バイナリーオプション ボリュームが多いと反発する確率
バイナリーオプション向けにエクセル使って算出しました。
10年以上前から知っていた話ですが...「取引高が高いほど反発する傾向がある」...
これはなんとなく経験上、正しいってことがわかっていました。理屈も納得できます。
それをいまさら計算してみました。
実はこの情報を公開しようか迷いましたが、あえて公開します。
前提条件
前提条件はざっくりこんな感じです。
・MT4ヒストリカルデータを入手
・ドル円のデータを使用
・時間足は1分足
・期間は2019/1/1〜3/6
・エクセルの関数を使用して計算
・バイナリーオプション5分取引を想定
・ドローは負けでカウント
先日、高値と安値で反発しやすいって確率を計算したわけですけど、それと同じようにエクセル使って計算しています。
今回は取引高(volumes)を使ってますので、それようにエクセルを用意して計算しています。
取引高とは?
そもそも取引高って知ってますよね?こういうのです。
私は普段「とりひきだか」って言わずに、「ボリューム(volumes)」って呼んでます。
私は普段から見る指標の一つですが、ほとんどの人は気にしないかと思います。
実はMT4で表示されているボリュームというのは株だったり、クリプトの業界におけるボリュームとは違った意味なのです。
このMT4で表示されるボリュームはティックボリュームなんです。要するにティックの数でボリュームを可視化している感じです。
たかだかティックの数が取引で優位性を持っていることにみなさん気付いていないかと思います。
エントリー条件の想定
今回ボリュームをトリガーとしてエントリーするわけですが、ボリュームって買い、売りの概念がないんです。ただの緑の縦棒です。
なので「取引高○○以上なら、売り」「取引高○○以上なら、買い」という風に単純にトレードできません。
なので「取引高○○以上で、RSI(14)が50以上なら売り」取引高○○以上で、RSI(14)が50以下なら買い」という風にしました。
なお1分足におけるボリュームの値ってどんなもんか?を一応紹介すると...
平均が48、最大値、607、最小1、σ42でした。なお単位は回かと思います。
勝率の算出結果
ほんでここからが肝心の話です。結果はこんな風になりました。
つまりボリュームが高い時ほど反発する可能性が高いことを意味しています。
見方についてですけど、一番左の列について...
「ボリュームが1以上でRSI(14)が50以下なら買い」、「ボリュームが1以下でRSI(14)が50以下なら売り」という取引をした場合に、勝率は50.1%なのです。なおDrawは負け換算です。
ほんでこれをボリュームの数を上げていくと...勝率が高くなっていますよね?ボリュームが150以上なら52.8%になります。明らかに優位性があります。
ただ割合としてはしれてます。
たいした情報じゃねーな?と思いますよね...
実はこれ他のインジケーターと組み合わせると、相性が良いんです。それはすでに確認済みです。
バイナリーオプションのターゲットとなる勝率はたった54.1%です。
このボリュームによる勝率の微妙なかさあげも聞いてくるわけです。例えば、RSIで勝率55%だとしたら、58% になるようなイメージです。
という前フリでして、このボリュームと組み合わせたインジケーターの構想を思いついてましてエクセルで計算できてまぁまぁ良いのができる気がしています。
これ3ヶ月以内には公開していければと思っています。
最後に...
みなさんおおきに。
たまにLINE配信していたりします。よかったら登録お願いします。