クロノトリガー2?

大臣「いつまで寝ておるのじゃ!いいかげん起きるのじゃ!」

大臣の邸宅で花婿修行中のクロノ。マールとの結婚は大臣からの許可が得られるまででお預けであり修行の期間は無期限だった。千年祭が閉幕してから3か月、クロノは毎日花婿修行に明け暮れていた。
具体的にはガルディアの歴史の勉強や王族や貴族との会釈、会食等のマナー。飯を食うだけの事にいちいちいちゃもんつけられる日々に嫌気がさしていたクロノの元にシルバードが突っ込んでくる。

「大変よクロノ!未来が!!」
ルッカはシルバードを使って平和になった未来にちょくちょく遊びに行っていた。歴史を変える恐れがあるタイムマシンは壊すつもりだったが、せめてその前に未来を観光し、色々な機械パーツを手に入れたかった。
何度が未来を行ったり来たりしてる間に未来の都市が突如として消失し、森だらけの世界になってしまった。人々は見当たらず機械と野生動物だけが蔓延している。シルバードを飛ばして山の中で集落を発見するが人々は原始時代のような生活をしていた。
人々いわく、機械が暴走し人間に反乱を起こした。多くの人が殺され残された人は都市を追いやられて自然の中でも生きるしか無くなったという。人文明は星を飛びしていて宇宙の角方面にも進出していたが、その領域でも機械は人から文明を奪っていった。

歴史が変わった事について何が原因かが判らず最果てにの爺さんに相談し行くと、爺さん最近、最果てに何者かかがいた気配を感じたという。ほんの少しの間だけだったので気のせいかと思って無視していたが、ついさっきスペッキオはその何者かをむしゃむししゃ食べていた。
口から出したのを見ると食べていのはハエ程のドローンだった。 このドローンが一体どこからやって来たのか判らないが、他にも複数いるかもしれない。それが歴史を変えた原因だとすれば、少なくもとAD2400よりも前の時代へ行きドローンを捕まえるしかない。

メンバーに助けを求めるべくまずクロノの元に向かったルッカ。
マールも回収し、ひとつだけ気になる事がことを相談する。
ゲートは全て閉じているものの最果てのゲート穴は閉じていないという。
爺さんいわく、各時代へは行けないものの時空間の道には入れるという。道に入っても特別何かがある訳でもなく、時空の壁にぶつかって戻ってこれるという。
ちょっとしたジェットコースターのような体験ができるので消さずに残しているのだという。
飛び込んでみると、ゲートの出入口が閉じた原因もあってか道の流れは単純ではなく複雑に入り組んでいる。
爺さんいわく、「たまに時空の歪みに嵌まって戻れなく事もあるけど大丈夫じゃ。ワシが魔法で引っ張りあげてやるからのう」

三人が時空のジェットコースターで遊んでたらふと何かが横切った気がした。
正体はロボだった。
ロボは未来に帰ろうとしたとき、歴史の変化に巻き込まれ出口となるゲートが消えてしまった。時空の道から出られなくなり、時空の狭間で3か月間漂い続けていたところを今発見され救助される。。
ラヴォスを倒した事はロボの存在消失になるのかと思いや、ならなかった。
爺さんいわく、爺さんにも判らんという。
ルッカはあれこれ小難しい分析をするがクロノもマールも理解できないでいた。
とにかくロボが帰ってきて万事OK

4人は未来を変えただろうハエドローンを探しに各時代を巡る。

1999ラブォス日から3か月のタイミングへ行くと、ラヴォスの亡骸が未知なる生物の脱け殻として観光スポット扱いにされている。
研究機関はラヴォスの細胞からエネルギーが抽出できるとの見解を示していて、世界が沸いていた。
その場所には小型のハエドローンもいて、ロボセンサーが反応する。
ハエドローンは小さなタイムゲートを生み出しそれに入った。どうみても遥か未来の技術としか思えない。ゲートホルダーを使うと、ハエが生み出した場所からゲートが発生し、トンネルをくぐる。

行き着いた先はAD2400で、1999ではラヴォスのいた座標だった。ルッカは未来でのその場所を一度調査した筈だった。その場所は一帯が森であった場所であったが、
ロボット工場だった。森は映像(ホログラム)であり、工場の存在が人目から隠されていた。工場にはテレポートスポットがいくつもあり、開拓された宇宙へと行けるが、セキュリティ問題でクロノ達は承認されなかった。

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