鳥は卵を温めているのではなく、卵にお腹を冷やして貰ってるだけ

最新の研究では、鳥は卵を孵化させる目的ではなくお腹を冷やすために卵の上に乗る習性だとされている。要するに日中、巣から離れて活動してる間に卵は冷やされ、再び巣へ戻ると冷たい卵に乗れてしまう為、卵を大事にする習性が生まれるという。

空を飛ぶ鳥はその構造上大きなエネルギーを身体に蓄えようとして体温が常に40℃を越えている。人間であればそれ以上の温度では脳細胞が死滅しかねない、だからこそ鳥の脳は小さく放熱性に優れるが、その分、脳の機能は必要最低限になっている

鳥は春の時期になると体温が必要以上に上昇してしまうので活発に活動して、体温を下げようとする。鳴いたり交尾したり巣作りも体温を下げる為にあるとされ、一連の行動は習性であるもの鳥自身想定外な気持ちで気付かないうちに卵を産んでしまっている。巣のサイズが成鳥1.5羽程のスペースなのもそのサイズでないと雛が巣立ないからである。雛は狭い巣から落ちそうなる事で本能的に翼をバタつかせて飛べる事を理解していく。もし広い巣だった場合には、落ちそうな体験ができず翼をばつかせないので翼がもたらす可能性を雛自身気付けずに飛べなくなる。

親鳥が雛に餌を運び、ウンコを咥えて回収して外に捨てるのも親鳥自身、育児参加しているつもりはないらしい。大切にした卵から雛が出てきたとき、それが何かを理解する力はないものの、大切にしてた卵のようなものだったので捨てられず巣に保護してしまう。それ自体も習性なのだろうが、クチバシの黄色がやけに目立ち目につく、それが規則的に動くのを観察した鳥は、好奇心から、魔がして餌をそこいれるのだそう。餌が吸い込まれるという姿とクチバシの規則性の変化に、好奇心を感じ、ある種の玩具のように思い、餌を運び続けてしまうらしい。その行動自体には無限性があり、ほおっておけば雛が巣から落ちるサイズになるまで餌を与え続けてしまう。その頃には飛べる雛になっているものの、飛ぶ順番が最後になった雛鳥は巣が広くなった事で巣から落ちそうになる経験が足りずに羽ばたき学習する機会の損失から、飛べない鳥として死んでしまう可能性も高まる。燕であれば春から夏にかけて暑くなると遠くに移動する習性があるので飛べない雛は置き去りにして飛んでいく

この学説によると親鳥は別に雛を愛している訳ではないという。危険が迫れば逃げるし、巣立ちできなければ置いていく。
成長不良の雛を親は巣から落とす行動をするけれど、その行為は雛が弱ったことでクチバシノの反応性が悪くなり、親鳥の好奇心が満たせないので、巣から落としてみてどう反応するかを好奇心から確めている。要するに鳥の世界は愛があるように見えても実態は利己的なだけ。見た目の可愛さとは裏腹に自分本意のグズ、それが鳥の正体らしい。

燕や雀のような小さな鳥は4分の1が最初の一年目を越えられないらしい。巣立ちの失敗やカラスに食われたり、同族に巣を乗っ取られて殺されたり、兎に角波乱万丈で

4分の1の犠牲といえば、太平洋戦争中の沖縄では人口の4分1が死んだそうな。鳥の世界が太平洋戦争でいう沖縄戦を舞台にしていると思うと、それが如何に過酷なことか想像しやすくなると思う。あまりに可哀想なので、遺伝子組み換えした産卵できないメス鳥等を放ちオスとカップリングさせて、絶滅させてやるのが素敵な計画に思える。



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