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iOSDC Japan 2024に登壇しました

前回の投稿のタイトルが「iOSDC Japan 2023に登壇しました」、さらにその前が「iOSDC Japan 2022に登壇しました」なので、1年に1回だけ更新するnoteとして定着してきました。

タイトルの通り、今年もiOSDC Japan 2024に参加し、登壇しました!
iOSDCには8年連続参加、登壇は3年連続4回目になります!

自分のトークについて

今年は2つのトークに登壇しました。

座談会 「Strict ConcurrencyとSwift 6が開く新時代: 私たちはどう生きるか?」

iOSDCでは比較的珍しい座談会形式のトークで、Strict Concurrencyを中心としたSwift 6の更新について話しました。
モデレーターがshizさん、パネリストがkntkさん、koherさん、omochimetaru さん、そして僕でした。

日本のiOSアプリ開発界でとても有名すぎる方々に混ぜていただきました。
shizさんから最初にメンツを聞いた時に「あ、これ僕混ざったらだめなやつだ😇」と断ろうかと思ったのですが、せっかくの機会だと思い、登壇することにしました。

kntkさん、koherさん、僕、おもちメタルさん、shizさんが横一列に座ってる。僕だけピースしてる。
1人だけ浮かれてピース
自撮り写真。聞きにきてくれた人が背景に写っている。
この写真に写ってる倍の席が埋まったらしい

実は今までTrack CやDの小さい部屋ばっかで登壇していたので、これが自分にとって初めてTrack Aでした。

内容はとても濃かったのでここに書くのは省略します。
ニコニコ生放送のタイムシフトか、後日公開されるYouTubeを確認してください。
あとこのトークの様子は、Software Designの12月号にも載るらしいので、良かったらそちらも見てみてください。

座談会の内容に限らずStrict Conurrencyについて、もし質問や疑問があったらXのDMでもなんでもいいので気軽に聞いてください。

みなさんの反応

iOS怪談 シングルトンがふたつ…

真面目な座談会と異なりネタ枠です。

iOSDCのLTは毎年本当に(変な方向に)レベルが高くて、芸人かと思うくらい笑いを取ったり、登壇者が一言も話さずにLTが終わったり、突然ギターを弾き出したりと技術的な面白さとは違った角度の面白いトークが多いです。
(個人的にそう思ってるだけです。変わった発表が目立ってるだけで、真面目な技術の発表も多くあり、そちらもみんな楽しく聞いています。)

自分はそこまで笑いのセンスもないので、今までは真面目なトークしか話さず、LTは避けてきました。

また今回のテーマである、シングルトンがふたつ存在する現象は実はかなり前に遭遇していたのですが、技術的にはシンボル重複というそこまで目新しさのない話題なので、お蔵入りさせてました。

ただ、何を思ったか、それを怪談っぽく話すとLTとして面白いのでは、早く話す人が多い中で小さい声でゆっくり話すのはかえって面白いのでは、とひらめき、今回思い切って応募しました。

LT前の自撮り。背景に聞きにきてくれた人が写ってる。
全く写真に写り切ってないけど、座談会の倍のキャパ

自分のチームで定期的に話題となるウイスキーのシングルトンも絡めて話をし、結果として色んな人から面白いと言ってもらえました。

みなさんの反応

特に気になったトーク

一緒に座談会に出たkoherさんのトークです。
Swift 6からのTyped throwsとどう付き合っていけばいいのか、悩んでたタイミングだったので非常に勉強になるトークでした。
ただただ、新しい技術について話すだけでなく、Swiftの根本的なエラー処理について再度学ぶことができて、とてもためになりました。

DeNAのnoppeさんのトークです。
非公開APIの見つけ方、それを用いた開発効率の向上のさせ方が紹介されていました。
自分の知ってるモジュールなのに、全く知らないAPIがバンバン登場してきて痛快なトークでした!笑

トークかと言われると怪しい気もきますが、一番前のめりに過ごした時間かもしれません。
自分は外野から、選手が書いたコードをベースにワイワイしてましたが、それはあくまで選手が書いたものがあるからできたことです。
0→1だったら正直混ざっても勝てる自信が全くない、そんなレベルの高い試合ばかりでした。

今年は用事があって予選に参加できなかったのですが、もし来年もあればぜひ参加してみたいです!

さいごに

今年のiOSDCは自分にとっても思い出に残るiOSDCでした。
自分が学生だった2017年のiOSDCから毎年参加しているのですが、当時は知り合いもいなければ登壇できるようなネタもありませんでした。
しかし、そこから7年、色々な経験を経て、今年はその頃から第一線で活躍されてたような人と一緒に登壇したり、今まで自信がなくて避けてたLTに挑戦したり、と我ながら頑張ったように思います。

今後もより一層精進して来年も何か話せるように頑張っていきたいです。

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