見出し画像

FF8 台詞集からの考察


【エスタ大統領官邸 ラグナとの再会イベント】

(ウォード。キロス。そして……あの後ろ姿はたぶん……)

(なんだよこの国は……)

ウォード
「………………」

「おお、わかったぜ。いよ~!会いたかったぜ、妖精さんたち!おまえがオレのアタマの中に入ってたんだろ?エルオーネから聞いたぞ。 アタマの中、ザワザワして、おっ、なんかいるって感じよ。バトルになると、ワケわかんねえパワーですっげえ戦い方ができちまうしよ。 オレたちは、そんなときのことを妖精さんが来たって言ってたんだ。……ってわけで、オレがラグナだ。エスタ大統領ラグナ・レウァール」

ラグナ
「仲良くしようぜ。
 でよ、でよ、こんな大変な時じゃなけりゃもっとゆっくり話すんだけどよ、ああ、まあ、ちょっとくらいいいか。で、どっから話せばいいんだ?」

キロス
「ラグナ大統領にしゃべらせておくと君たちはいつまでたっても動けない。というわけで、君たちが質問したまえ。ラグナ大統領はそれに答える」

ゼル
「オレ、なんだかボーッっとしちまってる……」

アーヴァイン
「たよりにして……だいじょうぶなんだよね~」

ウォード
「………………」

キロス
「ゆっくりしていけと言っている」

キロス
「せっかく来たのだから作戦の説明だけは聞いていってくれ」

ラグナ
「おまえ、ほんと思いつめた顔してんな」

スコール
「そんなことはどうでもいい」

 アルティミシアを倒す作戦って?

ラグナ
「おお、さっそく本題か?さすが働き者のSeeDだな」

「出番でおじゃるか?」

ラグナ
「ああ、たのむ。手短にわかりやすくな」

オダイン博士
「オダインはしゃべりたいようにしゃべるでおじゃる!
 魔女イデアからいろいろ聞いたでおじゃるよ。魔女アルティミシアは未来からこの時代の魔女の中に来ているのでおじゃるな。 つまり、身体は未来に置きっぱなしで意識だけをこの時代に送り込んでいるでおじゃる。これは何かに似ているでおじゃろ?おじゃろ?」

スコール
「エルオーネがオレたちの意識を過去に送り込んだのと似ている」

オダイン博士
「賢いでおじゃる!きっと未来にもエルオーネと同じ不思議を持った人間がいて魔女をこの時代に送っていると最初は思ったでおじゃる。じゃじゃじゃじゃじゃ! 実は違うのでおじゃる!未来の魔女がどうやってここに来ているかというと……。聞きたいでおじゃるか?」

 聞かせろ

オダイン博士
「おじゃじゃじゃじゃ!驚かそうと思って秘密にしていたが……それはオダインのおかげでおじゃる!オダインは昔、エルオーネの不思議を研究したでおじゃるよ。 エルオーネの脳を流れる微電流を解析してそれをパターン化したのでおじゃるな。パターン化ができれば機械にするのは簡単でおじゃった。 今はまだおもちゃみたいな機械じゃが改良に改良を重ねて魔女アルティミシアの時代には立派な機械になっているのでおじゃるよ。 つまり、エルオーネの不思議と同じ働きをする機械が未来にあるのでおじゃる。その機械の基礎を作ったのがこのオダインでおじゃる。 実はオダインは、その機械に『ジャンクション・マシーン・エルオーネ』と名前をつけていたのでおじゃるよ!自分の発明が未来にも残っているとは素晴らしいことでおじゃる!」

スコール
「ジャンクション・マシーン・エルオーネ」

ラグナ
「そういうことだ」

スコール
「その名前のせいで魔女アルティミシアはエルオーネの存在を知った」

ラグナ
「だからエルは魔女に狙われる。情けないんだけど、今のオダインを責めてもどうしょうもないんだよな」

オダイン博士
「やるでおじゃるか!やるでおじゃるか?話を続けるでおじゃる!
 さてさてでおじゃる。未来の魔女アルティミシアを倒すには未来にいるアルティミシアの身体を倒さないとダメってことでおじゃるな。 だから、未来に行かないと何もできないということでおじゃるよ。時間をすっとばして未来なんぞ行けない。普通は行けないでおじゃるな。でも、今回は特別なのでおじゃる。 それは魔女アルティミシアの目的が時間の圧縮だからでおじゃるよ。魔法でアルティミシアが時間を圧縮する。時間を圧縮して、どんな得がアルティミシアにあるのか……。 いろいろ考えられるがそれはこの際どうでもいいのでおじゃる!ここでアルティミシアの行動から推理してみるでおじゃる。 アルティミシアがこの時代に来るためにはこの時代の魔女の中に入ってこなくてはならないでおじゃる。 さらに、この時代でエルオーネを捜そうとしたということはもっと過去に行く必要があるのでおじゃるな。 そうでなければ、この時代もすでに圧縮されているはずでおじゃる。これを利用するのでおじゃる!この時代には魔女は2人いるでおじゃる。 魔女リノアと魔女アデル。このうち、アデルはまだ覚醒していないはずでおじゃる。目覚めていたらラグナやオダインはタダじゃすまないでおじゃるよ。 おそらく、あのルナティック・パンドラの中では魔女アデル覚醒が始まっているでおじゃる。アデルが完全に目覚めればアルティミシアはよろこんでアデルに入ってくるでおじゃる。 それはおそろしいのでおじゃるよ。アデルは強い魔女でおじゃる。アデルの意識がアルティミシアに勝ったらアデルはまずこの時代をめちゃくちゃにするでおじゃるよ。 だからアルティミシアの器として魔女リノアを使うでおじゃるよ。以下、作戦説明でおじゃる。
 まず、ルナティック・パンドラに入る。きっとエルオーネがつかまっているでおじゃるからこのエルオーネを助け出すでおじゃる。 つぎに魔女アデルが目覚める前に完全に倒してしまうでおじゃる。これで、この時代の魔女はリノアだけでおじゃるな。 リノアにアルティミシアが入ってくるのを待つのでおじゃるよ。アルティミシアが来たらエルオーネの出番でおじゃる。 エルオーネはリノアをアルティミシアごと過去に送り込むでおじゃる。エルオーネは自分の知っている魔女にリノア・アルティミシアを送り込むことになるでおじゃるな。 それはイデアかアデルか……まあエルオーネにまかせるしかないでおじゃる。過去に行ったアルティミシアは時間圧縮魔法を使うでおじゃろ。 もちろん、この時代にも影響が出るでおじゃるよ。それがどんなものかわからないでおじゃるが影響を感じたらエルオーネはリノア・アルティミシアを過去から切り離すでおじゃる。 リノアはこの時代に帰ってくるでおじゃる。アルティミシアは自分の時代に帰るでおじゃる。残るのは時間圧縮される世界でおじゃる。 過去現在未来がくっつくでおじゃるよ。ごちゃまぜでおじゃるよ。おまえたちは時間圧縮の世界を未来方向へ進むでおじゃる。 時間圧縮世界を抜けたらそこはアルティミシアの時代でおじゃるよ。あとはおまえたちしだいでおじゃるな」

考察

オダインの言い分だとアルティミシアの意識を過去のアデルかイデアへとエルオーネが飛ばすという話で、それで時間圧縮魔法が使われてしまうのであれば結局はアルティミシアの異のままということなのでは?

そもそもエルオーネが知りうる人物にしか意識を飛ばせない件についてはアルティミシアも知りうる情報か?

アルティミシアはエルオーネなしでそれよりも過去へはジャンクションできないのか?

なぜエルオーネのいる時代から十数年程度の過去へにジャンクションする行為がアルティミシアにとって必要なのか?
実はアルティミシアが欲しているのはエルオーネにジャンクションしてエルオーネの真の力を引き出すことではないのか?

たとえばアルティミシアが未来で使ってるエルオーネシステムはアルティミシアが知らない過去の人間にまでジャンクションしていける反面過去に戻れる時間はせいぜい1000年前程度等の時間制限があった。しかしアルティミシアがエルオーネにジャンクションしてその力をドローするなりコピーするなりして自分のものにできれば過去に遡れる時間に限度はなくなる等。※一世代前の魔女に接続すればその魔女が知っているだろう一つ前の世代魔女にも接続できるとしてアルティミシア過去の魔女全てに接続できるが、成人したエルオーネよりも前の時間に接続できないのは、エルオーネのオリジナルな力とシステムが競合して否定、弾かれているからか、あるいはアデルセメタリーから発せられる念波及び電波障害が邪魔しているからか。その場合、アルティミシアがアデルに直接接続ができなかった理由等もあるのかも。アデルはリノアを吸収しようとしたりた。アデルに接続したら逆にアルティミシアの意識が乗っ取られるような可能性であれば、アデルよりも過去の魔女への接続は不可能であり、アデル以外の別の人に接続してその人の記憶を元に過去へ辿らないといけない。過去に生きる魔女の殆ど全てに接続しないと時間圧縮魔法が発動できない等の条件があった。

エルオーネからハイン?



エルオーネの知っている人間にしかジャンクションできないシステムというのはアルティミシアがエルオーネ力を得た状態であれば、過去の人間にジャンクションした状態でその人の見ている世界を通して第三者を知った状態に持っていけるはずで、その第三者を通して更に過去へと遡れるのでは?
最終的に過去に行き着く先は無限の魔力を持つだろう最初の存在ハインへと到達し、そこが時間圧縮魔法において何よりも重要な要素だったりする?

エルオーネが宇宙で遭難中のリノアに対してスコールをジャンクションさせて声を届けた事があった。アルティミシアが魔女にしかジャンクションできなさそうなのはジャンクションシステムエルオーネ特有の仕様か?

沢山の魔女がDISC4で敵として現れるけど、そいつら全員アルティミシアに操られた状態であった。アルティミシアは過去総ての魔女にジャンクションしたか、いずれにせよ同時に操ることができる。

実はエルオーネにジャンクションした状態でエルオーネの力を利用しつつ、未来に存在するジャンクションシステムエルオーネも使えるが、エルオーネを操ると歴史に影響を与えて過ぎてジャンクションシステムエルオーネも生まれないという時間パラドックスのせいで、エルオーネに接続するアルティミシアな図を観測できないシナリオになっている。

ラグナ
「ってことで、作戦は聞いただろ?オレにもあんまし良くわかってねえが……ひきうけてくれっか?」

 いろいろ聞きたい

 エルオーネは?

ラグナ
「あいつの人生ってなんなんだよな。そう思わねえか?エルオーネが2歳くらいのときにエスタの女の子狩りがあった。 ウィンヒルにもエスタ兵が現れて抵抗したエルの両親はやられちまった。あ、女の子狩りってのはエスタの支配者、魔女アデルの後継者捜しのことだ。 そのあととなりのレインに育てられてオレとも仲良くなったけど……。知ってんだろ?またまたエスタの女の子狩りだ。 オレがいたってのにエルは連れていかれちまった。オレの人生でいっちばん悔しかったことだな。 んで、オレがやっとこさ助け出してウィンヒルに送り返したら今度はまもなくレインが死んじまった。そのまま孤児院送りよ」

スコール
「どうしてあんたがいっしょにいなかったんだ」

ラグナ
「もちろんそうしたかったぜ!でも……いろんな事情があったんだ。こりゃ、オレもあとから知ったんだけどよ……。 オダインじいさんがエルオーネの不思議な力に気づいて研究したがってチマナコなって探し回ってたんだ。その孤児院の経営者がシド・クレイマーと、その妻イデア。 その2人のことはおまえの方が良く知ってるだろ?クレイマー夫妻はエルを守るために孤児院から外へ出した。 そのために、でっかい船を用意したって話だけどまったくありがたいことだよな。 そのうち、その船は孤児院みたいになっちまって、エルは船でちびっ子たちの世話をしながら暮らしてたってよ。 船での生活は幸せだったって言ってたけどほんとはどうだか……世の中にはもっとあたりまえの幸せってもんがあるだろ?船の中で10年以上だぞ? つい最近、その船がガルバディアに襲われてるところを、エスタの船が助けてやっとオレのところにたどりついたわけだ。偶然だぞ、偶然。 もし会わなかったらどうなってたんだよな。オレはそんとき宇宙に行ってたからエルオーネはおっかけてきた。ちっちゃいエルが大きくなってよ……。 そこでいろいろ聞いたんだ……」

偶然なのか? エルオーネがガルバディアに捕まった歴史があって尚、エルオーネがその改変させるような動きなんてのもありえそうだ。

スコール
「宇宙からは無事に帰ってきたんだろ?」

ラグナ
「オレたちの脱出ポッド回収班が一足遅かった。エルオーネはガルバディア軍に連れていかれちまった。あのルナティック・パンドラの中だ。絶対助け出す。 おまえ、力貸してくれよな。ふう……」

ポッドの落下座標はエスタが管理してるはず。アルティミシアがエスタ関係者にジャンクションして座標の情報を得る事が可能だったにせよ、エスタよりも早く動けるなんてありうるのか? 歴史の記録として残っているのなら未来の地点で答えを知っているアルティミシアという事でエスタよりも先回りできるが

 レインのこと聞かせてくれ

ラグナ
「レインの話は……そのうちな。いや、やっぱりダメだぁ。話したら思い出が減っちまうぜ……」

 あんたここで何してるんだ?

ラグナ
「おまえ、オレがどんなことしてきたか知ってるんだろ?」

スコール
「最初はふざけたガルバディア兵だった。いい加減で俺は好きじゃなかった。あんたたち3人の仲の良さはわかったけどな。だけどあんたは変わった。ウィンヒルに行ってからだ。 そしてエルオーネがエスタに誘拐されてあんたは旅に出た。エルオーネを取り返すためだ。雑誌に記事を書いたり、映画に出たり金を稼ぎながらエスタに入る方法を探した。 なんとかエスタに入り込んだあんたはエルオーネを取り戻した」

ラグナ
「妖精さんがときどき力を貸してくれた、と。感謝してるぜ」

スコール
「わからないのは……どうして、あんたがここの大統領なんだ?」

ラグナ
「知りたいか?けっこう長い話になるぞ」

(聞かせてくれ)

ラグナ
「聞くか?聞きたいか?んじゃ、聞かせてやる。まあ、オレはエルオーネを取り戻せばそれで良かったんだけど、やっぱり、それだけじゃすまなかった。 なんと言っても、魔女アデルが支配して天才だが人でなしのオダインがいる国だ。おまけに、その頃の2人の興味はちっちゃいエルオーネにあったしな。 んじゃ、サイナラってわけにはいかなかった」

「アデルが怒るでおじゃる。このままでは研究がストップでおじゃる」

ホントに自分の研究のことしか考えないおっさんだった。
でも、アデルの命令に従って魔女の研究をしながら奴はやつでいろんな発明をしていやがった……

魔法制御装置(封印施設)だった。アデルを倒せるかもしれない。なによりオレはエルオーネを助ける為に世話になった反アデル派の連中に恩返ししなくちゃならなかった。

オレたちは同志たちで話し合った。結局問題は2点。
1つ目は……巨大破壊兵器となる大石柱をなんとかすること。モンスターを月から呼んでセントラのように壊滅状態にしないためだ。
2つ目は……エスタをアデル支配から解放すること。オレたちは作戦を練りに練った。元になってるのは、もちろんオレの冴えたアイディアだ。

オレたちは、再び……ルナティック・パンドラ研究施設へ戻ってきた
目的は、ただ一つ……

オダインの指示に従いパネルを操作して大石柱を動かす。ルートと停止ポイントを海中に設定してさよなら、だ。

ラグナ
「うわっ」

これは簡単だったが……もちろんアデルにばれた。オレたちはアデルとの最終決戦のために集結した。アデルをおびき寄せるためだ。

アデルは予想通り現れた

アデル
「何事か?」

ラグナ
「大石柱を移動させた犯人を追いつめました」

アデル
「どこだ?」

ラグナ
「あの中へエルオーネを人質にして……」

エルオーネの名を出せば奴が簡単に中に入るのはわかっていた。

アデル
「こんな手に乗ると思ったのか?」

アデルは……エルオーネがホログラムだと気付いた。だが、もう遅い……

ラグナ
「ああ……もちろん。オレ様の計画は……いつだって……完璧と決まっているからな!!!今だ!キロス、ウォード!!」

ラグナ
「がははは!こんなもんよ!」

アデルの敗因は油断だった。魔女と言っても元は人間だってことだ。
なんとか成功した……だが……こんな恐ろしい魔女をずっとそばに飾っておくほど……オレたちは悪趣味じゃない。
クサいものにはフタを……イヤなものは遠くへ……そう……オレたちは、奴を遠~いところに飛ばすことにしたんだ……
果てしなく遠~いところ……宇宙へ……

ラグナ
「まあ、だいたいこんな感じだった。でも、ホントに大変だったのはこのあとでよ~。アデルがいなくなったこの国をどうするかってことで大激論よ。 オレは面倒だからホイホイ返事してたら革命のヒーローだとか言われていつのまにか大統領にされちまった。 んで、オダインはオダインでエルオーネの研究をさせるでおじゃるとか言って騒ぎ出す。エルオーネだけでもレインの元に帰そうと思ったのが間違いだった。 レインが死んじまってエルは孤児院に送られてよう……。あんとき、せめて自分でエルをウィンヒルまで送っていればレインにも会えたんだぜ……。 レインは死んでしまった。エルオーネは行方不明。大統領の仕事は忙しい。オレはここに残ってあれこれあれこれ考えてな~んかわけわかんねうちにこんなに時間がたってしまった。 ……まあ、ぜんぶオレがやってきたことだ。良かったのも悪かったのもオレだからな」

エルオーネなら知り合いを過去にジャンクションさせて歴史変えられそうだが、それをしなかったのは忙しかったからか
それとも歴史は変えられない? 歴史を変えたいという思うにはその情報を過去に持っていく事が前提になる、実際に歴史を変えてしまっては過去に情報を持っていくという歴史が成立しない訳で。時間的パラドックスが発生しかねない。
クロノトリガーでいうならクロノを人形にすり替えるイベント、そういうのからパラドックス起こらないかも

ラグナ
「ってことで、作戦は聞いただろ?オレにもあんまし良くわかってねえが……ひきうけてくれっか?」

 いいだろう

ラグナ
「うぉーーーっし!!じゃあ、行くぞ!ラグナロク乗るぞ、ラグナロク!あの中で最後の作戦説明にしようぜ!1回乗りたかったんだ、あれ。オレと名前にてるしな!」

++私的好き台詞++

「会いたかったぜ、妖精さんたち!」
「そんなことはどうでもいい」
「レインの話は……そのうちな。いや、やっぱりダメだぁ。話したら思い出が減っちまうぜ……」
「いい加減で俺は好きじゃなかった」
「……まあ、ぜんぶオレがやってきたことだ。良かったのも悪かったのもオレだからな」

・「あっ、スコール。実技1単位、残ってたんだって。炎の洞窟blueだろ?あっそこ暑いんだよなぁ。ま、頑張ってgf手に入れてこいよ」

イフリートは沢山の生徒がGETしている 


つまりイフリートは毎回人間に初めて負けたかのような演出をしているか、または人間に負けた記憶をその都度失っている。召喚獣は時を止めた世界から来ている?


サイファーやゼルがイフリートを所持しているのならなぜ各々にイフリートをジャンクションできないのだろう?

【ラグナロク 『愛と友情、勇気の大作戦』イベント】

ラグナ
「おっし!しょくん!ここからは最終目標アルティミシアまでもう一気に行っちまうぞ。作戦のおさらい、いってみよう!
 まず【ルナティック・パンドラ】に入りエルオーネを救出する!次に【魔女アデルを倒す】!寝込みを襲うけど、卑怯だなんて思うこたあないぞ。ここで注意!! アデルは魔女だから力の継承がある。リノア、引き受けてくれるか?」

都合良く考えすぎ。
アルティミシアにとって単にエルオーネが必要なだけなら、アデルの生死は無関係だし、リノアがエルオーネに近付くだけでアルティミシアの目的は達成しかねない

リノア
「だいじょうぶです!」

ラグナ
「おーし!で、次に、魔女アルティミシアがリノアに入ってくるのを【待つ】!またまたリノアはつらいけどガマンしてくれっか?」

リノア
「……はい」

ラグナ
「さっすが!で、エルオーネがリノアと【アルティミシアを過去へ送る】!【時間圧縮が始まる】!エルオーネ、【リノアを取り戻す】! 【圧縮された時間の中を未来へ進む】!アルティミシアの時代は遠い未来。本当ならここにいる誰も存在できない世界。 そんな世界に自分を存在させる方法はひとつしかな~い!仲間どうし、お互いの存在を消さないことだ!仲間どうし、お互いの存在を信じあうことだ! 相手が存在することを信じるんだ!その相手はこっちの存在を信じてくれてるぞ!友だちでいること、好きになったり好かれたりすること、愛し愛されること! ぜんぶ1人じゃできねえだろ?相手が必要なことだろ?
 なあ、おまえたち?仲間と一緒にいるところを一番思い浮かべやすい場所はどこだ?そこに全員が一緒にいるようすを思い浮かべるんだ。 時間圧縮が始まったらそういう場所、考えて、そこを目指せよ!そうすりゃだいじょうぶ!その場所はおまえたちを迎えてくれるぜ!どんな時代にだって行けるぜ! この作戦に必要なのは愛と友情!それからこの作戦を信じる勇気!名づけて『愛と友情、勇気の大作戦』だ!たのんだぜみんな!」

信じればいいなんてのは根拠ない。


例えばスコールの時間軸が総て統合するというのは生まれる前の自分や子供の頃の自分と融合するという意味になろうが、ならある特定の物事を考える(信じる)という行為そのもすら不可能そう。それが特別に許容されているというなら、例えばリノアル説のリノアが人格アルティミシアに抗っててスコールの存在性を許している等の理屈がかければ説明がつかない


スコール
「愛とか友情とか古臭いけどみんなその気になったみたいだ」

ラグナ
「うまくいきそうか?」

スコール
「やってみるさ」

リノア
「ねえ、サイファーいるのかな?あいつ、自分の意志であそこにいるのかな?それなら……仕方ないんだよね」

ゼル
「な、な、サイファーと戦うんだろ?一度ガツンって目に合わせてやるぜ!」

キスティス
「ここまで来たら、あとはやるだけね!」

ラグナ
「ぜんぶ終わったらゆっくり話そうな。おまえにはいろいろ話さなくちゃならないからな……まあ、おまえが聞きたくないっていえば仕方ないんだけどよ」

キロス
「……母親に似ているな、君は」

ウォード
「…………」

キロス
「(ウォードが言うには……父親に似なくて良かったな、だそうだ)」

++私的好き台詞++

「愛とか友情とか古臭いけどみんなその気になったみたいだ」
「やってみるさ」
「ぜんぶ終わったらゆっくり話そうな」

【ルナティック・パンドラ 突撃イベント】

ゼル
「いよいよだ!つっこもうぜ!」

キスティス
「素直に行かせてもらえるかしら?」

アーヴァイン
「だいじょうぶだいじょうぶ」

キスティス
「機開砲、主砲の準備はととのってる?」

セルフィ
「準備オッケィ~。ズカ~んと撃ってドカ~んと大穴あけてやる!」

アーヴァイン
「バリアだ!!」

セルフィ
「つきやぶっちゃえー!!」

「凄い音したの こっちだもんよ。きっと、奴らだもんよ」

「否、奴等、到達不可能」

(あの声……)

雷神
「あーーーー!!ほら、スコールだもんよ!!」

風神
「驚。然、都合、良」

雷神
「そうだもんよ!リノアもよこすもんよ」

スコール
「ふざけるな!リノアは渡さない!エルオーネも返してもらう!!アデルも復活させない!!」

雷神
「よ、よくばりだもんよ!ずるいもんよ!」

風神
「説得、効果無。無理矢理、奪」

雷神
「そうだもんよ、行くもんよ!!」

雷神
「ほ~ら、俺が言ったとおりになったもんよ」

風神
「……」

雷神
「ま、また負けちまったもんよ……」

風神
「無情……」

風神
「一先、撤退」

雷神
「お、おう!まだ、負けたわけじゃないもんよ」

雷神
「また会ったもんよ!お相手するもんよ」

風神
「相手、今回、自分達、否」

雷神
「そうだもんよ!すんごいメカがあるんだもんよ!」

 機動兵器反撃モードON
 支援兵器反撃モードOFF

スコール
「エルオーネを取り戻しに来た」

サイファー
「お客さんみたいだぜ。相手してやってくれ」

風神
「雷神、止!」

サイファー
「なんだあ?」

雷神
「もうやめるもんよ……」

風神
「向行」

スコール
「部屋から出ていろ。ラグナが迎えに来てくれるはずだ」

サイファー
「おいおいおい、頼むぜ風紀委員」

雷神
「サイファー、やめるもんよ。なんだかわけわかんないもんよ……」

サイファー
「わけわからねえのはこっちだぜ。仲間だと思ってたのによ」

風神
「仲間……仲間だよ。いつまでも仲間だよ。仲間だから、あんたの力になりたいよ。それであんたの夢がかなうならなんだってしてやりたいよ。でもね! サイファー、あんた、操られてるだけだ。もう、自分の夢もなんも無くしてへんなものの言いなりになってるだけだ。だから、元に戻ってもらいたいんだよ! それ、アタシたちじゃできないからスコールにまかせるしかないんだよ!くやしいよ……。スコールに頼るしかないなんて……。サイファー!まだ続けるの?」  

ここから先は

9,375字

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?