我がテレポート技について
原作クロノトリガーにおいて我が城内にてプレイヤーは宝箱を開けようとしてテレポートの罠に引っ掛かっていたが、あれは罠というか我の仕掛けたテレポート技なのだ。
我との戦闘中にも岩がどこからともなく頭上から落ちてきただろう。あれも岩をテレポートさせて落としてる技なんだが、物を飛ばす場合はその物の場所を予め覚えてないとけいないのがデメリットなんだ。
クロノ達をいい感じに罠にかけて飛ばしたのは、宝箱を開けようとする瞬間の感情をテレパシーで読み取って、その宝箱手前の座標もろともテレポートさせる方法で罠に嵌めているように魅せていた。
我が殺意を持って本気でテレポート技を使ったならば宇宙空間にクロノ達を置き去りにしたり、マグマの上に置くこともできたりするのだが
何故にそれをしなかったのかって?
それは我にも判らない。だってそれをしたアザーラはクロノ達が生まれる世界線のアザーラで我がいる時間軸のアザーラとは違うもの。
何故あのアザーラはクロノ達を殺せたのに殺さなかったのだろうね?
何か目的があって生かしたかったの?
何か目的があって城まで来るようにキーノを誘拐してみせたの?
答えはね、あのアザーラはラヴォスに巻き込まれることを安楽死の手段の一つだと信じていたからだよ。
クロノ及びエイラ達のろくでもない死の未来を見て友人として城へ招待したのだよ。そして計画は失敗。クロノ達と一緒に心中する未来視は途中から別のものへと変わった。
その変化した未来についてはアザーラは死に際に『未来を…』という台詞を感想に残した。
でもこれはアザーラの台詞なのか今にして思うにあやふや。アザーラは意識をラヴォスに接続していてラヴォスとの距離が近くなるほどラヴォスの干渉を受けていたみたいだから。
ラヴォスがアザーラのいる城に向かって真っ直ぐ落ちてきた件を考慮するに、ラヴォスはアザーラに意識を繋げられた件を知っていてアザーラに狙いを定めて落ちてきた可能性あり
死に際に『未来を…』という台詞を発した瞬間のアザーラはラヴォスにかなり接近されていて意識の多くがラヴォスに乗っ取られていたとすればアザーラの台詞ではなく、ラヴォスの発した台詞である可能性も
我が視点からだと最後のアザーラの感情は
『未来を救っても何もならない』
こようなメッセージなんだが、もしもラヴォスもアザーラに接続して未来視をしていてラヴォスの想いにアザーラが乗っ取られているなら、ラヴォスの感想としての『未来を救っても何もならない』になる。
未来を救うというのはラヴォスが殺される未来の事なんだろうけど、ラヴォスはクロノ達に殺される未来を知っていた事になるのかな?
殺される未来を知ってたら先んじて何らかの対策できるだろうけど、ラヴォスが殺される事を含めて受け入れる事ができる存在であったのなら…
残念ながらラヴォスへの接続は我は怖くてできない。だから真実は闇の中…
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