スカート愛が強すぎて
前回の記事を書いていて思ったけど、私って本当にスカート愛が強いなぁ…
憧れの物って大体が雲の上だから、全然手が届かなくてとても特別な存在ですよね。
でもそのうちに手が届くようになるといつか日常的になるので、特別な存在ではなくなります。
私の場合この憧れの物が、スカートでした。
女の自我に目覚めた小学生の頃はまだ性の知識がなかったから、女子と言えばスカート。
とにかくスカートが履きたくて履きたくて仕方ないけど、男子の私は履けません。
ほんと手の届かない特別な存在でした。
そんな私の前で、いつもスカートをふわふわさせる女子がいたんですね。
もちろん私の気持ちなんて知る由もないから、偶然なんでしょうけど、それを見る度に私の胸は張り裂けそうでした。
羨ましい!羨ましい!羨ましい!
私が女子だったら、同じことできるのに!!
何かもう憧れと言うより、嫉妬心みたい。
とにかく女にならなきゃ!
女にならないと私は何も始まらない!
そんなことばかり考えてた気がします。
それから数年後、私は女として暮らすようになりました。
女になったから、もちろんスカートは手の届くものになり、日常的に履くようになります。
もちろん当初は、スカートをふわふわさせまくってましたよ。
こんな感じで毎日が嬉しくて楽しくてスカートを楽しんでたけど、いつしかそれが当り前になって特別な存在ではなくなります。
もうスカートに対して何も感じないと思ってたけど、アバンギャルディのダンスでふわふわしまくるスカート見たら、胸がキュンキュンしちゃって…
良く考えてみたら、今の私にとってスカートはもう特別な存在じゃなくなったけど、それでも毎日履いてます。
女になった当初はスカート履かないと女に見られないんじゃないかとの思いが強かったから毎日履いていたけど、今はもうそんなことないから別にスカートじゃなくても良いのに。
やっぱり子供の頃に憧れた物って、潜在意識に刷り込まれているのかな。
この記事でも似たようなこと書いたけど、私ってやっぱりスカート愛が強すぎるなぁ…
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