人生初の聖地巡礼、人生初のひとり旅 #蓮ノ空舞台巡礼

はじめまして、mustです。

わたしは2017年頃にラブライブ!を知り、ハマり、今に至るひとりのラブライバーです。

そんなオタクがこの度、大好きなコンテンツである「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」の聖地である石川県金沢に行ってきたので、それを特大文字数で書いていきます。


蓮ノ空との出会い

私と蓮ノ空との出会いは、去年の3月でした。
自分がこれまで応援してきたラブライブ!で新たに「バーチャルスクールアイドルプロジェクト」が始動するということは知っていたのですが、当時は自身の受験などがあり、ほとんど情報を持っていない状態でした。
そんな中、YouTubeでふと流れてきた "Dream Believers" の試聴動画、「どんなラブライブ!なんだろう」と思い試聴動画を見てみました。これが、私の蓮ノ空とのファーストコンタクトでした。
長くなると疲れてしまうので省略しますが、この試聴動画が、私に強烈な衝撃をあたえました。これ以来1ヶ月、ずっと "Dream Believers" をヘビーローテーションし、ことあるたびに「なんだってやっちゃえば楽しい♪」と口ずさむ日々を送っていたくらいです。

Day1

旅立ち

3/18(月)11時頃、敦賀まで開通したばかりでどこか祝福ムードをまとった北陸新幹線で東京駅を出発しました。

14時半に金沢着。初めてみた鼓門に感動し、慈のアクスタで記念撮影!

鼓門with藤島慈

ここから私のせーはす聖地巡りが始まりました。

兼六園

せーはすの聖地巡礼と言えばやはり、キャストさんたちと同様にここ兼六園から始まります。
オープニングに6人がいた池の前の写真を撮ってみたり、その先にある梅林が綺麗に咲いていたので結構写真を撮りました。

写真:兼六園の梅

夕方に入ったので、そのまま日が暮れるまでここで写真を撮りまくろうと思った瞬間、あることを思い出しました。
「金沢は雨が多い」ということです。
すぐに天気予報を調べると、2泊3日のうち晴れるのは今日だけ!!
蓮ノ空の聖地巡礼として、晴れの日に「あの場所」に行かなければ意味がありません。
そのため早足で兼六園を周り、直ぐにタクシーに乗り込みました。
タクシーの運転手さんに言ったのは、
「卯辰山公園の方にお願いします」

卯辰山公園 見晴し台

そうです、流石にここに行かないわけには行きません。タクシーを降り現場に向かうと、やはり、私と同様のことを考えた人たちがいました。目的はもちろん、キービジュアルのあの写真、または活動記録のあのシーンです。
感想を書くとキリがないのですが、蓮ノ空に出会うまで縁がなかった土地なのに地元の夕焼けを見ているような気分になりました。

卯辰山といえばこの画角

この後は、日が暮れるよりも早く卯辰山を徒歩で降るという時間との戦いでした。車で行ける方は車の方がいいかも。最後の方はも電灯も少なく結構怖かったです。
行きの際に、タクシーの運転手さんにも「どの道使っても暗いからせめて行きと同じ道で帰ってね」と言われました。

1日目の巡礼はここで終わり。
この後は、近江町市場にある海鮮のお店で夕食を頂きました。(舞台巡礼外なので写真省略)

Day2

金沢カタニさん 〜金箔貼り体験

ホテルで朝食を食べてから、すぐに金沢カタニさんに電話をかけてみました。
カタニさんは、せーはすでDOLLCHESTRAのお2人が金箔貼り体験をされていたお店です。
電話をしてみた結果、「今から来てくだされば体験できます」とのことでした。(今日の体験枠はそれ以外無いとのこと)
そのため、ホテルからまたもやタクシーに飛び乗り、金沢カタニさんへ直行!

お店に入り体験で電話したら者であると伝えると、こちらが変に急いだだけなのに、
「急に来ていただいてありがとうございます」
と感謝の言葉を頂き、もう体験の準備もされているとのことだった。ホスピタリティ溢れる対応に感謝!!

私が今回作ったのは、うさぎをメインに使ったスリーズブーケの2人を意識したプレートです。そんな自信がないので写真は載せられません……
実際に行って分かったのは、撮影の際にドルケのお2人が居たのはお店の奥にある和室だそうです。普通の体験だと行けません。
体験中は、うまく剥がれなかったり、上手く貼れなかったりと、起こり得るミスを全部回収するという様でした。不器用すぎる。

完成品を頂いて次の目的地へ出発、
朝早くからありがとうございました!

ひがし茶屋街

そのまま5分ほど歩いてひがし茶屋街へ。
目的地は、フルーツ大福で有名な "菓舗 Kazu Nakashima" さん。ここは、せーはすで(商品と名前のみだが)登場しただけでなく、With×MEETSでも藤島慈が食べたがっていたりと度々登場しています。
おしゃれさ的にオタクが1人で入ってもいいお店なのか悩んだけれど、聖地巡礼のためにちゃんとした格好をしていた自分を信じて入店。
めちゃめちゃお洒落なお店でした。
私は手前のハイチェアみたいな席だったので奥まで見えていませんが、手前だけでも伝統と現代が混ざった独自の空気感を持っていました。
ここで私は、抹茶とみかん大福のセットを注文。
意外な組み合わせに驚きながらも時間をかけて味わせて頂きました。

余談。地元に帰った後、知り合いが金沢に行くらしくオススメを聞かれたのでここを紹介しました。それくらい美味しいです。

甘酸っぱさが予想以上に大福とマッチ!
抹茶との相性も抜群でした!!


主計町茶屋街 〜ドルケの足跡を訪ねて

そのままお隣の主計町茶屋街へ。
こちらはひがし茶屋街とは違い料亭がほとんどを占める地域でした。
ここに来た理由は、せーはすでのDOLLCHESTRAを感じるためです。
野中ここなさんが佐々木琴子さんの写真を撮るのに熱中したあの場所を探して裏道に入ってみました。すると、確かに見覚えのある階段を発見!!

想像力で佐々木琴子さんが浮かんできそうな階段

なんとかその時の画角を思い出しながら写真を撮りました。

余談ですが、主計町茶屋街のそばには川が流れているので、真昼間ですが「眩耀夜行」が頭の中でずっと流れていました。


海鮮丼家 ひら井さん 〜みらぱの海鮮丼

ここまで来てやっとお昼時に。
2日目のお昼は昨日の時点で決めていました。
海鮮丼家 ひら井さんです。
ここは、みらくらぱーく!のお2人がせーはすで海鮮丼を食べていたお店です。
というわけで菅叶和さんが食べていたものと同じものを注文。

全部脂が乗っててヤバい

簡単にいうと、結構ヤバいです。
とてつもなく美味しいです。(いい意味で)脂がヤバい。朝食を食べ過ぎてしまったので食べ切るのは結構大変でした。1時間ほどかけてゆっくり食べました。そんな長時間もカウンター席に居させてもらってありがとうございました。

確実に、金沢に来たら行くべきお店だとお勧めします。

忍者武器ミュージアム 〜うい様の真似がしたくて

ひら井さんのある近江町市場から、もう何度目になるか分からないタクシーに乗車。ここから、にし茶屋街に向かいました。
この時のタクシーの運転手さんがとても良い人で、茶屋街から滞在していたホテルまでの帰り方や、にし茶屋街のおすすめなどを運転中に丁寧に教えてくれました。

というわけでまず向かったのは忍者武器ミュージアム、せーはすでスリーズブーケが見学していた場所です。
入場料を払って2階(ミュージアム)に入ると、名前を聞いたことあるような日本刀や、漫画やドラマで見たような忍者の武器が展示されていました。
すると、ある部屋で解説をしていたスタッフさんが私のトートバッグ(慈のアクキーをつけていました)を見た瞬間に
「ラブライバーの方ですか?」
と声をかけてくれました。返事をすると、部屋のある場所に案内をしてくださり、武器を手渡され
「こう持つとあの時のやつですよ!!」
と写真を撮ってくれた。
(バッチリ顔が写ってるので写真はごめんなさい…)
そう、せーはすで花宮初奈さんが武器を持っていたあのシーンの再現です。

そのあとは、そのスタッフさんが英語で武器の解説をしているのを、近くにいたドイツ人の男の人と2人で聞いてました。英語ができてよかった……!

最中が食べたい

そのまま、甘納豆かわむらさんへ。
ここは、スリーズブーケのお2人が忍者武器ミュージアムのあとに最中を食べていたお店です。
(ちなみに前述のタクシーの運転手さんは、このお店の甘納豆をオススメしてくれました。お土産で買いましたが美味しかったです)

ここで賞味期限が3分という最中を買いましたが、この瞬間にしてはじめて1人で来たことを後悔しました。周囲がグループやカップルでいる中ひとりで食べるのは寂しかったです。
ただ、とても美味しかったのは紛れもない事実なので、1人で行ったとしても食べて欲しいです!!


まさかの出会い 〜さらば単独行動

最中を食べ終わり次に何をするか悩んでいたところ、せーはすでも出てきた柚子乙女を買い忘れていたことに気がつきました。
ひがし茶屋街近くの八百万商店でも買えたのですが、そこにあったのがペットボトルだったので、瓶のものを探していました。そして、それが忍者武器ミュージアムにあったことを思い出したのです。

いそいで戻り1階のショップ内を見て回っていると、ある2人組が目に入りました。それもそのはず、見覚えのある "ぬいぐるみ" を付けているからです。
近づいてみると、やはりそれは、みらくらぱーく!のねそべりでした。
私はここで謎の勇気を振り絞り、
「2階はもう行かれましたか?」
と話しかけてみました。
すると、その2人組の方は私のバッグについた慈のアクキーを見てひと言、
「はろめぐー!」と返してくれました。
これで確認完了。この2人組と私は、同じ目的でここにいることがお互いに理解できたのです。

最初に来た時には1人だったので躊躇した手裏剣投げ体験を、私も混ぜてもらい3人で体験することになりました。
これはスリーブブーケが体験していたやつですね。花宮初奈さんが、悲鳴をあげながらも的に当てていたやつです。しかし思った以上に難しく、私はほぼ全部的に当たりませんでした……

そのまま、また2階のミュージアムにも一緒に行き、2人がまた花宮さんと同じ画角で写真を撮るのを手伝いました。
最後に目的だった柚子乙女(瓶バージョン)を買いお別れ…かと思いきや、先ほどの甘納豆かわむらさんに3人で行くことになりました。


ひとりじゃない最中 〜スリブと同じベンチで

先程は1人悲しみに浸りながら食べましたが、今回は1人じゃないので堂々といれます。
2回行ったことで、スリーズブーケのお2人が食べていた2種類の最中を制覇できたのも嬉しかったです。3人で、お2人が撮影で食べていたベンチを探し、そこで食べました。
雨こそまだ降っていませんでしたが、雨予報のため外は冷えた空気をしていました。その中で食べるアイスはちょっと厳しかったです。


花帆ちゃんのハントンライス 〜まだ続く1人じゃない旅

にし茶屋街での目的も全て果たし、次の目的地は夕食で行く予定のグリルオーツカさんでした。
さすがに先程の2人組とはここでお別れかと思っていたのですが、なんと着いてきてくださる事になりました。
……何故??
にし茶屋街からグリルオーツカさんへはそんなに離れていないので、3人で様々な蓮ノ空の話をしながら向かいました。ずっと1人で行動していた私は、この移動中会話をできることにずっと感動していました。

そして着いたグリルオーツカさん。せーはすでスリーブブーケのお2人がお昼を食べに来られていたお店です。
混雑具合の関係で、通されたのは撮影で使われたのとは違う部屋でした。ちょっと悲しい……
ここで頼むのはもちろんハントンライスです。
普通のサイズにしたはずなのに結構ボリュームがあります。今日は食べ過ぎているため心配だったのですが、結構簡単に食べてしまいました。
スリーズブーケのおふたりが2人で1皿を分けていたのも納得です。


おっきいけど気付くと食べ終えてる不思議

ケチャップとタルタルが合わさるとこんなに美味しいのかと人生ではじめて気づきました。
食レポが下手なので、間違ったことを言う前に終わらせます。


夜のひがし茶屋街 〜眩耀夜行がしたくて

グリルオーツカさんをでた後、私たち3人は突如
「眩耀夜行をしよう」という意見になったので、タクシーで直行し、写真をパシャリ。

夜のひがし茶屋街(雨)

しかし、ここでついに雨が降りはじめてしまい、ついて早々解散することに。
「またどこかで」
と挨拶をして2人組とお別れをしました。

ここまでが長い長い2日目です。


Day3

香屋さんへ 〜まさかのふたり旅

翌朝、前日の反省を踏まえて朝食もそこそこにして支度をしていると、Twitterであるダイレクトメッセージが届きました。
確認すると、まさかの昨日出会った2人組の蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんの方でした。
同行者が行けなくなったため香屋さんに一緒に行かないか、というお誘いのメッセージを頂きました。
香屋さんは、スリーズブーケのおふたりが香道を体験し、匂い袋を作っていたお店なのですが、予約の関係でひとり旅では諦めていたのです。なので、このお誘いに喜び参加させて貰うことになりました。

香屋さんで私たちに匂い袋作りを教えてくださったのは、なんとその時の撮影でも指導されていた方でした。
先生のお話では、あれ以来蓮ノ空のファンが多く来るようになり、ファンが持ってくるグッズを見るのが楽しみだそうです。私が持ってきていたみらくらぱーく!の寝そべりも「かわいい!」と好評を頂きました。
肝心の匂い袋作りですが、やり方はせーはすと完全に一緒なので、気になった方はそちらを見てください。
私は完全に自分の好みで、甘さの中に爽やかさがあるようなイメージで作っていたのですが、途中で先生にそれを伝えたところ、先生の顔がパッと変わり、せーはすの撮影時のお話をしてくださりました。
花宮さんはウイキョウとケイヒをふんだんに入れて「甘さ」に全振りした匂いを作っていたのに対し、楡井希実さんは花宮さんのに爽やかさを足した感じで作っていたそうです。
それを聞き喜びまくった私は勢いのままに完成させたのですが、私が作った匂いを "聞いた" 先生が仰ったのは、
「私が聞いた中だと1番のんちゃんが作ったのに近いかも」
ということでした。(先生は楡井さんのことをのんちゃんと呼んでいました)
喜べばいいのか恐怖すればいいのか分からない状態でしたが、自分が好きな匂いが完成したことは確かです。
ちなみに同行してくれた方はちょっと引き気味に笑ってくれました。

自作匂い袋withみらぱ


いっぷくやさんの金沢おでん 〜ドルケの思い出

香屋さんに誘ってくださった方と、そのまま近江町市場のいっぷくやさんに向かいました。
ここはリンクラの活動記録でも、キャストさんのせーはすでも登場している、絶対に外せないスポットです。
この日は3日間のなかで1番冷え込んだ日だったため、いっぷくやさんにも長蛇の列ができていました。
その中で注文したのは、車麩・バイ貝・赤巻き・ふかし・大根・こんにゃくです。
前の4種類は、せーはすでDOLLCHESTRAのキャストさんが実際に頼まれていたものです。
(大根とこんにゃくはただの私の好みです)
ここでおでんを食べながらですが、蓮ノ空のポスターがお店に馴染み、以前からある展示物のようになっていたことに一種の感動を覚えました。
これが、「実在性」というのかもしれません。


金沢蓄音器館 〜ふたたびひとり旅

いっぷくやさんで、昨日からご一緒した方とお別れをし、本当に「またいつか」の挨拶をしたのですが、近江町市場を出ると外はまさかの雪が降っていました。天気予報はみていましたが、実際に降っているのを見ると驚きです。
粒となりパラパラ吹き付ける雪を感じながら金沢蓄音器館さんへ。
ここは、2月の活動記録でシャッフルユニットが結成された時に、 "蓮ノ休日" のカードイラストもモチーフとなった場所です。
私は蓄音器の文化に一度も触れたことがないような時代に生まれたのですが、実物を見て音を聞いてみると、とても興味を惹かれるものでした。
館内を館長さんが回り、近くにいる人に解説をしてくださるのですが、ラブライブ!のトートバッグを持ちどうみても蓄音器の時代に縁のない年齢の自分にも、声をかけて周りにある蓄音器の説明を丁寧にしてくださりました。
お話は蓄音器にとどまらず、私の地元である東京に。館長さんからは
「金沢はここらへんでも土地が安いよ!」
「金沢に来れば家が簡単に建てられるよ!」
と金沢への移住を強く勧められました。皆さんもぜひご検討ください。


帰路へ

今回巡りたかった場所も全て回収することができ、金沢をこれでもかというくらい満喫することができました。
(蓄音器館の後に雪の兼六園を見に行ったのですが、1日目も言ってるので割愛しました)
もう帰りの新幹線を待つだけなので、お土産を選定する作業が始まります。

私の家は日本文化に縁のある家なので、基本的に家族は和ぽいものを好みます。なので妹には折り紙のピアスを買い、自分用にはひゃくまんさんのキーホルダーを買いました。

あとは食べれるお土産。
鳥鶏庵さんの烏骨鶏カステラだけは、元々買うと決めていました。
あまり注目されないのですが、りんく!らいふ!ラブライブ!では、夏休みに花帆が長野に帰った際にお土産として鳥鶏庵さんの袋をもっていました。またせーはすでも、体力テスト回で行った協力チャレンジでの成功ご褒美もこの烏骨鶏カステラです。
家に帰ってから家族で食べましたが、普段食べるカステラよりぎっしりしていて美味しかったです。

終わりに

はちゃめちゃに長い文章となってしまって申し訳ないです。
文章力の関係もあり全てを事細かに書くことができませんでした。しかしそのおかげで、まだ金沢に行ったことのない方にネタバレをせずに済んでいるかもしれません。
蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんはぜひ金沢に行ってください。

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