被災地支援で大切なこと
写真は復興した気仙沼大沢地区の住宅地
元旦の発災からはや10日、現場から入ってくる断片的な様子からも現場が大変混乱しているように見える。情報のやり取りがうまくできていないようだ。
政府は、旅館などのみなし仮設の開設に踏み切り、ヘリコプターなどでの搬送も開始したが、まだ、それは本格化していない。国や県が考えることが、地元にうまく伝わっていない。2011年東日本大震災、津波による被害に対して、気仙沼市大沢地区での復興に10年近く寄り添った経験から、少し論を展開してみたいと思う。
なぜうまくいかないのか、どうしたらうまくいくのか、そういうことに興味がある人がいたら、読んでいただければ、幸いである。
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