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医事課の業務改善物語(勉強会編)①

これは医療機関の医事課改革を命じられた一人の業務改善職の物語です。
事実をベースにフィクションを織り交ぜて進行していきます。
そして、物語は現在進行形です。
グッドエンドか、バッドエンドか、まだ誰にもわかりません。

診療報酬改定がやってきた

2年に一度の診療報酬改定の時期がやってきました。
当院の現状はといいますと、ベテランの医事課職員が退職した事もあり、なかなか体系だって診療報酬改定情報を追っていく事に慣れてません。
ならば診療報酬改定の流れを一度説明する時間を設けよう!と思いまして勉強会を開催しました。

資料公開

結果

点数表が出てから漠然と点数を追いかけるのではなく、きちんと基本方針があり、その方向性に沿って点数がついてく。
そして、診療報酬全般は順序だてて公表されていく事を知るのは医事課職員にとって大事だと思っています。
そして、診療報酬改定の内容はひとつの方向性であり、それに沿わなければいけない訳ではありません。
自院の強みとテコ入れが必要な部分をよ~く把握し、改定のどの部分を日々の診療に組み込んでいくのかを吟味する。これもまた医事課にとって大事な視点だと思っています。

勉強会後
セミナーや点数説明会への参加希望も増え、次回勉強会開催についても希望がありました。
モチベーションアップに役だったのかなと…役立ってたら嬉しいなと。

今回の勉強会で私が一番伝えたかった事

2枚目のスライドにありますが、
医事課の仕事は、「社会の連帯」という性格を持つ医療保険制度を支える大事な仕事であると認識し、誇りをもって業務にあたって欲しい。
ここです。
誇りを持つためにもきちんと学ぶ事が必要なのです。

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