助産師学校時代2
助産師学校に入学したら隣の席Nちゃんという子が座っていた。Nちゃんは東北地方から夜行バスで京都まで来たという。Nちゃんの患者さんに対する優しい言葉遣いと表情が大好きだった。分娩介助の時の患者さんに対する真摯な言葉がけにいつも学ばされていた。
Nちゃんは授業中よく寝ている事があった。寮にいたのだがよく眠れていない事が原因だったようだ。それでも寮を出ずに一年頑張りとうしたNちゃんは本当「凄い」と思った。きっと親御さんに負担をかけまいとしての行動だと感じた。
よく寝ている事も面白かったが、Nちゃんは実はパソコンの知識では多分クラス1だった。それがわかったのは研究をまとめ始めた頃だ。どんどんアイデアを出しあっという間にまとめ上げてしまうのだ。リーダーのSちゃんと「Nちゃん最近は本当に凄いよなー!頑張っているよね!」と話したのを覚えている。
研究は卒業までに間一髪で出来上がり、提出できたのはNちゃんの功績があったから。素晴らしい学友達に恵まれた一年間でした。Nちゃんは不思議と肩肘張らず話せる貴重な存在でした。仲良くしてくれてありがとう。
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