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ドライバ を求めて

検索して見つけるも

 職場でもともと使っていたパソコンが不調で,最近ずっと違うパソコンを使っている。
 以前サンワダイレクトで購入して使っていた400-MEDI024(ビデオキャプチャ=録画再生機器のアナログ出力をパソコンで取り込むAD変換コネクタ)をこの違うパソコンで使おうとしたら,ドライバがなくて動かない。メーカーのサイトで調べてみたら,この商品そのものがもう廃番になっていて,説明書のダウンロードはできるが,ドライバは公開していないようだった。
 さらにググってみると,質問サイトでこのドライバを探している人が,ここで手に入れた,というサイトのリンクを貼っていた。だが,メーカーが配布を終えてしまったドライバを配布するサービスがあるということと,その質問している人の日本語がちょっと不自然に感じられたことに,ちょっと違和感をおぼえた。
 その質問サイトからリンクを踏んでやると,ドライバをダウンロードするために会員登録をするように求められた。メールアドレスにパスワード,さらにクレジットカード情報まで必須になっている。これは本格的に怪しいぞ。ここでメールアドレスと使いまわしているパスワードなんぞを入れてしまった日には,どこで勝手なことをされるか知れたものではない。
 決定的だったのは,もとの質問サイトで質問者の名前のリンクを踏んでみたときに,先ほどのダウンロードサイトに飛んだことだ。これ,質問者からしてこのサイトに誘導する気満々だよね。当然,質問もやらせなんだろう。

メーカーにお願いする

 怪しいサイトからダウンロードすることはやめにして,正面突破を試みることにした。
 サンワダイレクトさんのサイトの問い合わせフォームから,事情を説明してドライバがほしいというメッセージを送った。3時間半後,担当者からメールでドライバをダウンロードするリンクが送られてきた。メール添付にしなかったのは,ファイルサイズがとても大きかったからということらしい。
 ちゃんと,ダウンロードできて,目的の周辺機器もちゃんと使うことができた。
 これ,しばらく使っていないと,いつの間にかドライバを入れ直さなければ使えなくなるんだけれど,多分それは改善されていないのだろうな。でも,助かった。ありがたい。
 教訓。違法に手に入れるために危ない橋を渡るよりは,適正に,ちゃんとした方法を試そう。求めよ,さらば与えられん。

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