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構築研究発表会:シークレットクライシス編「月夜に吠えろ、光の十闘士」

はじめまして


まずははじめまして。私は「カードショップあまくだり」さんを拠点に、関西地方のテイマーバトルやリモートなどを中心にデジカを楽しんでいる無名テイマー「マサオ」と申します。よろしくお願いします。

店員さんもデジカをやっていてめちゃくちゃいいところです。

よくお世話になっているDiscordの鯖にて、noteを書く文化ができつつあるのでその波に乗ることにさせていただいた次第です。因みに周りの方からは「ミラージュガオガモン」のイメージがついてるらしいです。

あまくだりさんでデッキを買わせていただいてそのまま優勝しちゃいました。

ここからが本題

さあ、私の話などはどうでもいいことでしょう。それではそろそろ本題に入らせていただきます。先日デジモンカード第17弾「シークレットクライシス」が発売されましたが、皆様新環境を楽しんでおられるでしょうか。

これを期にアマプラで映画観まくりました。

新環境に入り、皆様も様々なデッキに触れられていることでしょうが、その中でも私が個人的に一番気に入ったデッキが、今回の議題のメインでもある「青ハイブリッド」です。今回は「青ハイブリッド」について、私自身が現段階で至っている研究成果を発表できればと思っています。当然ながら無料ですので良ければ最後まで見ていってください。

「青ハイブリッド」とは

まず「青ハイブリッド」とはどんなデッキなのかについてですが、基本的には「アグロ」と呼ばれるタイプのデッキですので、とにかく数多く攻撃をし、セキュリティを削り切って勝つことを目指すデッキとなっています。そのために使用するギミックが、アニメ「デジモンフロンティア」でも使用されていた「スピリットエボリューション」、テイマーがデジモンに進化するシステムですね。

テイマーはデジモンより除去が難しいうえに、メモリーを確保してくれるカードが多いので、増やしたメモリーを活かしつつテイマーをいっぱい並べながら打点を稼ぎつつ、テイマーからの進化で奇襲をしかけて勝利を目指すデッキとなっています。

デッキレシピ


採用カード

デジタマ
ワニャモン(BT11)×4

青のテイマーがいたら攻撃時に1ドローするデジタマ。育成から出したデジモンをガンガン殴らせて手札を稼ぎましょう。

プカモン(BT14)×1

ウッコモンを採用しているし、5枚目を採用しています。ついでにジャミング付けて殴れるウッコモンは普通に強いです。

Lv3
ウッコモン(BT16)×4

テーマ外カードですが最強なので採用しました。手札を稼ぎつつ、育成を進めて攻撃速度を加速できるので相性もいいかと。

ストラビモン(BT7)×4

登場時に「ハイブリッド体」と「源輝二」をサーチできるカードです。優秀ではありますが「十闘士」が回収できないためこのデッキの切り札でもある「エンシェントガルルモン」をサーチできない点には注意です。進化元効果も優秀で、攻撃してセキュリティ負けした際や、各種ヴォルフモンの進化した時のデメリット効果の自爆を「テイマーの踏み倒し」というメリット効果に変えることができます。

ストラビモン(BT17)×4

「シークレットクライシス」にて登場した新たなストラビモン。こちらは「ハイブリッド体」だけでなく「十闘士」も回収でき、テイマーも進化元効果さえ持っていれば「源輝二」である必要もないため、幅広くサーチができるカードです。進化元効果も優秀で、攻撃しながらテイマーを大体1~2コストで展開できるので、次のターンの打点確保に貢献してくれます、

Lv4
ヴォルフモン(プロモ)×3

進化時に1コストで突然「エンシェントガルルモン」に乗ることができるパワーカード。トレーニングのディレイを使ったり、3保障テイマーを置いておくことで進化した「エンシェントガルルモン」が攻撃できるのでできる限りそういったした準備の下、進化しておきたいですね。

ガルムモン(BT17)×4

成熟期のデジモンですが、黄色のテイマーから3コスト、「源輝二」から2コストで進化し、更に同じレベルである「ヴォルフモン」からも1コストで進化できるデジモンです。攻撃時に1ドローしながら、手札のハイブリッド体に進化できます。しかも進化コストが-1できるので、「ジェットシルフィーモン」や「ヴォルフモン」に0コスト進化が可能です。攻撃時の1ドローで手札が増えるので攻撃しながら「源輝二」の進化元効果や「エンシェントガルルモン」の効果を発揮できる点も優秀です。

ヴォルフモン(BT17)×4

「ガルムモン」と同じく、様々な進化条件を持っています。進化時に進化元にガルムモンがいれば「エンシェントガルルモン」に3コスト進化ができるカードです。この効果を使うとターン終了時に消滅してしまいますが、「ガルムモン」と合わせて連続進化をして、セキュリティを一気に持っていこうというのがこのカードの狙いです。

Lv5
ジェットシルフィーモン(BT7)×1

制限カードです。シークレットクライシスの「ガルムモン」と「ヴォルフモン」が何故か黄色を持っているのでこいつに進化できます。「ガルムモン」の効果と自身の効果を合わせてリカバリーをしつつ軽量進化、そして「エンシェントガルルモン」や「ウェヌスモン」に進化するのがこのカードでやりたいことです。

ベオウルフモン(BT17)×2

完全体のデジモンですが、トラッシュに「ヴォルフモン」と「ガルムモン」がいれば、それらを「源輝二」に差し込むことによってそのまま進化できます。実質トラッシュからのカード回収ができ、そのうえで相手のデジモンやテイマーの動きを止め、更に「源輝二」の進化元効果でメモリーを確保することもできます。そして「エンシェントガルルモン」や「ウェヌスモン」を重ねてゲームエンドへと持っていく役目を果たすカードでもあります。

Lv6
エンシェントガルルモン(BT4)×2

このデッキの準主役と言っても過言ではないカードです。攻撃時にデジモンを最大2体アクティブにでき、連続攻撃で勝負を決めに行く役割を持っています。実質的なセキュリティを割れる枚数がこちらの方が多かったりと、新しい「エンシェントガルルモン」にはない利点を持っています。基本「ヴォルフモン」たちの効果で進化するためすぐに消滅しがちですが、消滅しても盤面にデジモンを展開できるため、最低限の打点維持の役割も果たしてくれます。

ウェヌスモン(BT10)×3

はい、最強です。正直このデッキの中で一番強いと個人的には思ってます。なぜか新しい「ハイブリッド体」たちが黄色いため、無理なく採用して、進化も簡単にできます。こちらが攻撃に対してカウンターの準備をしていた相手の動きを完全封殺した上で次のターンでのフィニッシュを目指すためのカードです。相手のアグロムーブもこれ1枚で止まりますし入れ得だと思います。

エンシェントガルルモン(BT17)×4

このデッキの主役カードですね。「ヴォルフモン」や「古の守護神」の効果や、自身のデジクロス効果で簡単に出すことができ、登場時進化時に最低レベルバウンスし、自分ターン中1回制限で誰かの手札が増えた時にセキュリティを強制的に手札に加えさせます。自身の効果でもいいですし、新しい「ヴォルフモン」や「ガルムモン」の進化元効果でドローした時でもOK。なんなら「メンタル・トレーニング」でサーチをするだけでも効果が誘発します。この効果を駆使して相手のセキュリティを削りつつ、「ウッコモン」や「ハイブリッド体」で小突きながら勝利を目指すのがこのデッキの基本戦術ですね。消滅時にもトラッシュからカードを回収しつつテイマーを展開できるため、ただではやられないのも相当優秀です。

Lv7
デクスモン(BT9)×1

この「青ハイブリッド」というデッキはスピードとドローによる安定感は確保できるものの、横展開で盤面を制圧されたりACEを構えられることにすごく弱いです。そんな弱点を克服するために採用しています。全体退化&除去が弱いはずもなく、正直入れ得かなと思いました。ドローや「ウッコモン」のサーチもあるため、手札に引き込むこと自体はそんなに難しくないです。
困ったらとりあえず投げて相手を絶望させましょう。

テイマー
源輝二(BT7)

このデッキのシステムの根幹とも言えるカードですね。置いてるだけじゃ何も効果を発揮しませんが、手札5枚を自身の下敷きにすることで、突然究極体に進化できます。今回は「マグナガルルモン」に乗る必要性、手札に確保できそうな「ハイブリッド体」の数などを考慮した結果、採用は見送らせていただきましたがね。それでも「源輝二」という名称、そして進化元効果が優秀なため、それだけでも採用価値が余裕であります。ブロックされない効果を使えば現環境最強の生物、「マグナモンX抗体」も怖くないですからね。

源輝二(BT17)

新しく登場した「源輝二」です。よくある4コスト3保障テイマーをもらえたのはこのデッキとしてはめちゃくちゃ有難いのは言わずもがなでしょう。進化元効果もジャミングをつけれるのは優秀で、より攻めっ気を加速させてくれるカードですね。

オプション
メンタル・トレーニング×4

いつもの汎用カードですね。デジモンからの進化にしか使えないため、「ハイブリッド体」っていうシステムと相性が悪そうに見えますが、そもそも「ヴォルフモン(プロモ)」に進化する際に使えますし、なにより「源輝二」を拾いたいときに拾えなかった時の方が悲惨なので、「メモリーブースト」系統より優先して採用しています。

古の守護神×2

赤色がついていますが、テイマーか「ハイブリッド体」がいれば色条件を無視できますので、このデッキでは簡単に発動条件を満たせます、トラッシュのカードを回収しながらテイマーの展開を行ったり、お手軽に「エンシェントガルルモン」を登場させられるのもこのカードの優秀な点です。

不採用だが採用余地のあるカードたち

ストラビモン(BT6)

進化元効果で攻撃するだけでお手軽にメモリーを確保できるのは強いですが、登場コストも重いし、育成進化する以外の使い道があまり考えられなかったため、採用を見送りました。

マグナガルルモン(BT7)

シークレットクライシスが発売される前まではこのデッキタイプのエース的ポジションのカードでしたが、戦略が「ハイブリッド体」より「十闘士」に寄り始めたため、使いづらさの方が目立つと思った結果、不採用となりました。

ブルー・メモリーブースト!!(プロモ)

まあ汎用カードですね。メモリー確保がディレイでできるのは強いですが、テイマー回収ができないのを嫌い、採用を見送りました。

ヴァルキリモンACE(BT16)

何故か黄色いから採用できるカードその1。カウンター性能としてはピカイチですが、Lv5の状態でデジモンが場に残ることが少ないので採用は見送っています。

シャイングレイモン:ルインモード(EX4)

なぜか黄色いから採用できるカードその2。簡単に黄色のLv6を用意できるデッキですし、ドローやサーチも豊富なデッキなので進化すること自体は簡単ですが、弱点の克服という点ならば「デクスモン」、相手をゲームエンドに追い込みたいという目的なら「ウェヌスモン」で十分と判断し、採用を見送っています。

シャイングレイモン:バーストモードACE(BT17)

なぜか黄色いから採用できるカードその3。ルインと同じく簡単に黄色のLv6を用意できるため、カウンター盤面自体は簡単に成立しますし、登場時と進化時に関してはテイマーの色指定がないため、除去性能そのものは保障されています。まだ机上の空論の段階であるため、採用を見送っています。

高石タケル(BT1)

デッキ軸そのものを変えた方が強そうだから採用しなかったカードその1。新しい「ガルムモン」と「ヴォルフモン」が黄色いテイマーから進化する性質上、こういったカードも採用候補に含まれます。セキュリティ落ちも回避できるため、優秀なカードだと思います。

織本泉(BT7)

デッキ軸そのものを変えた方が強そうだから採用しなかったカードその2。
セキュリティ落ちした「ハイブリッド体」または「十闘士」を回収できる黄色いテイマーですが、そもそも黄色いカードが多くなりがちなデッキだから「高石タケル」で事足りそうという印象です。進化元効果を持つテイマー、というメリットはありはしますが…

八神太一&八神ヒカリ(BT9)

デッキ軸そのものを変えた方が強そうだから採用しなかったカードその3。
他のテイマーと合わせて3保障をしたうえでさらにメモリーを確保できる黄色テイマー。赤も持っているため、これを出せることによって「サンライズバスター」などの強力なオプションが採用候補にもなってくるカードです。

ホーリーエンジェモンACE(BT14)

デッキ軸そのものを変えた方が強そうだから採用しなかったカードその4。
雑に登場して、リカバリーをしつつLv5を用意するだけでも強いです。オーバーフローのデメリット以上に「エンシェントガルルモン」や「ウェヌスモン」の早期着地は強そうです。

最後に

如何だったでしょうか。最初にも言った通りこれはあくまで「研究発表」です。結果を出したからというものでもなく、まだまだ正解にたどり着いてはいません。ただの途中結果になります。そもそもデッキの研究に終わりなんてないんですけどね。よければこの記事を見ての意見もいただきたいですし、この記事がデッキ構築の参考なったというなら幸いです。不定期にはなりますが、これからも発信はしていきたいと思いますので、お暇なときにでも覗いていただければ幸いです。


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