが、派遣団のやり方は守ってやるよ。
納得の上で、東方連合に名を連ねたんだからな。
何より、シリナからの頼みだ。
サドゥ : オレとこいつは、今じゃ悪くない仲なんだぜ?
最近じゃ、連れ立って狩りにいくこともある。
どこぞのクソ男なんかより、よほど親密ってわけだ。

シリナ : それにしてもお久しぶりです、Cilinaさん。
テムルンお婆さまも、あなたのこと、
とても気にかけていたんですよ。
シリナ : なんでも、私がこちらに加わることを決めた夜に、
神託と思しき、不思議な夢を見たのだとか。
シリナ : 赤々と燃える陽と、黒く冷え切った陽……
ふたつの太陽が重なり、すべてが終わりを迎える。
その壮絶な光景の中に、あなたの気配を感じたのだそうです。
シリナ : 意味は読み解けていませんが、どうかお気をつけて……。
私も派遣団の一員として、精一杯お手伝いさせていただきます!

アルベリク : やあ、君は緊張してないかい?
私も神殿騎士のひとりとして、派遣団に参加させてもらうよ。
アルベリク : これでも元は「蒼の竜騎士」だ。
君とエスティニアンに負けぬよう、私も精一杯やるつもりさ。

ステファニヴィアン : やあ、Cilina。
今回、俺たちは工兵としての働きに期待されて呼ばれたんだが、
俺の計測器によると、これはチャンスでもあるんだ!
ステファニヴィアン : 騎士にも劣らぬ戦闘力の高さを見せつけて、
イシュガルドに機工士ありと、その存在を知らしめてやるのさ!

エマネラン : ヒュウ!
これだけバラバラな連中が集まる機会は、そうないぜ?
出発前に、いろいろ話を聞いてみるとするか。
エマネラン : まずは、草原のアウラ族の……シリナさんと、サドゥさんだろ?
……そのうしろにいるデカ斧男は、ちょっと近寄りがたいな。

チュチュト : Cilina、話す時間があって良かった!
あなた宛てに、師匠から激励の手紙を預かっているのよ。
忙しいでしょうから、私が今読み上げちゃうわね!
チュチュト : ……ええと、なになに?
「この聖拳のハモン、お主を信じて頼みがある。
 帝国にセクシーギャルがいたら、ワシに報告するように」……。
チュチュト : あーんの、クソジジイ!
こんなときに、なんてこと言わせるのよ!!
はあ、ごめんなさい……とにかく一緒に頑張ろうね……。

ココブキ : クックック……我ら兄弟も馳せ参じました。
かつての貴方のように、強敵に立ち向かう勇気を発揮し、
テロフォロイなど、破壊の力で瞬時に屠ってやりましょう。
ココブキ : …………だからココブシちゃーーーん!!
お兄ちゃんたち、早く帰るからねぇ~~~!!!!

リセ : あなたやアリゼーと一緒に紅玉海を渡って、
ヒエンを探すために向かったアジムステップで、
シリナたちに出会った……。
リセ : あの旅が、なんだか懐かしいよ。
それぞれが、自由を目指して進み続けてた……。
リセ : その戦いを終えられたからこそ、次を目指せるんだ。
もっと大きな自由……たとえば愛とかそういう心が通った……
来たるべき明日に向けてね。

マキシマ : ……私はかつて、帝国による属州統治の実態を知り、
それを改革せんと「民衆派」に身を置きました。
属州の民を尊重し、盟友として共栄する道を探していたのです。
マキシマ : しかし、民衆派は半ば異端の存在でした。
幾人もの同胞や、私を支持してくれていた両親までもが、
「不慮の事故による死」を迎えるほどに……。
マキシマ : 私は、此度の任務で、皆さんとともに知りたいのです。
人はあの理想を実現できるのか……
それが叶った世界に、どんな光景が広がるのかを。

ルキア : コマンドとしての経験はそれなりに積んできたつもりだが、
これほど個性豊かな一団を率いるのは、初めての試みだ。
ルキア : 最善を尽くすが、至らぬこともあるだろう。
各地を旅し、多くの人を見てきた貴公の知恵を、
貸してもらえるとありがたい。

ピピン : 自分は養父のもとで、アラミゴの民の哀しみを知った。
長じてからは、不滅隊の一員として、
幾度となく帝国兵と剣を交えてきた……。
ピピン : しかし、ナナモ様から派遣団の結成を伺ったとき、
不思議なほどにすんなりと、参加の意志が固まったのだ。
ピピン : これまでの諍いを知るからこそ、
此度の派遣がどれほどの事態か、理解できたのだろう。
ティソーナに誓って、やりとげてみせる……!

シカルド : オレら海賊にとって、帝国の船といやぁ「獲物」だ。
なにせ、唯一認められてる私掠の相手だったからな。
シカルド : それで散々食ってきたんだ。
一度くらい助太刀に行くのも、ま、悪くねぇなと思ったのさ。

アルカ・ゾルカ : やあやあ、Cilina君じゃないか!
ついに新生「海兵団」としての実力を発揮するときが来たね!
今こそ、僕らの修行の成果を見せてやろう!
アルカ・ゾルカ : うおおぉぉぉ、気合入れて行くぞッ!
海兵魂ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

ブルーンバル : 斧術士ギルドを代表して加勢に来たぜ。
俺たちが来たからには、職人連中に手出しはさせねぇ。
ああ、それから……
ブルーンバル : 全部片付いたら、マスターにも顔を見せてやってくれよ。
こんなときだから言うが、お前は俺たち斧術士ギルドの誇りだ。
クジャタを討って、少年との約束を守ったときから、ずっとな。

ア・ルン・センナ : そうそう、「不浄なるもの」の一件で君と旅をしたエシヴァも、
姉さまたちとともに、塔から森を護ってくれているんだ。
ア・ルン・センナ : 本当なら派遣団に加わりたかったんだろうけど、
僕が少しでも安心して森を離れられるように……ってね。
帰ったら、ここで見聞きしたことを話してあげるつもりだよ。

アルフィノ : これまでも、各国の兵とともに出撃することはあった。
そのときの方が、人数は多かったかもしれない。
アルフィノ : けれど……どうしてだろう……
この光景がとても……とても嬉しいんだ。

グ・ラハ・ティア : 待ってくれ……ちょっと……
気持ちが……追いついてなくて…………。
グ・ラハ・ティア : ………………マジかよ……豪華勢ぞろい……!

エスティニアン : フ……まさかこんなところで、
「元」蒼の竜騎士が、ふたりそろうことになるとはな。
エスティニアン : 長ったらしい再会の挨拶なんぞいらん。
互いの技を見れば、達者でやっていたかどうか、
すぐにわかるだろうさ。

アリゼー : んー、いないわね。
もしかしたら、私に赤魔法を教えてくれた人も、
来てるかもしれないって思ったんだけど……。
アリゼー : 帝国とは因縁があるみたいだったし、断ったのかしら。
それとも……?
アリゼー : まあ、いつかはきっと再会できるわよね!
剣も魔法も、さらにうまく使えるようになって、
そのときにビックリさせてやるんだから!

ウリエンジェ : 「暁」に来たる者あれば、去りゆく者あり……。
そうした移ろいの中で、再び肩を並べる機会を得られるのは、
実に喜ばしきことでしょう。

サンクレッド : 東方連合、とくにドマの隠密や、レジスタンスの斥候たちとは、
何度か協力して偵察任務をこなしてるからな。
やりやすくて大助かりだ。


・「護魂の霊鱗」を渡す

ヤ・シュトラ : 実はね、彼ら以外にも、
アマルジャ族をはじめとした異種族から立候補があったの。
ヤ・シュトラ : 残念ながら、寒冷地での活動が難しい体質だったり、
人拐いの対象として狙われたりする可能性を考慮して、
今回は見送りになったのだけれど……。
ヤ・シュトラ : 彼らの中にも、理解してくれた子たちがいたというのを、
あなたも覚えておいてくれると嬉しいわ。
ヤ・シュトラ : ……それじゃあ、出発の準備にとりかかりましょうか。
何より大事な「護魂の霊鱗」は、
あなたから各代表に渡してもらえて?
ヤ・シュトラ : 久しく会っていなかった相手もいるでしょうし、
霊鱗を渡しながら、再会の挨拶をしてみるといいわ。
ヤ・シュトラ : その間に、私も問いたださなければならないことがあるの。
サンクレッドとウリエンジェに……ね?

シリナ : 私たちも、急いで出発の準備をします。
草原の北部よりも寒いと聞いたので、
防寒具はできるだけ用意してきたんですが……。
シリナ : なるほど、それをひとりひとつ持つんですね!
了解です、東方連合の面々に渡しておきます!
シリナ : あとは……そうだ、ヒエンさんからあなたに、
伝言を預かってきたんです。
きっと参加なさるだろうからって。
シリナ : 「わしらが立つは、ひと繋がりの大陸なれば、
 近きも遠きも些末なことよ。
 ともに奮い立ちて、大義を果たそうぞ」
シリナ : ……東方連合に属する地域では、
ヤンサのほか、ナグサの奥地にも塔が見つかり、
戦力を分けての抵抗が続いています。
シリナ : ヒエンさんやユウギリさんは、
それらを結ぶ役として、奔走しているんです。
シリナ : 私も……私たちだって、がんばらないと……!
イルサバード派遣団の一員として、
どうぞよろしくお願いします!

ア・ルン・センナ : ……僕に何か用?
ア・ルン・センナ : へえ、これが霊鱗か……。
グリダニアから来たみんなにも、配っておくよ。
ア・ルン・センナ : 君には前に聞いてもらったけど、
僕は今、ア・トワ様のような、森の外を知る角尊を目指してる。
ア・ルン・センナ : だから派遣団に志願させてもらったんだ。
帝国はグリダニアにとってまさに脅威だったけど、
だからこそ、知らなくちゃって考えてね。
ア・ルン・センナ : ガレアン人は魔法が不得手だから、
怪我人の手当てにも苦戦してるかもしれない。
治療にあたりながら、いろいろ学ばせてもらうつもりだよ。

シカルド : 海都から来た連中をまとめてるのは誰かって?
オレだよオレ、悪いかよ!
シカルド : お、例のテンパードにならなくなる護符だな。
こいつはお宝だぜ、売ったらいくらに……って違う違う。
シカルド : ……まあ、自分でもわかってるさ。
エインザルさんとかの方が、適任だっただろうってな。
シカルド : けど、ここには各国の未来を担う奴が来てるはずだから、
お前が行ってこいってよ……
提督とヒルフィルのおじきが、そろって言いやがるんだ。
シカルド : そこで怖気づいたら、断罪党の名が廃るってもんだ。
陸(おか)の上じゃ働けないなんて言うつもりはねぇ……
荷運びでも何でも、好きに使いやがれ!

リセ : あっ、もしかして霊鱗を配ってくれてるの?
だったら、ウルダハとアラミゴから来た仲間の分は、
私がまとめて受け取るよ!
リセ : ありがとう!
エーテル放射を防げるだなんて、本当、夢みたいだよね。
こんな日が来るなんて、思ってもみなかった……。
リセ : これを持って、ガレマルドへ……。
そこでは何が待っていて、アタシたちは、何ができるんだろう。
リセ : 行ってみないとわからないことばかりだけど、もう、
アタシはバカだからなんて言って考えるのを諦めたりしないよ。
ゼノスのことも、今度こそ捕まえよう。

ルキア : ああ、くだんの「護魂の霊鱗」だな。
イシュガルドから来た者の分は、私がまとめて預かろう。
ルキア : 確かに頂戴した。
困難な任務になるだろうが、改めて、よろしく頼む。
ルキア : ……知ってのとおり、私はガレアン人。
帝国の工作員としてイシュガルドに潜入していたものの、
アイメリク様からの提案を受けて、祖国を離反した身だ。
ルキア : そんな私が総指揮を拝命してもいいものか……
話を受けたときは、困惑したものだ。
ルキア : しかし、アイメリク様は迷いなくおっしゃった。
生い立ちも経歴も、派遣団を導くため、
大いに活用してやればいいのだ……と。
ルキア : それで、覚悟が決まったよ。
私は私のすべてをもって、この任務を成功させる。
帝国民のためにも、信じて大役を任せてくれた方のためにもな。

マキシマ : もしや……私も霊鱗をいただけるのですか?
マキシマ : ……ありがとうごさいます。
盟主の方々の決断と、ここに集ってくださった皆さんのことを、
私は生涯、忘れずにいたいと思います。
マキシマ : これより向かう「マグナ・グラキエス」は、零下の雪原です。
霊鱗のほか、寒さへの対策もお忘れなく。
マキシマ : 降り立つ前には、ウルダハの錬金術師ギルドからいただいた、
特製の防氷薬を飲んでいただく予定ですが……
やはり、防寒具の着用は欠かせないでしょう。
マキシマ : しっかりとご準備をなさってから、
アラミガン・クォーターで待機している、
「ガーロンド社の飛空士」のもとに集合してください。
マキシマ : では、この場は解散といたしましょう。
また後ほど、飛空艇で……。


・外に出る

グ・ラハ・ティア : オレも、服はほとんど持ってないからな……。
一度オールド・シャーレアンまで戻れば、
それなりに寒さに強いやつが買えそうだが……。
エスティニアン : 俺の準備はできてるぞ。
この鎧と槍があれば、十分だからな。
アリゼー : さーて、さっさと支度を済ませるわよ!
サンクレッド : このコートでも、それなりに寒さには耐えられるんだが……
マグナ・グラキエスからの雪中行軍もあるとなると、
もう一段あたたかいのを着ていくか。
ウリエンジェ : 防氷薬というと、実質的な効果はないとして、
昨今では出回ることすら少なくなっていたはず……。
ウリエンジェ : それを効果が実証できるほどに改良したのだとしたら、
ウルダハ式錬金術の意地……というものかもしれません。
霊鱗の存在は、彼らにも良い刺激となったのですね。
ヤ・シュトラ : 防寒着ね……どうしたものかしら……。
アルフィノ : そうと決まれば、私たちも身支度をしないとね。
サンクレッド : 俺とウリエンジェは、
前回の偵察のときに用意した装備がある。
サンクレッド : とびきりあたたかい鎧下を持ってるとか言っていた、
エスティニアンも、そのままでいいとして……
お前たちの防寒具はどうする?
サンクレッド : 派遣団の連中には、各国のグランドカンパニーなんかが、
制服一式を支給するそうだ。
言えば、それを借りられるとは思うが……。
ヤ・シュトラ : テロフォロイとの対決だってあり得るわけだし、
できれば自分にあった装備で、万全を期しておきたいわね……。
???? : フーッフッフッフ……!
そんなことだろうと思っておりまっした!
アルフィノ : き、君は……!
どうしてここに……!?
???? : 私の情報網を、甘く見ないでほしいでっす!
???? : イルサバード派遣団が結成されること……
みなさんとともに帝都へ向かうこと……
何もかも把握済みなのでっす!
???? : ということで……
タタル : 「暁」の受付兼衣装係、タタル・タルが、
ズバババッとみなさんの防寒着を用意いたしまっした!
グ・ラハ・ティア : おおぉ……さすがだな……!
グ・ラハ・ティア : ……けど、なんでタタルまで衣替えしてるんだ?
タタル : それはもちろん、HQ(ハイクオリティ)な防寒着を作るためでっす。
道具や作業着は、職人の命なのでっす!
タタル : そして、もうひとつ、みなさんにお伝えしたいことが……。
タタル : 実は先日、「暁」の中でも遠方での活動を主としていた、
エルグムスさんやブルオムウィダさんが、
帰っていらしたのでっす。
タタル : しばらくは「石の家」に留まって、
エオルゼア側の様子を見ていただく予定でっす。
タタル : それで、その……おふたりが……
留守は守るから、Cilinaさんたちと、
合流したらどうだって、おっしゃってくれて……。
ヤ・シュトラ : いいじゃない。
バルデシオン分館でクルルと一緒に地盤を固めてくれたら、
こちらとしても心強いわ。
アリゼー : 私たちの魂が抜けて倒れたときだって、
しっかり切り盛りしてくれたふたりだものね。
頼りにしてる。
タタル : はいでっす……!
みなさんにはもう倒れてほしくないでっすが、
そのためにも、誠心誠意がんばりまっす!
タタル : では、私も準備ができ次第、
オールド・シャーレアンに向かうとして……
今はまず、みなさんのお見送りでっす。
タタル : お渡しする防寒着が、
ガレマルドの寒さからみなさんを護りますように……。
タタル : そして、イルサバード派遣団の志が、
テロフォロイの暴虐に苦しんでいる方々を、
ひとりでも多く救いますように……。
アルフィノ : では、タタルから防寒具を受け取ったら、
それぞれ身支度を整えて、
「ガーロンド社の飛空士」のもとへ向かおう。
タタル : はい、Cilinaさん!
タタル印の防寒着、よければ使ってほしいでっす!


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