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稲刈りシーズン、息子から言われた一言に笑ってしまった

 今は稲刈りシーズンであり、わずかながら米を作っている義父の手伝いをさせてもらっている。父は米や野菜など何でも作っては子供達にくださるのだ。私の子供達も成人して力持ちなので、重たい作業を率先して手伝ってくれる。(稲刈りや脱穀、袋詰め、運搬)手伝いを気持ち良く率先してやってくれる子供達の様子に、義父と夫はとても嬉しく思っている様だ。
 昔は、子供を幼稚園には送った後に義父と2人で作業したり、夫と作業したりで女には大変なこともあったが充実したものでもあった。
 義父が終わると、「あー終わった、良かった☺️ありがとう😊」と、私に必ず声をかけてくれるのだ。喧嘩をすることもたまにはあるが、力を合わせて稲刈りをすると家族みんな清正と仲良くなるのだ。義父は夫(義父の次男)がコンバインで稲刈りをする様子を見て「田んぼの角が刈れるようになったから一人前!」と、嬉しそうにいった。父は夫のことをとても認めているのだ。

 そんな稲刈り作業も子供が大きくなったので今は私にとって変わり重たい作業を全部夫と息子でやってくれるようになった。父(83歳)も私も若い時は30キロの米袋を袋詰めをして運んだものだが、今もやれなくはないが大分筋力が落ちて「よっこらしょ!」という感じになっている。

 そんな作業の中、ふと息子が私の頭を見て「あ!白髪がいっぱいある!」と、言うので笑ってしまった😂   
 私の白髪に初めて気がついた様であった。白髪はもう数年前から結構あるけど抜いたり染めたりしていたので知らなかった様だ。

 私「え、知らなかった?前から結構あるよ☺️」 
息子「😱え〜!なんかショック😨ちゃんと年取ってるんだー。」「もう、おばあちゃんなんだね😔‥」
と、親が確実に歳をとっている現実を受け止めて何だか悲しそうにしていた。
 私も自分の親を見てそう思った事はあるので気持ちはわかったが、「はぁ?😬別にまだおばあちゃんじゃないわ😤!」「まだ力あるもん!」と思った。重たい袋を運ぶ作業に混じろうとしたら「かえって邪魔だから‥😅」と参戦できなかったのは残念だった。

 雨が降ってしまったのでまた後日稲刈りの残りと袋詰めがあるが、三分の一残して取り敢えず終了。

 農作業を通じて毎年、子供の体力的な成長もわかるが、いつも先回りして「稲刈りいつから?」とお爺ちゃんに聞きに行ったり、精神的な成長も随分と感じられ私はとても嬉しく思っている。だが、息子は周囲の人の思惑を敏感に感じとり無理をしてしまいがちなのも知っている。なので無理をしていないかこちらも気を配りたいと思う。娘も、種蒔き作業や田植えに必ず参加してくれたりするので、私は子供2人に随分と助けられ大変幸せである。


83歳の義父、コンバインで稲刈り中

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