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Light(two)

二人のことを大変に好ましいと思っている。
何度も何度も力をもらっており大会を見ている回数は人よりも少なくはあるが、ずっとずっと見続けたい二人。

両国メインが決まった時は「ついに」と思った。
積み重ねてきた二人がそれぞれ2023年11月の両国でベルトを手にして持ち続けたままに2024年の7月を迎えるのだ。なんて喜ばしいんだろうと思って。
決まってからずっとずっとふつふつと嬉しい。
手を伸ばせば見たかったものが見れてしまうのだ。

2024年6/29のインターネットサイン会が珍しく二人だけで行われていたのだが。
両国で対決をする二人がインターネットサイン会を一緒にやるって、あんまりないよなあ、過去に確か竹下上野対決の時は、一緒だったのをずらしてたよなみたいな記憶もあり。だからこそ「らしい」と思っていて。


結局きっちり終わらせてそれじゃねって帰る上野、呑んじゃってのんびりになっちゃって最後まで居残りしてたMAOと、なんとも良い塩梅であった。

この翌日の後楽園サウナカミーナ対決の後に家出をぶちかました。後述するがMAOに家が出来たことを喜んでいたのに!家があるということは家出まで見ることができて、かつ、帰宅も見れるということなのだなあと思った。
ダムネーション家以外はすんなり馴染み美味しいご飯食べさせてもらったりいつものようにやったり檄をもらい結果、この人にしか作れないものを作り出して。 

それを見ている上野勇希の1400文字超えの長文の愛おしさと。


わたしはこの大会がほんとうに好き。はじまりだと思う。
MAOマイクベイリーとのMoonlightExpressも2024年の今でもひたひたと続き、なんとなくの糸が互いの指に巻かれているようで嬉しい。
よくある赤い糸ではないものが。
マオベイリーはずっと一緒のイメージが強かったので。離れ離れになってしまったところで「家」がMAOさんに出来たのが嬉しかったのだ。
何したって帰るところが出来たのだ!あとは単純に好ましいなと思ってるふたりが同じチームだ、やったー!みたいな気持ちだったんです。

タッグといえばのしゅんまおやbakagaijinチームとも、同じユニット内だからこその信頼があって、でももう一つギアを入れたような、だけど付かず離れずのようなまた違う信頼がずっとある気がしている。その信頼に触れると泣きそうになるのだ。眩くて大切なものを見ているような感覚なんだと思う。

考え方とか生活も異なっている。影響される部分もなくはないのかもしれないけれど。でもずっとリングでは「ひとり」で立ち向かっているのに双方で「あなたがいるから」ここまでこれた二人。

完全なビジュアルである。
あなたになら背中を預けられるバディのようであり、でもバディっていうにはずっと一緒にいるわけでもなく、温度も湿度もひどくちょうど良い二人。
甘くべたべたしている訳でもなくさらりとしていて、それでも中に信頼があって。わたしの思うパートナー理論に似てもあり見ていると心地よいのかもしれない。

それが家出を皮切りに熱を帯びてきて。
熱も帯びさせられる二人なのだなと嬉しくもある。


新潟の試合。二人とも重さが増していて、すごくすごく良かった。
勝俣さんと遠藤さんがいたからできた試合。


熱を帯びた7.21に未来を見ている。
どちらかのではない二人の未来。
あなた達ならば大丈夫という感覚。

上野勇希とMAO、それぞれのチャンピオンロードを見ているうちに「無敵」という言葉が浮かんでいた。二人を倒せるのは誰だろうって団体を見ている人なら考えたりすることもあると思うのだけど。それは好きな選手であって欲しいとかもあると思うのだけど。

無敵の二人なんて、映画のタイトルみたい。
無敵のあなたを倒すのはあなたであって欲しい、無敵を倒すのは無敵じゃないと嫌だなと思ったのであった。だけど無敵のあなたを支えるのも無敵のあなたであって欲しい気持ちもある。欲深い女ゆえどちらも応援したいのだ。

上野勇希からベルトを獲る、獲るは何だか違う気がするな。
うーん…一番近い言葉は託される……違うな、あ、バトンを受け取るのはMAOであって欲しいという気持ち。それと一緒にまだまだバトンを渡さないで、という気持ち。

新潟、いわゆる前哨戦ラスト!
試合後のコメント


「勝てるってこと」「勝ちたい」
どっちが強いかやったろうじゃん!なの嬉しいね。好ましいね。
そして急にMAOが主張をしたので、ひっくり返りました。
リライト…!対してDDTになる、の、上野…!助けて!!

いつだってこうなったら面白いなって方向を望んでいるし大概そうなってゆくものでもあるとも思うのだが。そこに辿り着くオールを持っているのは、その人たちであり。オールを持ってぶん殴り合う二人を岸辺から見て応援というよりは、どぶんと自分も水に浸かって応援したい。なんなら一緒にオールを持ちたい。

だって「どうなっても面白い」のである。
ワクワクしてソワソワして多分メインでめちゃくちゃ泣くと思う。わかる。決まってから毎回じんわり目を潤ませているのだから。ウォータープルーフのマスカラどころではないかもしれない。おそらくは目の腫れを気にすべきである。


ほんとうお手紙を書こうかなと思っていたのだけれど「あなた」「達」に書くことがとても難しかった。怪文書チーム(?)としてはと思っていたのではあるが。
私の気持ちがどうにも落ち着かなかったのだ。それでいてとんでもねえ公開ドドドドラブレターフロム北海道であり。毎回どうにでもなれー!みたいな心意気で文章を認めている。

光 (Re-Recording) /宇多田ヒカル SCIENCE FICTION

「テレビ消して 私の事だけを見ていてよ」
二人が主役の未来を見ていましょう。


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